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蝶ヶ岳Ⅳ-2 稜線からの眺めと花々 [山歩き]

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*蝶ヶ岳山頂から

先ずは蝶ヶ岳山頂へ足跡を

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もう昼近くなので東側は霞んでますが、梓川の渓谷をはさんで対峙する槍穂の眺めはくっきりです。今回持参したE-M10+望遠ズームをザックから取り出して撮影。

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左から御嶽、乗鞍岳 そして焼岳。南と東方面は霞んで遠景はぼんやり。。。

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大きな山容の乗鞍岳をズームアップするといくつも大きなピークがあるます。手前の右の岩峰は霞沢岳、二百名山ですがまだ未踏。やはり登ってない山が気になります。(笑)

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蝶ヶ岳からのヒュッテ、テント場は山頂とヒュッテの間にあります。右は常念岳の南稜、その先には大天井岳への稜線が続きます。

アングルが広がるヒュッテの北に移動します。

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蝶ヶ岳山頂(右上)。遠くに南アルプスのシルエット、さらに左にはうっすらと富士山。

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展望台へ。見応えのあるアングルは幸いにもスッキリとした青空です。

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北面のパノラマ展望。槍からの表銀座稜線が続きます。

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常念岳南稜を目いっぱいズームアップ。パワーのある方は三股登山口から常念岳~蝶ヶ岳へと日帰りで周回されます。

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大天井岳(二百名山)、ここもまだ未踏。ズームだと山小屋(大天荘)が見えます。蝶槍も右端に入ってます。時間があれば蝶槍まで脚を延ばしますが、今回はカット。

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表銀座縦走路越しには、昨秋登った野口五郎岳(中央)と裏銀座ルート。ブナ立尾根からの歩きごたえたっぷりですが、稜線の天空感は半端じゃないです。

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槍ヶ岳の右肩はクライマーだけが立ち入ることの出来る北鎌尾根。手前の尾根は東尾根から西岳~表銀座縦走路。尾根から頭を出しているのは水晶岳(黒岳)。

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稜線にはミヤマキンポウゲがいたるところに咲いてますが主役は槍穂、前ボケで撮ってみました。

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槍ヶ岳をズームアップ。カメラ本体はO社ですが望遠ズームレンズはP社のLumixという変な組み合わせです。最望遠側150MM目いっぱいで撮ってみます。

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槍ヶ岳の肩にある山荘を100%で切り出してみました。三脚もなく手持ちで撮りましたのでブレてるかなと思いましたが、意外にも山荘もハッキリ、槍沢からのジグザグになった急登の登山道も見えます。

B17E6220183.jpg次は、奥穂高岳と白出のコル。

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同様に100%で切り出し。コルにある奥穂高山荘と右は涸沢に下るザイテングラート。登山者2名(右下)が登攀中。まだ、ピッケルとアイゼンの世界ですね。

今回持参のE-M10はエントリークラスのミラーレス16M(画素数)。24M画素のペンタミラー一眼だともっと明るく鮮明に撮れるでしょうが、かさ張るし重いです。ハイキングコースならともかく山歩きの場合、私にはミラーレスを限度とするのが賢明な選択のようです。三脚?到底無理です、綺麗な芸術写真はカメラマンにお任せします。(笑)

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上高地と梓川を見下ろします。

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蝶ヶ岳はミヤマキンポウゲの宝庫。群生が稜線のいたるところに見られます。

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ちょっとアップで撮ります。

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ここで北アルプスは見納めて、E-M10からコンデジTG-4にバトンタッチ。

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あっという間に時間は過ぎ、13時半。これ以上はタイムリミットなので下山開始。

帰路は往路で目にした花を撮り直し。

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まめうち平で小休憩し、三股へ下ります。

三股登山口へは16時15分過ぎに通過。

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通行禁止となっている路肩崩落現場、下山時にはブルーシートがかけられていました。森の広場と三股駐車場の間には落石も多く山側が崩落しているところが多く見られます。シーズン中は車両の通行量が多くなるので、車両通行禁止にするか或いはマイクロバス運行にした方がいいのかもしれませんね。奥にテントが見えますが、登山届の申請場所のようです。

森の広場駐車場は16時40分前に到着。上り約5時間、下り約3時間のコースタイムです。標高差も1,470M以上あり、平均勾配も14度近くあるんで楽ではありません。久々のロングコースでしたが、気分は爽快。ほりでー湯に立ち寄り温泉に浸かり定番の信州そばを味わって帰宅の途に着きました。



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コメント 21

斗夢

背負われる荷物は15kgぐらいになるんでしょうね。少しでも軽くしたいでしょう。
わたしは近所を散歩するだけなのにデジイチが重く感じられるようになりました。
ミラーレスを検討しようかなと考えています。
by 斗夢 (2018-07-03 19:09) 

のら人

日帰り展望登山には、もってこいの「山」ですね。^^
次の名山を期待しています。^^
by のら人 (2018-07-03 22:37) 

g_g

頂上に辿り着くまでがかなりキツそうですがこの展望見たら疲れも一掃しそうですね。デジイチ確かに最近重荷になっております、偶にスマホで撮っていますが
それなりに最近は撮れるようになりましたが、花の写真は満足するまで行かないようです。
by g_g (2018-07-04 07:58) 

kuwachan

素晴らしい眺望ですね!登山道の脇に咲き乱れるお花達が目を楽しませてくれますね。
by kuwachan (2018-07-04 08:46) 

nousagi

素晴らしい景色。
健脚者は軽々と、常念岳合わせ周回しますね。
山頂のこの風景、じ~っくり見たいし
ゆっくりと泊まるのもいいですね。
by nousagi (2018-07-04 11:24) 

achami

健脚すぎます。。。
素晴らしい眺めですね〜。常念小屋かと思いました!雰囲気似ています。
蝶が岳は未踏なのです。いろいろ中途半端に残してる感満載です。
ま、体力と財力が続く限り、ゆったりまったりお邪魔したいと思います^^
by achami (2018-07-04 13:54) 

makiwarikun

素晴らしい景色を堪能させていただきました。ありがとうございます。私もこの景色を拝みたかったのですが…。しかし、北アルプスはやっぱりいいですね。
体調と体力がどん底まで落ち込んでしまった今の状況において、雄大な景色と岩稜歩きを楽しめるルートはないかと考えた結果、ロープウェーを利用して西穂高岳に行こうかと思っています。(膝の状態が良くならないと無理ですが…)
by makiwarikun (2018-07-04 13:58) 

OJJ

素晴らしい景色を見せて頂いて感謝感謝!ここから槍の肩の小屋まで見えるとは・・・
その昔、大天井岳で雷鳥が沢山うろついていたのも良い思い出です。
失礼ながら久々に出ましたね~<天空の日帰り魔神>
by OJJ (2018-07-04 14:51) 

よしころん

素晴らしい景色、そしてなんて素晴らしいお天気☀
懐かしい蝶ケ岳のテン場。
燕~大天井~常念~蝶~上高地 縦走最終日のテン場がここでした。
写真を拝見して残雪の北アを望むことのできる今頃の時期にもがぜん訪ねてみたくなりました。
by よしころん (2018-07-04 18:07) 

koh925

お陰様で、北アルプスの展望を満喫しました
山はいつ見てもいいですね
by koh925 (2018-07-04 19:30) 

tochimochi

素晴らしい展望ですね。
残雪の北アルプスは迫力も満点で、ず~っと眺めていたい景色です。
梅雨の晴れ間の青空で、いいときに登りましたね。
by tochimochi (2018-07-04 22:13) 

majyo

山岳小説に出てくる山名があちこちに(笑)
本を読んだらイメーシがわくでしょう。圧倒的なパノラマです。
本当に良いですね。登られた山が多いですね
槍への表銀座ですが転げ落ちそうです
帰路のお花が見事ですね
下山しても運転が・・・お疲れ様でした

by majyo (2018-07-05 19:21) 

kazeneko

槍ヶ岳に行くには今年は軽アイゼン必須だと写真で分かりました!
キンポウゲが初夏のアクセントになってますね。
メモφ(..)メモメモ

by kazeneko (2018-07-05 21:20) 

Jetstream

斗夢 さん、ザックは軽量化、それでも日帰りの場合は平均すると7~8KGくらい、飲料はペットボトル3~4本携行した場合。加えてミラーレスで0.8KGですが、デジイチは1.5KGで嵩張り負担がずっと増します。ミレーレス軽量だけでなくコンパクトで良い選択だとおもいます。

のら人 さん、「山」ですが、日帰りは私のように非力な者には楽な部類ではないですね。(笑) 名山?気が向いたら登りま~す。

g_g さん、稜線にたどり着いた時のパノラマ展望を見ると、爽快な気分で疲れは吹っ飛びます。一時的に(笑) デジイチは綺麗に撮れますが、ずっしり重く山歩きの楽しさを減じます。といってスマホでうまく撮るのは難しいですね。山歩きにはTGシリーズがお奨めです。あっ、宣伝費もらわなくては。(笑) 次回もほとんどTG-4です。
by Jetstream (2018-07-05 22:16) 

Jetstream

kuwachan さん、花が思ったより素晴らしく特にキンポウゲの大群落には感動、癒されました。!(^^)!

nousagi さん、お金と時間がある方は泊まった方がいいです。ただし晴天が条件です。nousagi さんなら常念も周回できるかもしれません。私なら暗闇の下山で遭難します。(笑)

achami さん、健脚ではないですが、頑張りました。(笑) 常念からの眺めよりも、蝶ヶ岳はバランスよく槍穂のパノラマと梓川の深い渓谷感が味わえますので是非お泊りでお出かけください。天気が?なら絶対いかないこと。損します(笑)
by Jetstream (2018-07-05 22:18) 

Jetstream

makiwarikun さん、 山は逃げないのでじっくり構えて捲土重来期してください。西穂高岳は独標下から先は「かなり厳しい」レベルなんでしばらくは避けれれた方が無難なように思います。私も行きたいんですが自重しています。先ずは膝、必ず治せます。しばらくはどうか御辛抱を。

OJJ さん、最近はライチョウを見てないんですが、ピカピカの天気を選んで出かけてはなかなか出会える頻度は下がりますね。天空の日帰りなんてかっこいいですが金と時間がないんです。

よしころん さん、テン泊いいですね。低温と強風でなければテントの方がいいですよ。体力があれば装備を担げれるんですが・・日帰りになってしまいます。北アの山小屋は一泊二食、弁当、ビール飲んだら下界の宿と変わりなしの値段だし
混んだら最悪です。地蝶ヶ岳のテン場は絶好のロケーションですね。
by Jetstream (2018-07-05 22:18) 

Jetstream

koh925 さん、拝見頂きありがとうございます、楽しんで戴ければ幸いです!

tochimochi さん、この景色は見飽きることなく時間が過ぎていきます。下山時はいつも去りがたい気持ちです。(笑) 梅雨の間隙をぬって思い切って出かけましたが楽しい山行になりました。

majyo さん、 槍ヶ岳や穂高岳の登山道、写真で見ると急峻です。それぞれ小屋まではなんとか登れますが、その先は鎖と梯子の連続で必死に登ったこと思い出します。(笑) 稜線の花は素晴らしいです。行き帰りの運転は無理せず、疲れたり眠くなったらすぐ休むようにしています。早朝の長距離運転ですぐ登山される方も多いですが、これは一番疲れるパターン。わたしはもうやめてます。
by Jetstream (2018-07-05 22:19) 

makiwarikun

アドバイスありがとうございます。確かに足の状態が不安なら西穂高岳は避けた方が良いですね。
ならば、同じく文明の力を利用した唐松岳ならどうかと思っています。未登の百名山である五竜岳には寄らないで…。今シーズンの百名山ピークハントは諦めています。
by makiwarikun (2018-07-06 11:56) 

mimimomo

こんにちは^^
あ~あ、羨ましいことです。ここに登った時は「私雨女です」と言う添乗員さん。三日(常念経由二泊三日の山行)ともほぼ曇りか雨(><;
まったくこう言う素晴らしい景色は見てません! また見てみたいなぁ~
このお山も上高地からのピストンだと日帰り(上高地泊まりと言う意味)も不可能じゃないでしょうが、
Jetstreamさんのは、真似できないですね・・・(-、-
by mimimomo (2018-07-07 14:54) 

JUNKO

素晴らしい写真をたくさん見せていただきました。乗鞍岳は学生時代に見たことがある懐かしい名前です。山の写真は登った人だけが撮れるものです。それなのに居ながらにして楽しませていただきありがとうございました。雪渓の1枚に特に魅せられました。

by JUNKO (2018-07-07 18:59) 

Jetstream

makiwarikun さん、スイマセン、老婆心ながら。とにかく急登がないコースがいいですね。山は逃げませんので、しばらくは近場で養生してください。五竜岳は長い尾根とにかく「半端じゃない」です、二度と登りたくないです。(笑)

mimimomo さん、 とんでもないことを仰る添乗員さんですね。(笑) 上高地からだと横尾に泊まって徳沢に下りれば日帰りは楽々可能で、蝶ヶ岳ヒュッテに泊まれば絶景がみれますよ! !(^^)!

JUNKO さん、乗鞍は花の宝庫の名山ですね。拝見頂きありがとうございました、楽しんで戴ければ幸いです。!(^^)!
by Jetstream (2018-07-07 22:47)