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荒川三山(悪沢岳・中岳・前岳)~赤石岳へ [百名山歩き]

8月10日[晴れ] 千枚岳から丸山への稜線を登っていくと・・・

A7ライチョウ親子.jpg

ライチョウの親子です。[わーい(嬉しい顔)] こんなピカピカ[晴れ]天気での遭遇は意外でした。

千枚小屋前からの富士。 

A02千枚小屋からの富士.jpg

小屋はほぼ定員100名近くの宿泊者。 またも運悪く、近くに大イビッキー[眠い(睡眠)]。 [もうやだ~(悲しい顔)]

4:45 私にとってはかなり早い出発ですが、もう大半の宿泊客はチェックアウト。[がく~(落胆した顔)] 

A03千枚小屋出発.jpg

千枚岳山頂からは荒川三山~赤石岳の稜線が迫力! この日のコースが一望。[わーい(嬉しい顔)]

A04千枚岳から.jpg

北部で唯一登り残した間ノ岳。 右に尖った峰は北岳の山頂部のようです。 左手(西)には甲斐駒。

A09間ノ岳(北岳).jpg

丸山3,032Mの直ぐ前の登山道に ライチョウ君(オス)が出現。 夏のこんな晴れた日にお目にかかれるとは予想外。 [わーい(嬉しい顔)]

A07ライチョウオス.jpg

子供も3羽ほどあとからついてきました。 母鳥もいたようですが撮り逃がし。

A07ライチョウ子3羽.jpg

向かうは荒川東岳3,141M、 別名悪沢岳。 ここが荒川三山の主峰です。 07:25

A10荒川東岳.jpg

ワルなんてちょっとかわいそうな名前。

A11悪沢から荒川二岳と赤石岳.jpg

この稜線からは、南アルプス北部も南部の山々が望めます。 稜線からの眺めは時間を忘れさせます。

A11悪沢岳.jpg

ふり返って見る悪沢岳。 ワルは存在感を感じさせる?

A12中岳から悪沢岳.jpg

天空の歩きを満喫! でも、稜線も暑くなりました。[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]

中岳には避難小屋があります。 泊まるには穴場かも。
(避難小屋といっても今の時期は小屋番が常駐。 食事も食べられ 寝具もあります。)
小屋の北側の日陰で朝食+大休憩。 小屋のよく冷えた清涼飲料水が喉に沁みる。

A13中岳.jpg

09:10 中岳3,083M。 ここから前岳へ向かいます。

A13中岳から前岳.jpg

09:30 前岳3,068Mは赤石岳の展望台。

A14荒川前岳.jpg

ここから荒川小屋へ。
 
前岳からの下り斜面は一面のお花畑。 保護の為フェンスがあり、扉を開閉して出入りします。

A15花 お花畑 前岳下.jpg

見事なお花畑。 脚が止まります。

①ハクサンイチゲ

A15花(前岳下)4.jpg

チシマギキョウ? ミヤマオダマキと ③イワベンケイ

A15花(前岳下)3.jpg

これは④シナノキンバイでしょう。

A15花(前岳下)2.jpg

⑤?  ハクサンフウロ

A15花(前岳下)6.jpg

ハクサンフウロ?イワギキョウ


A11花.jpg

⑦タカネマツムシソウ?

A11花1.jpg

花を見ながらだらだらと荒川小屋へ。  10:40到着。

A16荒川小屋.jpg

ここで昼食[レストラン]、 荒川小屋名物のカレーライスを戴く。

時計をみると、11時過ぎ。
もともとの構想には3泊で聖岳まで廻るプランもあったが、 千枚小屋では十分寝つけず朝出遅れ。
この時点で、 今回はこのプランは見送ろうという気に傾いた。

シュミレーションが崩れたら無理はしないというのが私の基本。
ピークハントも重要だが、この日の稜線歩きを楽しむのがハイライト。 

私はアスリートではないのだというコジツケ か 弱気の虫か?(笑)

小屋の方にコースタイムを確認し、赤石岳(頂上)避難小屋まで行くことにした。 約3時間の道のり。

A17大聖寺平へ.jpg

11:20出発。 大聖寺平までは小赤石岳を左に見ながら尾根の中腹を歩きます。
北アルプスと比べれば入山者は少なく静かな歩きができるが、ファッショナブルな山がールもいないのはいささか寂しい?(笑)

A18大聖寺平.jpg

この日も風はなく暑い。[ふらふら][たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]

小赤石岳から伸びている尾根に上り、小赤石岳への急斜面のジグザグなガレた道を登ります。

照りつける暑さが続くが、標高をあげると幾分和らいできた。

上りきったところは偽ピークで。 更にもうひとつ小ピークを超えると やっと小赤石岳3,081M。
その先に本物の赤石岳がどっしりと構えています。

A20小赤石岳.jpg

ここから少し下ると東尾根(大倉尾根)分岐、登りかえすとようやく赤石岳山頂 3,120M[手(チョキ)] 14:10

A21赤石岳山頂.jpg

とてつもなく大きな標がある。

宿は山頂直下1分 楽々~(笑)[わーい(嬉しい顔)]、赤石岳避難小屋だ。

A22頂上小屋へ.jpg
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コメント 19

koh925

3000メートル級の山の縦走、天気の良い場所を選ばれて
良かったですね、ライチョウは北アルプスだけと思っていました
by koh925 (2013-08-21 19:28) 

ゆうくん

3000メートル級は好いですね、ロマンがあります。
雷鳥、富士山見てみたいですね。

by ゆうくん (2013-08-21 22:25) 

のら人

この素晴らしい光景に、可愛いGALがいれば確かに最高ですが、南ア南部ですからねぇ。
いませんよぉ ^^;  北岳ならいるでしょうが。
花の名前を覚えるのも良いですが、キノコの名前も覚えると「お得!」ですよ。 ^^
タカネグンナイフウロ、とイワギキョウ ・・・だと思いますが・・・。
by のら人 (2013-08-21 22:36) 

斗夢

こんなに近くで雷鳥が見られるとは驚きです。
たくさんの花が咲いていて本当にお花畑ですね!
by 斗夢 (2013-08-22 05:38) 

yukio

雷鳥は好きな鶏なので、

見れてうれしいです。
by yukio (2013-08-22 06:15) 

よしころん

うぅ~ん、深い深い山奥の様相を感じます。 いいですねぇ。

②の紫のお花はミヤマオダマキ
⑤ハクサンフウロ
⑥イワギキョウ

かなぁ・・・
詳しい方からもまたコメントあると思いますが、
検索等でも確認されてくださいませ。
by よしころん (2013-08-22 08:09) 

g_g

素晴らしい眺望ですね、お花畑に凄い展望癒やされます。
雷鳥は憧れです・・・花名、よしころんさんに一票・・・
by g_g (2013-08-22 09:00) 

mimimomo

おはようございます^^
稜線歩き、気分良さそうです。歩きたいですね~
雷鳥が見られたと言うのが羨ましい。それもかなりの至近距離・・・
by mimimomo (2013-08-22 09:46) 

kuwachan

こんにちは。
ライチョウの親子、微笑ましい光景ですね。
かなり近くで遭遇されたのですね。
お花畑も素晴らしい!夏らしいお天気に恵まれてよかったですね(^_-)-☆
by kuwachan (2013-08-22 12:35) 

tochimochi

晴天でのライチョウ君との出会いはラッキーでしたね。
お花畑も稜線の眺めもすばらしいです。
そして山頂でのポーズも決まってます ^^
また山小屋で悩まされましたか。
思い切ってテントにしてみると山の朝の光景も変わってきますよ。

by tochimochi (2013-08-22 12:42) 

Terry

3000m級でも暑いんですか・・・・・・今年は異常ですよね。でも天候に恵まれたようで何よりです。
雷鳥がいる所は山ガールはいない、山ガールがいる所は雷鳥がいない、???の法則ですよ、きっと。
しっかし山が大きいですねえ。やっぱこれが南アルプスなんでしょうねえ。残りは間ノ岳・聖岳・光岳ですか。「間聖光」何だか私立高校の名前のようだ。

by Terry (2013-08-23 09:26) 

Jetstream777

koh925 さん、 ライチョウの生息は南アルプスの南部が南限のようです。いつまでも種が絶えない様に願っています。

ゆうくん さん、 北アルプスでも3千メートルの稜線はありますが山域が奥深い感じで山をたっぷり味わえます。 富士山が至近みれるのも南アルプスですね。

のら人 さん、 千枚小屋への途中キノコが一杯あるところありましたよ。 (笑)
花の名前ありがとうございました。 南部は静かです。 年季が入った方も結構いますね。 (笑)
by Jetstream777 (2013-08-23 14:11) 

Jetstream777

斗夢 さん、 ライチョウはかなり近くでしたが、離れてズームアップしました。 出来るだけそっと見守ってあげたいです。 !(^^)!

yukio さん、 ライチョウって可愛いですね。 私も山で遭遇するのをいつも楽しみにしています。

よしころん さん、 花の名前ありがとうございます。 正解だと思います。 私も再チェックして訂正しました。 !(^^)! 素晴らしいお花畑でした。 テントお持ちなら、このあたり楽しい山行ができると思います。 !(^^)!


by Jetstream777 (2013-08-23 14:18) 

Jetstream777

g_g さん、 展望も、ライチョウも お花畑も云うことなし。 !(^^)!
心が洗われます。 (笑)

mimimomo さん、 近かったけど、少し遠ざかってズームでとりました。 ライチョウだけにピントを合わせたかったんですが、シャッター音は良くないと思います。
晴れているのに出現してくれて感謝です。

kuwachan さん、 ライチョウの親子、微笑ましいです。
あとから来たパーティー、ライチョウは人間を怖がらないなんてずけずけ近寄ってカメラをバシャバシャ。 ライチョウはデリケートな生き物です。 そって遠くから見守ってあげるのが愛情です。
あの年代、一部でしょうがまったく呆れます。 あんたたちが天敵だよ と云いたいです。
by Jetstream777 (2013-08-23 14:29) 

Jetstream777

tochimochi さん、 こんな快晴日、予想もしてなかったので、ほんとにラッキーです。
この季節、このあたりの稜線で会えたのは本当に運がいいとおもいます。
稜線歩き、花といい満足でした。 !(^^)!  テントを持っていけば、いいでしょうね。
付属品で重くなりそうです。 どの程度UL化できるか検討してみます。

Terry さん、 山ガールがいないのは少しさみしいです。(笑) 前述したんですが、最近のシニアのパーティー、元気なのはいいが ”一部”と思いたいですが 山でもマナーが悪いのが目立ちます。 ライチョウだけでなく、日本をダメにする天敵にならないことを願います。
間はともかく、 ひじり・てかりはアプローチから厳しそうです。
今年はもう日が短くなってきましたので、見送りになりそうです。
by Jetstream777 (2013-08-23 14:42) 

opas10

シミュレーションが崩れたら無理をしない、さすがです。今回はライチョウに出会えたので、それでチャラということで。
by opas10 (2013-08-23 23:26) 

ヴェール

好天の中の3000mの稜線歩きは、展望、花とも素晴らしいですね。
赤石から聖までの縦走も考えておられましたか、勢い、気力とも充実ですね。
私が行った時は、2日とも午後から雲が出てきて、小赤石・赤石からの展望
は良くありませんでした。赤石小屋まで行きましたが、山頂避難小屋泊が良さそうですね。

by ヴェール (2013-08-24 09:50) 

OJJ

雷鳥をこんな至近距離で・・羨ましいですね~
これだけの花と3000m峰の景色、何よりお天気が素晴らしい~風吹かせましょか?
宿から徒歩一分の山頂・・良いですね~美ヶ原の王ケ頭ホテルからも徒歩2分で・・笑)
by OJJ (2013-08-24 16:58) 

CARRERA

とうとう魅惑の赤石岳避難小屋泊まりましたか~!^^
管理人の榎本さんの人柄が好きで私はこれまで3回泊まってます。。
(単なる呑兵衛で女好きの管理人ですが)

ココから椹島まで2000mの下りが辛いんですよ・・・
by CARRERA (2013-08-27 23:25) 

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