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日帰り最難関といわれる平ヶ岳、 私でも登れました。 [百名山歩き]

7月6日 [曇り]  百名山のなかでも日帰り最難関と云われる平ヶ岳、非力な私でも登れました。 [わーい(嬉しい顔)]

B30平ヶ岳.jpg

秘かに いつか 平ヶ岳を登ってみたいと志していらっしゃる方、ぜひじっくり読んでください。(^-^)v
少しは参考になるかもしれません。

平ヶ岳、あまり知られてない山だが、 知る人ぞ知る玄人好みの山。

百名山中、日帰り登山としては最も過酷なロングコース。
今年10番目の百名山は、奥利根源流の秘境の山
単に山歩きという気軽さとは縁遠い 平ヶ岳だ。 
ウルトラCコースもあるが・・・
ここは堂々と鷹ノ巣から正攻法でチャレンジ!

もちろん登山口から山頂まで10時間以上かかる黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳や、日本一の標高差と長さを誇る甲斐駒の黒戸尾根があるが、 いずれも途中に小屋がある。
ところがこの平ヶ岳は、避難小屋もなく原則キャンプ禁止(一部を除いて)なのである。
トイレすらなく、携帯トイレ持参が必要。

とにかく一日で登り切って下山するか、途中で折り返して麓に戻る(撤退)しかない。
(或いは最悪ビバークを覚悟するか[もうやだ~(悲しい顔)])

→ 日帰りしか選択肢がない山

一部では最悪の百名山ともささやかれている平ヶ岳なのである。

いつものように行き当たりばったりで 簡単に登れる山ではない。
初心に戻ってこの山に臨もう。

まず 己(=非力)を知り 相手(=手強い)を知ることである。

平ヶ岳は2,190Mで、夏は暑い。 上越の山は夏場は暑いと聞いていたので、大半が残雪の残る5月~6月に登った。 昨年7月に登った高妻山は暑さとムシで苦労した。

一般的には休憩を含め12時間はかかると見ておかなければならない山。
気温も下がる秋シーズンは涼しく登りやすくなるが、日照時間が短くなりリスクがある高まる。

早く登れるパワー登山者、具体的には確実に往復10時間を切って登れる方(標準コースタイムの7~8割の時間で山歩きできる)以外には難関の山。 

こう考えてみると、登山時期は極めて限られる。 日照時間が長い時期、暑くならない時期
遅くとも気温が上がる7月中旬前、できれば樹海ラインが開通する6月中旬直後がベスト?かも。
とにかく早出することである。 この時期は4時にはすでに薄明るくなっている。 

標準コースタイムは登り6:30、下り4:50 合計11:20
地図と高度グラフを眺めてみた。
下台倉山までのヤセ尾根は急登。
白沢清水まではアップダウン。
池ノ岳への尾根も急。 
最後に緩やかに下って登り返すと平ヶ岳山頂。

登山ルート3G.jpg

水場は台倉清水、白沢清水も水量が? 
あてになるのは姫ノ池下の水場、今頃はまだ雪渓の下?(大朝日岳の悪夢が甦る)

以上を勘案し、非力山ノボラーの攻略の基本は:

1) 前日に鷹ノ巣駐車場に入る(20台程度しか停められない

2) 携行品は絞り込む。 22Lザックにレインウエア上下+ザックカバー、軽量フリース、4本簡易アイゼン、ヘッドライト、ヒートシート、必要な小物とファーストAID、ストック2本、GPS、カメラはコンデジのみ。
3) 食料はサンドイッチ、取り混ぜたお菓子と行動食。
4) 水はペットボトル。 スポーツドリンク3本、お茶1本、水1本+アミノバイタルゼリー。 ペットボトルで合計2.5L。 不足する場合は姫ノ池下雪渓で取水。 念のためフィルター持参。
もっと軽量化したいが、小物もあり。 これが限度か?

5) 基本日程は4時出発、 頂上着11時。 11時半下山開始、16時20分登山口到着と時間設定。
6) 下山のデッドラインを12時とする。 これを超えたら途中でも下山する。
7) 最初の急登である下台倉山までのヤセ尾根はゆっくりと登る。
急登で時間をかけ、それ以外で時間をかせぐ。
8) 場合によっては、姫ノ池にザックをデポする。
9) 見どころのひとつである玉子石はカットする。 欲はかかない。
10) 下りは急がない。 とくに痩せ尾根は注意。

この正規ルート、寄策・ウルトラCはないが、思いつくこと、気がついたことを着実に実行するしかない。

さて、その皮算用は如何になったか?

平ヶ岳周辺(東西南北)の天気予報を調べてみた。 
当日の魚沼方面天気は概ね晴れ、午後遅くは小雨だが大荒れになることはなさそうだ。
尾瀬方面は曇り。 猛暑日で山麓の気温も30℃を超すとの予報。  
今年は梅雨が早く明けるので暑くなり、先延ばししても同じだろう。
ある程度の暑さは覚悟だ。
予定通り、決行することとした。

関越道・小出ICでおり奥只見シルバーラインで銀山平へ。 この道は昨夏越後駒ヶ岳で通った。
ほとんどトンネルで、まさに日本の秘境へむかうという気にさせてくれる。
遅くとも23時には着きたかったが、銀山平から鷹ノ巣まで1時間近くもかかってしまった
結局着いたのは24 時前。 駐車場には5~6台あった。

A01鷹巣P.jpg
*翌朝出発時の駐車場

とにかくすぐ寝る。(念のため前日の午後少し仮眠しておいた。)
携帯の目覚ましで3:40に起きたが、支度と入念な荷物の再チェックで登山口を4:25に出発。

A02鷹巣登山口.jpg

出発予定時刻より25分遅れです。 いつになく気がひきしまる思いである。
こんな気分は雲取山の最初の日帰りチャレンジ以来である。
(駐車場には10台ほどに増えてました。 この時間帯に出発する方が多いようです。)

沢を渡る木橋を横切るとすぐヤセ尾根へ。 GPSのスイッチを入れ忘れていたので、ここでONする。 (ルートログは、マニュアルで追加修正しました。)
早朝ですが、登りだすと 蒸し暑い。

私よりやや年配の方、 ゆっく~りとしたスローペースで登っていきます。 ペースが合わないので、お先に行かせてもらいました。(ところが、、、)

A05ヤセ尾根.jpg
 
下台倉山までの尾根が延々と続いて見えます。
写真では撮りきれませんが、 実際に目にすると果てしなく長い万里の頂上のように見えます。
ヤセ尾根に登ると南に双耳峰の燧ケ岳も見えます。
途中で下りてくる方がいました。 テント泊でもないようですが・・・?(テン泊は原則として禁止)
いきなりの急登[右斜め上][右斜め上][右斜め上]、 平が岳山頂まではこの尾根の3倍の行程もあると思うと。。。。。

ヤセ尾根で強い横風が結構吹いています。
歩くにはチョット嫌な感じもしますが、 急登でヒートアップした体がこの風でクールダウンします。
ヤセ尾根は細く見えますが、切れている場所は数か所で 気をつけて登れば大丈夫。
但し、山麓の午後の天気は下り坂なので、雨になったらかなり厄介な下りになる。 
遅くならないうちに下ることだと言い聞かせる。

A08下台倉山.jpg

下台倉山には6:30到着。 ここまでは順調。
ここから南へ進路を変え台倉山に向かう。
樹林のなかを幾度か[右斜め上][右斜め下][右斜め上][右斜め下][右斜め上]アップダウン。
まだ往路は気力充実で乗り切れるが、 疲れがでる帰路は堪えそうだ。

A11越後の山.jpg

樹間からは雪斑をまとった越後の山、 中岳と越後駒ヶ岳(右端)か?
越後駒も往復標準コースタイム11時間(←大サバです)で、昨夏8時間以内で歩き切れた。
でも ここ平ヶ岳のコースタイムはそんなおつりがでる程甘くはない。 

A12平ヶ岳池ノ岳.jpg

さらに台倉山の手前の稜線からは池ノ岳と平ヶ岳(左側の山)がみえる。 
はるかかなただ。 果てしなく遠~い。
あんなところまで一日で往復できるのかという期待と不安が交錯。

台倉山へは7:30。 標識もなく、測量点のみ。

西に登山道は方向を変え下っていくと、 台倉清水。
水場は北にあるがそのまま進む、地図には渇水期注意と書いてある。

A14台倉清水~白沢清水.jpg 
ここから長い樹林帯の中、残雪もあるが風もなく暑い。 
前日の雨でぬかるんでいる、木道も滑りやすい。

8:15 白沢清水に着く。 水場はほとんど流れがなく淀んでいる。 

A15白沢清水.jpg
前日の雨にも関わらずこの淀みでは、水場としては失格。 誰かが手を洗ったら、1時間以上淀んだままだろう。 ここは使えないと思った方が賢明です。

A16池の岳への尾根.jpg

樹林帯を抜けると池ノ岳への尾根と前山が見えます。 
まだまだ遠い、平ヶ岳はあの奥にあるのかと思うと・・・・

意外にもこの尾根には風もなく、どんよりとした薄日で暑さが籠っている。 
ここはキツイ[右斜め上][ふらふら][右斜め上][ふらふら]。  ペースダウンします。
ヤセ尾根で先に行かせて戴いた方が後に付いたので、先に行ってもらいます。
「飛ばしてると思った。 また先で一緒になるけど・・とりあえずお先に」 と。 
小刻みに休みを入れながら、ロープ・クサリ場もある岩稜部を登っていきます。
小さな偽ピークも2カ所あり、 長~く感ずる池ノ岳への尾根。

A18.jpg

背後をふり返ると奥只見湖、 そして会津、尾瀬、上州の山並み。
左手奥に平ヶ岳らしき山が見えてきますがまだ先だ。

先行者も視界から消えて、尾根には私ひとり。
なんでこんなキツい山登りをしなければならないのか?
そんな思いが脳裏をよぎるのは、久し振り。
でも もう少しだ、頑張ろう。 誰のためでもない、自分のために頑張ろう。 (笑)
そして・・・

A20姫ヶ池B.jpg

ようやく、視界が開けると天上の台地、池ノ岳。 9:50
(到着予定時刻を10:00としていた。 かなりバテたにしては遅れなし。 チョット意外。)
木製のデッキでザックをおろし休憩。 へばったのか食欲もない。

A21平ヶ岳.jpg

でも天上の楽園です。 姫ノ池、湿原越しに越後の山、 湿原台地越しには雪渓をまとった平ヶ岳がゴ-ル。

ここから平ヶ岳頂上までは下って登り返して40分のコースタイム。
恥を忍んで、 ここにザックをデポすることにした。 (笑)
万が一の雨に備え、レインカバーをつけて棒に固定しておく。 (2枚目上の写真のとおり。)

A22平ヶ岳.jpg

レインウエア(上)とペットボトル1本、ウエストポーチにカメラ・GPSと行動食+お菓子を入れて出かけます。
湿原の中の木道を進み、平ヶ岳へ。
コースタイムは40分ですが・・・
これなら、昔の山男さんや峰の松風さん並みの歩きです。(笑)

誰もいない静かな天空の歩き。 爽快感が漂います。

A23平ヶ岳山頂.jpg

20分ほどで平ヶ岳山頂へ到着。 【10:25】  [わーい(嬉しい顔)]
設定した予定到着時間は10:50。 予定より25分早い。

A24平ヶ岳三角点.jpg

三角点は木道の右手の樹林の中。 三角点と2,139Mの標識。
南東に面した木製の憩場からは尾瀬・上州の山々のパノラマ。

A25平ヶ岳最高点.jpg

更に木道を進むと行き止まりとなり、小さなアンテナがあります。 
地図ではここが平ヶ岳山頂最高点2,141Mのようです。 行きそびれないで下さい。
百名山にはこんなところがいくつかあります。 (笑)

A26平ヶ岳B.jpg

大きな池(地糖)があり、新潟側の視界が開けています。

A27平ヶ岳から中の岳越後駒.jpg

池越しに、八海山、中ノ岳、魚沼駒ヶ岳 が見えます。

この山頂はドコモ[携帯電話]なら通じます。 やはり百名山はドコモが圧勝です。 (他社の方は不通のようでした。)
「無事登った」ということと、 「帰路は圏外となるので連絡できない。 天候によっては遅くなることもあるが心配しない様に」 と家人に電話[携帯電話]
さらに登り切ったという思いと 登頂が嬉しくて(笑)  この瞬間の頂上の写真を山仲間にメール[mail to]

この日の入山者は多分20人ほどでしょう。 山頂には4人。
今の時間帯が登頂のピークで、ひとりふたりと入れ替わりに登ってきますが
この山頂には 多くの百名山で感じる喧騒感とは無縁です。

そして この自然の風景と静けさがいつまでも保たれて欲しいと願わざるをえません。

時間もあるので、花に目を配る余裕も出てきました。
(次回アップします。)

A28.jpg

頂上での名残は尽きないが、40分も過ごすことが出来ました。 

予定通り11時過ぎに下山開始。

A29タマゴ石分岐.jpg
 
途中水場の雪渓から戻ってくる方と出会ったが、「雪渓の水は流れているので飲めた。」
「玉子石へは雪渓で道がよく分からないので止めた。」 とのこと。
水の補給は不要でしたが、不安があればここで必ず水の補填をお奨めします。)
天気の悪化も予想されるので、予定通り玉子石にはいかない。

姫ノ池へ戻り、身支度を整えて池ノ岳尾根を下る。 11:35
とにかく無事に下山するまでは登頂とは云えない。

白沢清水 12:20通過。

台倉山13:05。 ここまで頂上から2時間と順調。
池ノ岳の登りで抜かれた方に追い付く。 ここで休憩しながら話を交わす。
「今回が3度目です、やっと登れました。 79座目?の百名山です。」
「最初は雪のある時期で、途中撤退。 2度目は暑い時期で痩せ尾根の登りで引き返した。」
山登りのベテランが なぜ、あのヤセ尾根をスローペースで登っておられるのか この時察しました。 
いきなり急登が続く下台倉山までは健脚登山者でなければ、コースタイムより早く登ってはいけないのだ。 
スローと思って登ったがオーバーペースだったことに気づきました。

ここから、その方と一緒に下山、 楽しいお話を聞かせていただきました。
途中で休憩を何度もとり、最後は下台倉沢の清流でスッキリ。
鷹ノ巣登山口には16時過ぎ。 予定より少し早く到着。
それでも約5時間はかかっています。

* 4本簡易アイゼンを持参しましたが使わず。 玉子石へは必要かも?



私は百名山パラノイア?ではありませんが、山歩きの対象としての百名山はいい山が多いと思います。

途中でへばった時はもう平ヶ岳は2度と来ないだろうと思いました。 
下山して幾日か経ちましたが、また登ってもいい山と思えます。 (笑)
平ヶ岳はアクセスもよくなく、アプローチも長いので 先送りしてしまいがちな山です。
体力があるうちに登っておく山でしょう。 

そして、是非正規ルート(鷹ノ巣登山口~平ヶ岳)でチャレンジしてください。 

中ノ岐林道経由ショートカットでなく。。

平ヶ岳踏破は私の山歩きのなかでも、印象深い通過点になりそうです。 

”素晴らしい山歩き” となりました。

次回 ”平ヶ岳 後記(あとがき)”  に続きます。

追: 一年経ってようやく書きました。 → あれから一年(平ヶ岳後記)
よろしかったら覗いてみてください。


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コメント 34

テリー

平ケ岳、攻略、おめでとうございます。
緻密な計画のもとに、実施されたので、成功されたのだと、思います。

by テリー (2013-07-12 18:57) 

海を渡る

こんばんは。
途中で断念することの多い山なんですね。
無事登ることができて良かったですね^^。
頂上付近にある池や湿原が素晴しいですね。
by 海を渡る (2013-07-12 20:55) 

koh925

平ヶ岳制覇、おめでとうございます
百名山完全制覇まで、一歩一歩近づいていますね
by koh925 (2013-07-12 21:26) 

horiguti

お疲れ様でした。そして詳細なレポありがとうございます
健脚のJetstream777さんにとっても印象的な山なんですね
いつかは平ケ岳と思ってっているのですが、通常ルートだとテント1泊でないと無理だと再認識しました、ウルトラCルートは負けた気がするので使いたくないです^^;
じっくり考えたいと思います

by horiguti (2013-07-12 21:54) 

tochimochi

とうとう登られましたね !(^^)!
慎重な計画と準備、さすがJetさんです。
台倉尾根には途中に田んぼと間違うような湿地があったはずですが、今はなくなっているのでしょうか。
長い苦しい尾根を慎重に冷静に歩き通して、山上の楽園に達したときの感動は十分分かります。
私も懐かしい光景を見せていただきました。
お疲れ様でした。

by tochimochi (2013-07-12 23:18) 

Terry

大きな区切りとなる山と言いますか、立ちはだかる壁と言いますか(変な表現ですね)、これをクリアしたとは、とにかくおめでとうございます。ここを登れればかなりの自信となることでしょう。
湿原越しに雪が残る越後の名山を見れるなんて、実に素晴らしい景色ですね。これだけ素晴らしい所なら、超ロングコースのままでいつまでも開発してほしくありませんね。
by Terry (2013-07-13 14:53) 

nousagi

お疲れ様でした。
ロングコースですね。
100名山を達成するこということは
大変なことですね。
by nousagi (2013-07-13 15:22) 

ひろたん

行ったことがありませんけど
行きたいお山になりました。
まだ残雪がり良いですよね^^

厳しかったでしょう!
100名山ですよね。

by ひろたん (2013-07-13 22:27) 

Jetstream777

テリー さん、 ありがとうございます。 若干の雨は覚悟していましたが、雨に降られず登り終えました。 幸運だったと山の神に感謝しています。

海を渡る さん、 一緒に下山した方は今回3度目で登頂。 朝方尾根を下ってらっしゃった方も途中で引き返されたのかもしれません。 無事下りることが一番ですね。
頂上に池があるとは驚きでした。 天上の湿地でした。

koh925 さん、 お蔭様で登り切りました。 完全制覇は?無理かもしれませんが、トライしたいです。あと3年くらいでトライはします。 私には果てしないチャレンジですが・・(笑)
by Jetstream777 (2013-07-13 22:49) 

Jetstream777

horiguti さん、 私でも出来たんで、やれますよ! 私の最大の不安は時間でした、へばってコースタイムを大幅にオーバーすることです。 最大14時間くらいかかってしまうことを想定しこの時期を選びました。 テント泊だったら、違うオプションも撮れるでしょう。 姫の池下の雪渓の水場が確認できれば、テン泊も指定地でできそうです。 
昨秋、約12時間双六小屋~三俣小屋~水晶~鷲羽~三俣小屋と歩きましたが、こちらの方が圧倒的にロングコースでした。 それだけに印象深い山行となりました。
by Jetstream777 (2013-07-13 22:51) 

Jetstream777

tochimochi さん、 やっと昔の山男、大先輩の跡を踏むことが出来ました。  ありがとうございました。 台倉尾根の田んぼ? 気がつきませんでした。 キツいコースでしたが、不思議と落ち着いて歩きとおせました。 姫ノ池と山頂の楽園は素晴らしかったです。 他の百名山では味わえない静寂の世界に浸りました。 この光景は当時とは変わっていないと思います。 秘境ですね。
by Jetstream777 (2013-07-13 22:53) 

Jetstream777

Terry さん、 お蔭様で踏破できました。 キツいのは覚悟してましたが、意外に苦しさは感じませんでした。 (笑) キツい山は先送りしたくなりますが、ますますキツくなりますので、思い切ってチャレンジしました。 登坂力はアップしてませんし、脚力もこれ以上は無理ですので、現状で出来るところ、方法で登っていくしかないでしょう。(笑)
山頂の湿原越しに越後の山々が見れるなんて、期待外でしたよ。 土曜なのに20名も登っていません。 やはり秘境の山なんですね。 鷹巣Pまでは250KMくらい(北アと同じくらい)なので、時間あればチャレンジしてみてください。
by Jetstream777 (2013-07-13 22:58) 

Jetstream777

nousagi さん、 ロングコースですが、nousagiさんならあっさりと往復できます。 山行記録拝見してますが、同じコースを私よりも早く歩かれていることが多いですよ。 この山が百名山であることは別として、いつかきっと行きたくなる山と思います。 清四郎小屋で前泊すればできます! 
宣言した以上達成できればいいんですが自信ありません(笑)。すくなくともトライしたいと思っています・・・

ひろたん さん、 やっと70/100達成。 残り30はキツいところ、地の果てが残っています。 花も見れていい山です。 テン泊されてもいいかも、 数張りしかスペースはない?ようですが・・
by Jetstream777 (2013-07-13 23:00) 

ヴェール

鷹ノ巣コースからの日帰り登山クリアおめでとうございます。
周到な準備・トレーニングをされてのクリアーは素晴らしいです。
私は、7年前の秋に、銀山平泊で、中ノ岐川上流の安易コースから登りましたが、苦労なく登れたので、達成観もなく、思い出もあまり残っていません。
マイクロバスから見た中ノ岐川が綺麗で、川を歩いてみたいなと思った記憶があります。
by ヴェール (2013-07-13 23:33) 

よしころん

おはようございます^^
順調に着実にひとつひとつ登られていますね。
会津駒や巻機山、苗場山を彷彿とさせる山容の山なのですね。
でもちょっと遠い~ 長い~~ ^^;
by よしころん (2013-07-14 07:08) 

のら人

早い早い! ^^
良い山ですよね。平ヶ岳。
平ヶ岳は例え木道はあっても、自分の苦手な谷〇、尾〇、巻〇山等々とは違うんですよね。何かが。笹もあるけど多くないし、中ノ岳や末丈ヶ岳に似ている感じかな・・・。どちらかと言うと越後の山の雰囲気ですね。 お疲れ様でした。
by のら人 (2013-07-14 10:52) 

OJJ

唖然愕然呆然~まさか百名山を全部日帰りで制覇するのではないでしょうね・・笑)
正直に申しましてこの企画力・行動力、人間業じゃ無いですね~ソンケー!
せめて苗場の池塘を楽しみたい!(初めて行った時は悪天候でパーだった~)
by OJJ (2013-07-14 13:31) 

Umi-Bozu

あとはツエルトとシュラフカバーくらいですかね?この時期、シュラフカバーがあるとヒートシートも収まりよく暖かいですよ(わ、ビバーク前提・・・?)。
by Umi-Bozu (2013-07-14 19:17) 

Jetstream777

よしころん さん、 テント装備があれば、のんびりと姫ノ池下のキャンプ指定地でテン泊されればいいですよ。(スペースはあまりない?) 水場もあるし、 天気が良ければ満点の星空と素晴らしい日の出がみれるでしょう。 平ヶ岳はキツイけどお奨めです。

のら人 さん、 平ヶ岳の静かな歩きはいいですね。 のら人さんは山ガールはお嫌いじゃないようですが、 山ガールが好む山は苦手なんですか? (笑) 中ノ岳は越後駒以上に立派な山容なので行ってみたい気がしますが、 遠すぎます。 これで越後の百名山は完登しましたが、どの山も私は好きです。 とくに残雪期はいいですね。 生きていればいつか再登したいです。 (笑)
by Jetstream777 (2013-07-14 23:12) 

Jetstream777

OJJ さん、 無理です。 (笑) ヤマレコみると北ア黒部五郎岳を新穂高から日帰りする超人や、飯豊本山を日帰りするスーパーマンがいますが、ほんとに驚きです。  苗場の秋、ロープウェイを使えば少しはショートカットできます、再登してください。 標語からはチョット遠いけど

Umi-bozu さん、 アドバイスありがとうございます。 あとシュラーフというとテン泊に近くて重くなりますね。 悩ましいところですね。 装備の選択は(笑)
by Jetstream777 (2013-07-14 23:25) 

Jetstream777

ヴェール さん、 あのロングコース、ガイドブックを見ただけで気概滅入ります。
中ノ岐コースからも一つの選択肢でしょう。 鷹ノ巣からは避難小屋すらないので、不安はあると思います。 私でも鷹巣から登りきれなかったら、別ルートということも考えるハメになったでしょう。 あのプリンスロードの是非はあるようですが、ショートカットコースはあってもいいと思います。 (私もショートカット派です (笑) 
でも、銀山平の一宿泊施設だけがそれを独占的に管理しているのは?と思います。
by Jetstream777 (2013-07-14 23:37) 

山子路爺

素晴らしい!
行きたいけれど、一生縁のない山かもしれません。

by 山子路爺 (2013-07-15 13:25) 

Jetstream777

山子路爺 さん、 私も行きたい山が一杯ありますが、 縁のない山もあるでしょうね。
でも、 平ヶ岳を登り切ってよかったと思います。
by Jetstream777 (2013-07-15 20:47) 

CARRERA

平ヶ岳・・・知らなかった。。^^
百名山に興味が薄いので、、でも景色なんか良さそうなので
いつかは登ってみたいですね。
登山口までのアプローチが大変です。。

詳細レポありがとうございます。
by CARRERA (2013-07-15 23:38) 

hrd

途中挫けそうになったぶん登頂の達成感は一入なのでしょうね~
素晴しい景観が羨ましいです^^
by hrd (2013-07-16 13:51) 

opas10

難しい山だからこそ、孫子の兵法ですね。敵を知り、己を知り、地の利を知れば百戦危うからず。入念な準備、さすがです。
by opas10 (2013-07-16 22:58) 

てばまる

 尾瀬から見える山なので行きたいですが、登山口までも大変ですからいまだに実現していません。 約10時間なら歩けそうですがマイカーがないので当面無理かな・・・

 某所からのルートは、由緒ある方のためだけに作られたというモノですからあまり使いたくはないですね。でもツアーではそこから団体が上がっていたりしますのでJetstream777さんのときは静かでなによりでした。
by てばまる (2013-07-17 09:59) 

kuwachan

上越の山でも7月にまだ残雪があるのですね。
キツイ登りであってもやはりい頂上に登った時の達成感は最高でしょう。
そして、素晴らしい景色は何にも代えがたいものですよね。
by kuwachan (2013-07-19 12:22) 

mimimomo

こんばんは^^
頂上の標識、全く同じ所で写真を写しましたよ^^
by mimimomo (2013-07-19 19:09) 

Jetstream777

CARRERA さん、 やはり平ヶ岳は玄人はだの方か、 百名山ハンターしか知らないですね。 姫ヶ池からの天空の歩きは素晴らしいですね。 しかも静かです。 関越道からも東北道どちらからも遠い。 (笑)

hrd さん、 登り切ったあと、 頂上に達した時の爽快感。 山登りの魅力?

opas10 さん、 いつも行き当たりばったり。 手強い山には一層謙虚に望みたいです。
by Jetstream777 (2013-07-21 09:10) 

Jetstream777

てばまる さん、 いい山です。 頑張って登ってください。 
Pルート、私もネットで知りました。 鷹巣コースを必死にのぼって、団体様がワイワイ騒ぎながら登ってきた。 聞いたらPルート、他の百名山と同じ喧噪でガックリしたとのこと。
ショートカットは否定しませんが、山の静寂を壊さないでほしいですね。

kuwachan さん、上越の山はそれだけ豪雪地帯なんですね。 私の山登りの中で一番キツかったです。 (笑) でも、苦しくはなかった。 !(^^)!

mimimomo さん、 スゴイ、平ヶ岳を登られたんですね。 大先輩です。
by Jetstream777 (2013-07-21 09:10) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

今夏は、知人の病状が悪化して山登りゼロ。このような写真を見ると体がうずきます。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2013-08-21 10:23) 

pulsar

9月22日に下見して来ました、来年は Jetstream777の情報を参考にして再トライしたいです。
by pulsar (2013-09-23 10:39) 

joyclimb

平ヶ岳に登りたいと思っています。
とても参考になりました。
by joyclimb (2013-09-27 22:00) 

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