2日目は もっとも楽しみにしていた阿蘇山です。
大火口、 広大なカルデラ、 大きな外輪山に #59122;
2日目は もっとも楽しみにしていた阿蘇山です。
大火口、 広大なカルデラ、 大きな外輪山に #59122;
この日は、九重高原を抜け阿蘇に向かいます。 平日なので、道路は渋滞もなく10時前には外輪山の大観峰のふもとを通過。
展望スポットからの阿蘇山もいいんですが、 余りにも大きな外輪山とカルデラにビックリ!
世界でも有数な巨大なカルデラで直径約20KM、 この麓に町があり、鉄道も通っています。 阿蘇5岳の火口丘が真ん中に。 火口丘といっても、それぞれが大きな山塊。
左から、根子岳、 高岳、 中岳、 烏帽子岳、 杵島岳。 百名山のハンティングポイントは高岳と中岳のようです。
いよいよカルデラのなかのハイウェイ(阿蘇山公園道路)を阿蘇火口に向かいます。
草千里と烏帽子岳, 阿蘇5岳のひとつ。
ロープウェイ駅(休止中)からの最後の通行区間は有料。 ここで、”ぜんそくはありませんか?”とゲートでチェックがあります。 ぜんそくの方は、これより立入禁止? (あるいは火山ガスを吸わないこと?)のようです。
火口駐車場の気温は0-1℃で、強風です。 中岳の稜線には霜? うっすらとした雪? が下りているようです。 さっそく 火口展望台へ。 このゾーンしか入れないようです。
何か所かある他のゾーンは制限されていますが、ここが火口に一番近いようです。 ”世界一の火口” ”阿蘇登山記念”なんて看板があります。 ここで登ったはNGですね。(笑)
火口のそこにはカルデラ湖。 エメラルドグリーンのきれいな色。 煙(ガス)が一杯立ち込めて見えませんでしたが、 一瞬底湖が見えました。 この日は火山ガスが多い?ようです。
突然、避難警報がでました。
写真ではわかりませんが、赤色のランプがフラッシュ。 一斉に退避勧告のアナウンス。 展望台へのゲートが閉ざされました。 赤ランプは火山ガス濃度が5PPM以上、で避難・下山です。 皆さん駐車場から下山していきます。
我々も展望台から退避。
できれば中岳まで往復しようと思い、フリース、ダウンにレインジャケットをまとい、サブザックを準備。 頂上まで行けなくとも、火口向うの稜線まで登ってみたいと考えていました。
でも この日は風も強く、気温もかなり低く、#59124; そしてこの避難勧告。
あ~、なんとなく気が削がれた。 今回は、中岳への登山は断念。
帰路、登山口(砂千里駐車場)を確認しておいた。 こんな強風#58947;で寒いなか、ザックを背負った登山者、百名山ハンター?が 何人か登っていきます。 温泉旅行気分の我々と違って、気合が入ってます。 (笑)
寒いのは已む得ないでしょうが、強風はNG。 いつもこんなもんでしょうか? 阿蘇は多分、10月~11月頭が適期なのかな? 東口の仙酔峡+ロープウェイの方が近いようです。(現在は規制中) 来年は、気候が穏やかで安定した時期に、まとめて・・・・
なんて思いながら下山。 再び草千里の駐車場で#59009; ↓ 壮大な外輪山。 右の小山は米塚、小さな火口丘です。 でも近くを通ると結構デカイ。
午後はフリータイムとなったが、こんなこともあろうかと次善のプランを考えておいた。 行き当たりばったりの変更にはいつも慣れてます。 (笑)
途中で地元の熊本ラーメンを食べて、一路天草へ#58974;! 熊本から松橋まではアッという間に行ったんですが、 一般道が渋滞。 天草五橋をわたり上天草市へ。
島原湾が一望できます。 街はヤシの木で南国ムード。 海もいいですね。#59120;
キリシタン殉教の地、天草メモリアルホールを訪れる。 フランシスコ・ザビエルの来日からはじまった当時のキリスト教の布教の歴史、迫害、島原の乱等 展示物、映像等から 歴史的背景がわかります。
ひとの自由、精神的解放を求める心は止められません。 その想いを伝えています。
時間が過ぎるのを忘れた。 もう4時、今宵の宿へ向かうデッドラインだ。
ナビの目的地を 今宵の宿 玉名温泉にセット。 ところが往路とは違う島原湾沿いのルートに。
左手には島原湾、 雲仙普賢岳。 見晴らしのよい快適なルートですが、一般道の夕刻の渋滞にはまった。
宿には 遅れることを連絡しましたが、なんとか ほぼ6時に到着。 玉名温泉#59127;は熊本市の北の街。 温泉と云ってもまとまった温泉街でなく、十数軒のみ、宿泊先は点在した宿のひとつです。
”玉名温泉はかつて立願寺温泉と呼ばれ、1300年もの間こんこんと湧き続けています。無色透明、ややツルッとしたすべりのよい泉質で、リューマチ、神経痛に効くといわれる弱アルカリのラジウム単純温泉。” ← とパンフレットに書いてありました。
ここもわずか12部屋の静かなたたずまいの宿、。 部屋の大きな窓からは 山水の庭園が望める 落ち着ける宿。 源泉かけ流しの天然温泉、露天風呂には打たせ湯も。 温泉も食事も満喫しました。