『最後の晩餐』 ミラノ ⑮【フランス・スイス・イタリア】 [アルプスの旅2010]
7月21日 ミラノ
レオナルド・ダビンチの『最後の晩餐』
サンタ・マリア・デッレ・グラジエ教会の’旧食堂’にある世界遺産です。
館内は写真撮影厳禁、WEBにある写真を例外としてお借りし掲載します。
夏の観光シーズンは事前に予約しておかなければ見れないほどの超人気。
直接WEBで予約をチェックしましたが、3週間以上先まで完売。
次善の手として現地でのツアーをチェックし何とか二人分確保した次第です。
というのも、保全・保安の為、15分毎に25人に限定する入場制限あり。
入口から食堂までは、4枚?くらいのガラス戸に仕切られたセクションがあり、 数分おきにガラス戸が開くたびに進んでいきました。
どんなモノが見れるのかワクワクさせられます。
これもドラマティックな演出なのか?(笑)
最後のガラスドアの前に着きました。
最後の晩餐はドア越しには見えません。
どうやら右手の壁にあるようです。 前回の見学グループが退出していきます。
やっと、最後のドアが開きました。
入ると右手に、大壁画が目に飛び込んできました。
『最後の晩餐』 です。 高さ4M、幅9Mの大壁画です。
修復された壁画は、上の写真と比べると、明るくスッキリとした水彩画のような鮮やかさ。 ハットさせられます。
また、修復の作業がいかに困難であったか察せられます。(下記の写真もWEBより借用)
でも、そういった絵画としての世界遺産としての評価もさることながら、
この壁画に描かれたイエスと弟子、裏切り者に対する告知をする最後の晩餐の光景にも興味をひかれました。
『あなた方のうちの一人が、私を裏切ろうとしている。』
キリストが12人の弟子に向かって、自分を裏切るものがいると語っている。
真ん中のキリストから左手の3番目の男・・・ ユダがキリストを売ったのです。
いつの時代にも、どこにもユダはいます。→ 気をつけましょう。(笑)
裏切りの動機・背景は妬み、愛憎・・・・・・・・・・
人間の性なんでしょうが、裏切りは誰しも、許しがたいことです。
でも、それを許したキリストの慈悲深さ。
ユダも良心の呵責もあり、最後は悲惨な最後でした。
裏切った人は、心に負の部分となって消え去ることはないと思います。
まだ、裏切られたほうがいいのです(笑)→ (^_^)v
チョット、それちゃいましたが(笑)、
神秘的で厳かな15分の鑑賞はあっという間に過ぎてしまいました。
(***でも、一つの大きな壁画を15分、広間に25人のみですのでゆったりと見れました。)
ツアーはこの『最後の晩餐』で終了解散となりました。
朝一番で スカラ座 → エマニュエル2世カレリア → デュオモ見学 → スフォルツァ城の中庭を巡回 → ここサンタマリア・デッレ・グラジア教会という半日ツアーでした。
スカラ座
スカラ座の内部
劇場のホールです。右の銅像はプッチーニ。
左手にいくと劇場の上部階のコンパートメント席ですが、なぜか撮影禁止。(素晴らしい豪勢な内部ですが・・・ 残念)
エマニュエル2世のガレリア
この吹き抜け風回廊が4方向にアーケードとなっています。
デュオモ内部のステンドグラス
鮮やかの色使い、多くのステンドグラスから教会の中へ差し込む光が神秘さと厳かな気分をかもし出しています。
スコルフィオ城の中庭
ミラノにあるルネッサンス時代の最大の宮殿。
その後城塞化。 なんと高さのあること!
中には数々の博物館、美術館があり、全部見ようとすると3日間かかるそうです。
デュオモに戻って、近くのデパートでショッピングと昼食。
Spaghetti Pomodore(いわゆるナポリタン)→
私が選んだパスタ(一見、そばのようで美味しそうだったが、失敗)
ミラノでの最後の一日でした。
ホテルに戻って、荷物をピックアップ。
タクシーでマルペンサ駅へ向かい、マルペンサ急行に。
デュオモの上部、エレベータで屋上に登れます。
レオナルド・ダビンチの『最後の晩餐』
サンタ・マリア・デッレ・グラジエ教会の’旧食堂’にある世界遺産です。
館内は写真撮影厳禁、WEBにある写真を例外としてお借りし掲載します。
夏の観光シーズンは事前に予約しておかなければ見れないほどの超人気。
直接WEBで予約をチェックしましたが、3週間以上先まで完売。
次善の手として現地でのツアーをチェックし何とか二人分確保した次第です。
というのも、保全・保安の為、15分毎に25人に限定する入場制限あり。
入口から食堂までは、4枚?くらいのガラス戸に仕切られたセクションがあり、 数分おきにガラス戸が開くたびに進んでいきました。
どんなモノが見れるのかワクワクさせられます。
これもドラマティックな演出なのか?(笑)
最後のガラスドアの前に着きました。
最後の晩餐はドア越しには見えません。
どうやら右手の壁にあるようです。 前回の見学グループが退出していきます。
やっと、最後のドアが開きました。
入ると右手に、大壁画が目に飛び込んできました。
『最後の晩餐』 です。 高さ4M、幅9Mの大壁画です。
修復された壁画は、上の写真と比べると、明るくスッキリとした水彩画のような鮮やかさ。 ハットさせられます。
また、修復の作業がいかに困難であったか察せられます。(下記の写真もWEBより借用)
でも、そういった絵画としての世界遺産としての評価もさることながら、
この壁画に描かれたイエスと弟子、裏切り者に対する告知をする最後の晩餐の光景にも興味をひかれました。
『あなた方のうちの一人が、私を裏切ろうとしている。』
キリストが12人の弟子に向かって、自分を裏切るものがいると語っている。
真ん中のキリストから左手の3番目の男・・・ ユダがキリストを売ったのです。
いつの時代にも、どこにもユダはいます。→ 気をつけましょう。(笑)
裏切りの動機・背景は妬み、愛憎・・・・・・・・・・
人間の性なんでしょうが、裏切りは誰しも、許しがたいことです。
でも、それを許したキリストの慈悲深さ。
ユダも良心の呵責もあり、最後は悲惨な最後でした。
裏切った人は、心に負の部分となって消え去ることはないと思います。
まだ、裏切られたほうがいいのです(笑)→ (^_^)v
チョット、それちゃいましたが(笑)、
神秘的で厳かな15分の鑑賞はあっという間に過ぎてしまいました。
(***でも、一つの大きな壁画を15分、広間に25人のみですのでゆったりと見れました。)
ツアーはこの『最後の晩餐』で終了解散となりました。
朝一番で スカラ座 → エマニュエル2世カレリア → デュオモ見学 → スフォルツァ城の中庭を巡回 → ここサンタマリア・デッレ・グラジア教会という半日ツアーでした。
スカラ座
スカラ座の内部
劇場のホールです。右の銅像はプッチーニ。
左手にいくと劇場の上部階のコンパートメント席ですが、なぜか撮影禁止。(素晴らしい豪勢な内部ですが・・・ 残念)
エマニュエル2世のガレリア
この吹き抜け風回廊が4方向にアーケードとなっています。
デュオモ内部のステンドグラス
鮮やかの色使い、多くのステンドグラスから教会の中へ差し込む光が神秘さと厳かな気分をかもし出しています。
スコルフィオ城の中庭
ミラノにあるルネッサンス時代の最大の宮殿。
その後城塞化。 なんと高さのあること!
中には数々の博物館、美術館があり、全部見ようとすると3日間かかるそうです。
デュオモに戻って、近くのデパートでショッピングと昼食。
Spaghetti Pomodore(いわゆるナポリタン)→
私が選んだパスタ(一見、そばのようで美味しそうだったが、失敗)
ミラノでの最後の一日でした。
ホテルに戻って、荷物をピックアップ。
タクシーでマルペンサ駅へ向かい、マルペンサ急行に。
デュオモの上部、エレベータで屋上に登れます。
「15分毎に25人に限定する入場制限あり」、そうですよ、ごった返すような人混みの中で見るのはイヤですよねえ。日本もこういう部分をマネてほしいのですが。
by Terry (2010-11-21 11:55)
こんにちは!2001年Ⅰ月にイタリアへ「最後の晩餐」には入場できませんでした。残念です!有名どころでは撮影禁止の所が多いですね!
by シラネアオイ (2010-11-21 11:57)
こんにちは^^
15分の見学時間で、ゆっくり見られましたか? わたくしはウィーンであの有名な宮殿、名前忘れましたが、まるでトコロテン式に押し出されるように説明を聞きながら歩いて行くというやり方のため、
内容より、その記憶が強く残ってしまいました。
ヨーロッパは有名な建物、絵画、歴史があるだけに観光客も凄いですものね。
しょうがないのかもしれません。
by mimimomo (2010-11-21 12:39)
前回のイタリア旅行(昨年3月)では、最後の晩餐を見損ないました。次回、いきたいものです。正雪/映画ダビンチコードの絵画ですね。
by テリー (2010-11-21 14:01)
ところてん式の美術館は辛い物があります。
両手指で枠を作って眺めていたら、写真撮るな~ガクッ!
最後の晩餐・・・私なら何を所望するだろう?
by OJJ (2010-11-21 14:43)
無教養な私は、この有名な絵画がこんなに大きなものとは知りませんでした。あまり芸術作品に対して興味がない私なら、15分前で飽きてしまう可能性が大です。ルーブルでモナ・リザを観た時も3分間もったかどうか…?あるいは生まれながらの性格で同じ場所に立ち止まるのが苦手なのかも?せっかく山に登っても、いつもすぐに降りてしまいます。
by makiwarikun (2010-11-21 15:25)
15分ごとに入れ替えでそれぞれの絵の鑑賞は数分ごとですか、ゆっくり見てはいられませんね。でも最後の晩餐などの名画になると、事前知識も豊富でしょうから、素直に感動できてしまうのでしょうね。
裏切られたほうがいい・・・ちょっと複雑です。
by tochimochi (2010-11-21 16:47)
ミラノへは出張で行ったのですがなんだか忙しかった上に、チケットが取れなくて最後の晩餐は見れず、スカラ座も内部に入れませんでした(涙)。かろうじてドゥオモの頂上に登ったのと、毎日スフォルツェスコ城の中を横切って(笑)ランチに行ってました。
by opas10 (2010-11-21 17:05)
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追記しましたが、大きな広間(食堂)に25人のみ、15分間はゆったり鑑賞できます。 (^_^)v 見る絵は『最後の晩餐』のみです。(もう一枚反対側に絵がありますが・・) その間案内人が説明してくれます。 ですから1時間100人に入場制限されています。 旅行会社は数ヶ月前に彼らのリスクで一定数チケットを押さえてしまいます。 その分一般へ廻るチケットは限られます。個人でとる場合は数週間前以前でないと予約は難しい状況です。 文中”よくじっくり読んで”いただければお分かりだと思いますが・・・
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by Jetstream777 (2010-11-21 19:31)
Terry さん、
貴兄のご意見に全く賛成です。 でも、結果的に入場制限ということになります・・・ 現地ツアー会社のツアーは市内観光が含まれ割高となりますが、ほとんどの方は『最後の晩餐』が目当てです。(笑)
シラネアオイ さん、
日本からのツアーですと、出発前に旅行会社から事前に現地へ手配してもらわないとチケットは手に入らないでしょう。 シーズンですと、2ヶ月前でないと無理かもしれませんね。 残念でしたね。
mimimomo さん、
コメントしたとおり、鑑賞自体は15分ありますし、ゆったりとできましたが、あっという間に過ぎました。(笑) 修復した壁画の保存という観点からも、空調管理、入場制限は必要なのでしょう。 案内人の説明は数分のみですので、あとは自由に眺めれます。 (^_^)v
by Jetstream777 (2010-11-21 20:01)
イタリアで本物のパスタとピザが食べたいな~~♪
by よしころん (2010-11-21 20:13)
テリー さん、
実は現役時代、ミラノには仕事でなんと数十回もいってるんです。 そのたびにお客さんから、チケットを取っておいてあげるといわれたのですが、仕事では、予定変更があたりまえなので無理でした。 仕事から解放されないとダメです。(笑) 3ヶ月前から予約可能のようです。 既にご存知と思いますが: http://www.vivaticket.it/evento.php?id_evento=298097&op=cenacoloVinciano&change_language=1 一杯なら、私のように現地の旅行会社に最後の晩餐を含む市内ツアーを申しこむことですね。
OJJ さん、
写真撮影禁止はフラッシュで壁画を傷めないようにする目的と希少性を維持しておきたいという教会側の思惑があるでしょう。 仕方ナイですね。(笑) 最後の晩餐は何を?・・・ 複雑ですね(笑)
makiwarikun さん、
私の知人でいましたよ、ルーブルへいったら、ミロのビーナスとモナリザだけを見て出て行きました。(笑) 私は、山での頂上でのんびりと1時間ほどはいます。 現役時代は時間に追われていましたが、いまはマイペースでのんびりとやりたいですね。(笑)
by Jetstream777 (2010-11-21 20:55)
tochimochi さん、
ハイ、せっかく見るのですから、出来るだけ事前に知識を入れておきました。(笑)
”裏切られたほうがいい・・・ちょっと複雑です。”→ 世の中、大方裏切ったものが生き残っている、出世する、富を得る というのが現実ですね。 政治でもビジネスでも。 でも、裏切ったら、そのことが重荷になって残りますね。そういったことはしたくないという意味です。(笑)
でも、裏切ったひとはそういったことを感じないんでしょうね。 だから生き残れるんです。(笑+呆) 私は、そんな重荷を背負いたくありません、自由に生きたいのです。 ザックだったら背負いますが(笑)
opas10 さん、
私の経験からも、多分商用では無理でしょう。(悲)
でも、現地のツアー会社にキャンセル待ちを申し込めば、可能性はあるかもしれません。 貴兄、イタリーでは様々な建築物があるので、きっと楽しまれたことと思います。(^_^)v 是非、また行ってください。
by Jetstream777 (2010-11-21 21:00)
芸術の最高峰「最後の晩餐」を堪能してきたなんて・・・うらやましい
本物を目の前にしたら、心が震えるでしょうね。
近い将来絶対!見に行くぞーと今(^_^)v決心しましたヨ。
by チェリー (2010-11-21 21:01)
よしころん さん、
パートナーにお願いして、早く時間をつくってもらってください。(笑) ついでに、イタリアアルプスのドロミテへトレッキングに行かれたらどうですか? スパゲッティはシンプルなトマトが一番です。(^_^)v
by Jetstream777 (2010-11-21 21:05)
チェリー さん、
最後の晩餐とその食堂へ至る過程が、厳かでワクワクします。 行かれる場合は、出来るだけ早い予約がいいでしょう。 何日、希望の時間帯を旅行会社に伝えれば、手配は可能です。 一見の価値はあり? 他にも見所は一杯です。
by Jetstream777 (2010-11-21 21:20)
宗教の力って凄いなーと建築物や絵画を見ると思います。
大勢の観光客が出這入りするためイタリアの有名な建築物や絵画が
劣化して頭が痛いというような記事を最近見かけましたので人数制限は
良い方法なんではないでしょうか?
by ラック (2010-11-22 00:17)
爺も最後の晩餐は見て来ました。
30分ほどで入れました。あんな所にあるとは見るまで信じられませんでした。
by 旅爺さん (2010-11-22 07:00)
最後の晩餐、そのものが世界遺産なんでしょうか?
入場制限、名画を後世に残してゆく手段として止むをえない
事でしょうね、見て見たいです!!
by koh925 (2010-11-22 10:04)
素晴らしい芸術に触れるのも
いい経験ですね。
私のような芸術には全く無縁のものでも
本物に触れると、ゾクゾクします。
こういう時間もたまにはとるべきですね。
なかなかできませんが・・・。(^^ゞ
by nousagi (2010-11-22 11:58)
ラック さん、
予約入場はいい方法と思います、 入口で行列をつくり、長い間またされるのは疲れます。 日本混雑するところは、もっとNETで予約を取れるようにすべきでしょうね。
旅爺 さん、
さすが、旅の達人ですね。 (^_^)v 私もあんなところにあるとは。
元々教会の食堂であったところですし、行列もつくってないし目立たない。(笑)
koh925 さん、
最後の晩餐の壁画とその建物が世界遺産のようです。 予約が取れれば、待ち時間もなく確実に見れるからいいですね。 一見の価値はありそうでした。(笑)
nousagi さん、
じっくりと静寂のなかで鑑賞できました。 (^_^)v ピカソの絵なんか抽象的しすぎて難しいのですが、こういった歴史的な絵画は私にでもなんとなく興味をひかれ、分かりやすいです。(笑)
by Jetstream777 (2010-11-22 20:48)
さすがですね
静かにゆっくりみたいです
本物を見たことがありません
見たいです^^:
最後の晩餐
ひろたんはなににしよかな・・・
by ひろたん (2010-11-22 21:56)
15分で25人っていう制限のかけ方は
良いですね!
by ハイマン (2010-11-23 11:19)
ひろたん さん、
最後の晩餐、なにを? 考えちゃいますね。(笑)
ハイマン さん、
待たずに見れるというのはいいですね。 このシステムのおかげ!
by Jetstream777 (2010-11-25 20:34)