- 旅と山歩き
戸隠五社巡りは宝光社で終え、丁度お昼時となりました。
宝光社駐車場のすぐ前にもお蕎麦屋がありましたが、お昼時ですこし混んでいるようです。山門横にある蕎麦処「手打ちそば つる屋」さん。閑静な感じで私にはこちらのほうがよさそう。
古民家風でいい感じ。すこし奥まって目立たないのか混んでいないようですし、各テーブルの間隔も十分とられていたので入ってみました。
築150年とのことです。落ち着いた感じのお店で和室もあり、スペースも余裕がありました。アクリル板も設置され配慮が伺え、これなら安心していただけます。
家内は本日のおすすめ、「天ざるセット」。地場の山菜と自家製野菜の天ぷらとのことです。
私は今回、温かい「山菜かき揚げそば」を頂きました。最後の蕎麦湯もいい味。
名山巡りで過去幾度かこの地域をを訪れました。高妻山下山後キャンプ場にある蕎麦屋さんも、黒姫山登山帰りに奥社入口で食べた蕎麦も美味しかった。戸隠そばはなぜかハズレのないように感じます、私見ですが。!(^^)!
今回はコロナ禍下でしたがこのお店の対策・対応も適切で安心感あり、美味しかったです。また食べに来てもいいと思ったお蕎麦屋さんでした。→ つる屋さんのホームページ
外出時はそれぞれの場面・状況で各自が判断・選択してリスクコントロールすることに尽きると思います。短直にいうとリスクのありそうなところは能動的に避ける、関わらないこと。状況に流されることなく、その姿勢をとり続けるしかないように思えます。気になるのは最近マスクなしの高齢者が目立ちます。ワクチン2回接種者でもコロナ感染の事例がいくつかあるようです。ワクチン効果で無症状、自身は発症せず他人を感染させてしまうとの専門家の指摘があります。ワクチンで安心は得られますが万能ではないという理解が改めて必要ではないでしょうか。
帰路は鬼無里(きなさ)経由にしました。
大望峠に寄ってみました。ここからは戸隠西岳連山の眺めが素晴らしいです。
もう少し右には大雪渓と白馬岳が望めるはずですが
白馬岳の眺めを遮るのは一夜山(いちやさん)。山頂からは眺めのいいパノラマ展望が見れるとのこと。また一夜山伝説があり、その昔、天武天皇(生年不明~686年)が信濃の国に遷都を計画し、三野王(みぬのおう)らを派遣。当時「水無瀬(みなせ)」と呼ばれていたこの地が都にふさわしいと天皇に報告しました。鬼たちは、都ができたらかなわないと一夜で山を築き邪魔をしましたが、怒った天武天皇に退治されてしまいました。以来、水無瀬という地名が鬼無里になったと言われています。こんな名前の由来があるそうです。こんな伝説もあるちょっとマニアックな山、登ってみたいですね。
唐松岳をトリミングしてみました。八方尾根上部と天狗の頭(右)も見えます。オリジナル画像をパソコン画面で見ると唐松山荘のシルエットまで視認できました。ミラーレスE-M5の望遠側で撮影。
北アルプス南部は霞んでます。夏の午後だからこんなもんでしょう。
槍ヶ岳の穂先が見えたのでアップしてトリミング、前衛は常念山脈(蝶ヶ岳~餓鬼岳)。
今夏こそは北アルプスに行けることを期待していましたが、小屋泊をともなう山行はまだ先の楽しみとなりますね。