空港からラヴォー地区シュブルにある宿泊先に向かいます。7月3日
空港を出てから百キロほど運転すると「左ハンドル、右側通行」にも慣れてきます。前回3年前はジュネーブからシャモニーへのドライブ、長いブランクのあとの複雑なジュネーブ市内走行で苦戦しました。今回は3年前のドライブ感覚が直ぐ蘇ったようです。空港からずっと高速道路走行だったことも助かりました。
海外レンタカーでは年齢制限で70+は貸し出さない会社も一部にありますが、この会社はOKでした。美しいアルプスの山中をドライブするのは爽快で楽しいし、自由に移動できます。特に新型コロナ禍では鉄道やバスといった公共交通機関利用時は気掛かりですが、レンタカーなら安心できます。でも、たぶん今回が最後になるのかな?
*途中休憩したグリュイエール湖(グリュイエールチーズの産地の近くです)
予約した車種はコンパクト車種でVWゴルフ或いは同等車種ということでしたが、貸し出しの車はSKODAカミークという見たこともない車種でした。SUV風でちょっと大きいと感じましたが、アナログ感覚でとても運転しやすいです。安全に運転出来ることが一番。私が日本で乗っているキックスと比べても取り回しは悪くないです。あとで調べましたがSKODAはチェコの会社で、自由化後VW傘下に入っています。スイスでは結構見かけた車種です。3月にレンタカーを予約したんですが、一日@1万2千円くらいでした。6月初旬になって返却日をもう1日延ばそうかと思い変更をトライしましたが、いったんすべてキャンセルして再度予約を入れ直す必要あり。その場合は価格が@2万円と大幅アップになるのでそのままにしました。限定した車輛供給に対し夏場での需要が増えて価格アップ、さらに円安が追い打ちをかけます。年金だけで取崩すしかない我々には「値上げ許容度」は到底ありません。
まだ日の明るいうちにレマン湖畔の丘陵地シュブルという街(村?)にある宿に着きました。今回唯一のホテルですが閑静というか、やや寂れた感じのホテル。ツェルマット迄同日中に向かうのは無理なんで泊るだけの仮宿のようなもんです。
到着した夜半にふっていた雨も上がり、天気は良さそうです。2週間前のスイスの天気予報では、最初の週は曇り時々はれ、にわか雨ありという予報がほとんどでしたが 変わりました。到着の翌日から最後の出発日までほとんど晴れでした。ラッキーというか、天の恵みです。
翌朝ホテルの部屋から撮ったレマン湖です。 7月4日
前夜はそのまま寝てしまったので、ハングリー。ホテルをチェックアウトして近くのスーパーマルシェでパンとバナナ、ヨーグルトを買って、ラヴォーのブドウ畑へ。
日当りのいいブドウ畑の丘陵、雨上がりなのか幾分霞んでますが、陽射しは強く感じます。木陰に覆われたベンチを見つけそこで朝食。
世界遺産ラヴォー地区のブドウ畑、レマン湖、対岸はフランス・エビアンレバンの山。壮観です。
ブドウ畑、南仏風の家並み、レマン湖と絵になる風景です。
とってものどかですが、雨上がりで少し靄がかっているのが残念。
そこにいるだけで十分ですが、散策コースも多くあります。
ベストシーズンには秋、ワイナリーを訪れてワインを味わうのもいいですね。空気が澄んだ日のレマン湖、ブドウ畑の風景は一層引き立つでしょう。ラヴォー地区はとくにお奨めの場所だと思います。
ちょっとビレッジをのぞいてみましたが、白壁の家並みが風景に溶け込んでいます。
どこを切り取っても絵になる、撮りきれません。
到着翌日からこの景色、時間を忘れさせる眺めに感動。モードは切り替わりました。!(^^)!
あとから気がついたこと、ラヴォー地区のワインを買い忘れたこと。;;;
この日はツェルマットへの玄関口、テッシュTaeschまでドライブです。