ちょっと前になりますが、 こんな記事をご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが。。。。
意外に短い「健康寿命」 ←クリック
「平均寿命は男性が約80歳、女性が約87歳。余生と言うにはあまりに長い時間が定年後には控えているといわれる。だから働ける間は働きなさい。 それが今時の常識。」 と云われるが、 「雇用延長で65歳まで働いた場合、退職後の元気な期間は男性6年、女性9年しかない。」
健康寿命・・・・
健康寿命を伸ばす ベストの方法は「働くこと」 ←クリック
というオピニオンもありますが・・・・・
「老後にもお金は必要だが、雇用延長や生涯現役社会といった言葉に急かされて漫然と働き続け、動けなくなったら要介護生活、という人生の最期も悲しい。」 というコメントが述べられている。
「これ以上定年延長は勘弁してよ。」 という方も多いと思います。
片や仕事から解放され 7days=Sunday になった途端 逝ってしまったという話も聞きます。
あらためて 平均&健康寿命を示すライフタイムグラフを眺めてみました。 本当に6年 !!! ・・・・・
これが平均的な現実なのかと知ると、改めて考えさせられる。 何を隠そう、私も上のグラフでライトグリーンからモスグリーンへ丁度折り返したところですがまだ働いています。 ”悠々自適” の域にはありません。
健康寿命→MAXIMAM、介護期間→MINIMUM or ZERO, 誰しもそう願いますが そんなにうまくはいかないですね。 リタイヤしたあとは、まとめて〇〇をやるぞ! と意気込んでも、もうその時には体力も健康も下り坂なのが現実。
それでも私の身のまわりの諸先輩や訪問させて戴くブロガー先輩諸氏の皆さんは健康年齢を超えても、元気に活躍されています。 80歳を越えても元気に山を登られている方は一杯います。 健康年齢は日頃の健康管理と心がけで延ばせるものなんで、平均的な年齢値は気にせず 元気でいたいですね。
私は団塊末期の生まれですが、学校の教室は鮨詰め、受験戦争も激化。 社会に入れば高度成長の時代で ほとんど右肩上がり。 仕事もやりがいがありラッキーな時代であったかもしれません。 反面、それだけ競争も熾烈でした。 残業で夜9~10時は当たり前、今の基準で見ると多くの職場がグレイだったでしょう。 壮年期を過ぎれば職責を持たされて会議・報告づくめ。 月曜の午前会議での報告・資料作りで週末がスポイル、日曜夕方は憂鬱な時間に。 有給休暇はほとんど未消化のまま。 ましてや山登りなんて夢の夢。 (泣)(笑)
すべては”老後の楽しみのため” と必死で働きました。 我々団塊に限らずこんな方が案外多いんではないかと思います。
でも、そんな生き方はナンセンス。 若いときから、仕事も頑張り プライベートも楽しむというバランスのとれたライフスタイルを身につけ実践することでしょう。 仕事の日と休日はハッキリと区別。 そうしていれば、上述のような「定年後の老いらくは短し」だなんて論議はないんでしょうが。。。。。
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と云うのはあまりにも キレイごと なのかも・・・ そうは上手くいかないし、現実は厳しいのかな。
さて、このライフタイムグラフを見られて如何。
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追: 聖平小屋で同宿だった千葉県・Oさんから送って戴いた写真。
遠山郷・下栗の里。 ”天空の里”ですね。 日本の山里100選にも選ばれ紅葉の季節にはバスが何百台とやってくるそうです。