フィスプ VISP [アルプスの旅2024]
*マルティーニ広場
フィスプVISPはバレー州、ローヌ谷にある交通の要衝です。鉄道は二つの軌道があり、標準軌道のシンプロン鉄道とスイス連邦鉄道SBBを共同運航するレーチェンベルグ鉄道、メーター軌道(狭軌道)のマッターホルン・ゴッタルド鉄道と強硬運行するBVZツェルマット鉄道。東はアレッチ氷河をはじめとするアレッチ政界遺産エリア、オーバーワルド、フルカ峠があり氷河急行路線でもある。またブリークからシンプロントンネルを抜ければイタリーです。
南はマッター谷を遡ればツェルマット、ザース谷の奥にはザースフェーといった山岳リゾートがあります。西はローヌ谷を下るとシエール、シオン、マルティーニと云った街、北はレーチェンベルグトンネルでベルンやインターラーケンへアクセスできます。鉄道だけでなく駅前からはポストバスも近郊に運航されています。このように山岳リゾートへの交通の利便性がいいことで今回フィスプに8泊することに決めました。そしてまわりが山々に囲まれた比較的閑静な街です。
円安で逆風下の海外旅行は? [アルプスの旅2024]
*バナー写真は2年前7月5日のマッターホルン、上掲の写真は今年の7月5日。今年は明らかに残雪が多いようでした。
新型コロナ感染が収束方向に向かったと思ったら、ウクライナ戦争で燃料費高騰とロシア上空ルートがクローズ、さらに日本の金融緩和継続で金利差が拡大し円安が進行し、物価高を招いています。今年に入っても円安は留まることなく進行し、我々日本人の海外旅行を取り巻く環境はますます厳しくなっています。そんな大逆風のなか、今年もアルプスの山旅にでかけました。円安から反転して円高に向かうという明確な兆しもいまだ見えず、「行き過ぎた円安」への無策ぶりには腹立たしさを通り過ぎて呆れ果てます。来年に先送りしても、その時元気に歩けるかどうかもこれまたわかりません。年を重ねつつある私どもには時間という関数は必ずしもプラス要因になるとは限りません。機会があるとき、行ける時に行こうということで出かけました。あとはどう「やり繰り」するかです。・・・・・人生の末節を迎えつつある者の道楽としてご笑納ください。
アルプスの山旅へ [アルプスの旅2024]
先月末からアルプスへの山旅に出かけました。(上掲はシャモニー・ラックブラン)
今回はシンガポール航空でトランジットしてチューリッヒへ、スイス・バレー州とフランス・シャモニーに滞在。帰路はジュネーブからパリ経由、エールフランスで本日帰国しました。昨年とほぼ同じ時期でしたが、今年のスイスはi洪水災害で交通機関が分断され、山間部の雪解けが遅く残雪で登山道も閉鎖といった番狂わせもありました。それでも行先・行程をやり繰りして20日間の旅を楽しんできました。
オマケ:オリンピック前のパリ風景、厳戒態勢前日だったのでセーヌ川河畔地区にも立ち寄ることが出来ました。
約18年ぶりのパリ、凱旋門やシャンゼリゼは観光客でいっぱい。
開会式へのゲート、セーヌ川。こんな濁った川で競技が行われるのでしょうか?
シテ島に架かるシャンジュ橋、観客席が設置されていました。
イエローブラウンの新色に塗装されたエッフェル塔2024バージョン。