6月上旬LP #58942; 越後の二百名山 守門岳へ。
残雪の守門の峰々。 稜線から眺めは爽快、 雪解けを待っていろんな花が稜線に咲きはじめました。
6月上旬LP #58942; 越後の二百名山 守門岳へ。
残雪の守門の峰々。 稜線から眺めは爽快、 雪解けを待っていろんな花が稜線に咲きはじめました。
前回の平標・仙ノ倉山から3週間ぶりです。 夏山シーズン開幕なのに動きが悪いです。
まだ仕事をしているんで、 雑用所用は週末になり、体調を崩したりすると山歩きも出来なくなる。 天気に恵まれない時もある。 なかなか思い通りに山登りはできませんね。
週のうち半分以上はフリーのはずですが、引き受けた仕事は手が抜けない悪い性分。 でも仕方なく働いている訳ではなく自分の意思で働き、ボランティアのような気持ちで仕事が出来るのはまだ幸せなのかもしれません。 我儘なのかもしれませんが、シニアになったからには自由でありたい。 自分の意思で働く、だからこそいい仕事ができ貢献できるんじゃないかと思っています。 それが出来なければ、即やめ~ます。
「一億総活躍」なんて訳のわからないキャッチフレーズを掲げる現政権、定年を65歳、再雇用を70歳までに延長しようとしているのは財政破綻で社会保障費を抑制するのが目的です。 生涯働きたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、「70まで働かされて疲弊し辞めた途端お陀仏」なんて人生は勘弁して欲しいと思う方も少なからず。 なるほど!そうすれば70まで厚生年金を納付させて年金支払はしなくともよい、一石二鳥かも。(泣)(笑)
せめて人生の末節くらいは自分の意志で生き方を決めるようにしておきたい。 意志をもって努力すればそう出来る社会を実現するのが国の使命です。 女性の活躍にしても、バリバリと働きたいという方もいれば 結婚して家庭をもってやっていきたいという方もあるでしょう。 一億すべてがキラキラ輝いて活躍? (笑) 所詮「一億総〇〇」なんて画一的な発想は空恐くナンセンス。 自由で多様性のある社会でいいんじゃないでしょうか。
話は脱線しました、もとに戻します。 (笑)
今回も関越道で新潟へ。 小出ICで下りて魚沼市・真木バス停から二口へ向かいます。
二口におおきな駐車場がありますが、 守門岳二口コースの登山口。 コースタイムは山頂まで4:45です。
標高は約520Mですが、ここから登るのではなく二口分岐の左、北へ向かう林道(二口栃尾線)を上がっていきます。 長峰のあたりで分岐を右へ、ここから未舗装の支線を東にさらに上がります。 ほどなくすると保久礼小屋駐車場があります。
7時過ぎに到着しましたが、もう6台ほど駐車していました。 標高は二口よりも250Mくらい高い780M。。 ここが保久礼コースの登山口。 守門岳山頂までのコースタイムは3:45、 いわゆるショートカット、最短ルートです。
保久礼(ほっきゅうれ)コース
保久礼小屋から大岳までの標高差は約650M。 登山道も危険なところはなく、極端な急登もありません。
コースタイムや途中の様子、 興味のある方はヤマレコ山行記録のページ(↑)をご覧ください。
大岳に向かう稜線からのハイライトをアップします。
例年なら大岳の手前から残雪ハイクが楽しめるようですが、今年は登山道にはほとんど雪がありません。 保久礼コースの尾根道も新緑に覆われて風もあまりなく暑いくらいです。
越後三山、 右端が八海山、 中央左が越後(魚沼)駒ヶ岳、その隣が中ノ岳。 まだ6月初旬なのに雪が少なそう。 夏までの駒の小屋横の水場が枯れてしまうんではないかと気掛かりです。
イワカガミがいたるところに咲いています。
大岳(1,432M)山頂。 低木に覆われて見透しがありません。 ここからルートは南へ
南の稜線に出ると 縞になった守門岳の峰々が目の前にドーンと現れました。
日差しは強いんですがここからは爽快な眺めの稜線が続きます。
ズームアップして撮ってみます。
ここ大岳と、青雲岳(あおくもだけ)、袴岳の3ピークを総称して守門岳と呼ばれています。
中央の峰が青雲岳、 そして一番奥が最高峰の袴岳1,537M 守門岳の山頂です。
(と以前上ったことがあるという方が云っておられましたが・・・ 真ん中が袴岳でその右が青雲岳のような気がします。)
せっかく標高1,432Mまで上ったんですが、鞍部まで約150Mほど下って上り返し。
(ここの帰路の上り返しが唯一のキツイところでしょう。)
シラネアオイが稜線に咲き乱れます。
大岳分岐(二口コース分岐)前の雪渓。 例年なら、この雪渓も雪庇になっているようです。
カタクリも稜線に。 今年はカタクリとのめぐりあわせがいい。
青雲岳山頂。
ようやく、守門岳のピーク、袴岳が面前に。 最後の上りです。
守門岳山頂。 振り返ると青雲岳と大岳。 右奥は弥彦山? 佐渡までは見えぬ。
二百名山 +1
右から八海山(奥は巻機山)、 越後駒ヶ岳、 中ノ岳、 荒沢岳の奥は平ヶ岳。
右から双耳峰の燧ケ岳、 会津駒ヶ岳 ・・・
福島県境の浅草岳。 右奥は会津朝日岳。
東南方向をズームアップすると、御神楽岳の奥には飯豊連峰。 まだ残雪が多い さすが奥深い飯豊。
八海山と巻機山
右が越後駒(100) 左が中ノ岳(200)。 標高は中ノ岳の方が高いんですね。
燧ケ岳。 手前は奥只見の山
会津駒ヶ岳? この方面には弱いんで、山座の確定が難しすぎます。
全方位360°の展望を満喫! 昼食をとりながら・・・ あっという間に1時間近く経ってしまいました。
さあ、 下山です。
青雲岳へ、 往路をもどります。
例年はこのあたりは雪庇の稜線。 日本海からの寒風が吹き抜けるんでしょう。
カタクリがこんなに多いとは・・
シラネアオイも・・・・
知らない花1
知らない花2
これも知らない花3にしておきます。 (笑)
大岳への稜線には花が一杯。 下りだけど、スローダウンします。
保久礼への下りはイワカガミが一杯。
登山口のある駐車場へは2時過ぎに到着。
登りは7時45分~山頂へは10時35分過ぎなんで休憩を含めても2:52のログが残ってます。 昭文社のCTは3:45だから50分以上も早く登れました。 ここのコースタイムはサバの読み過ぎ? 下りも2:27(昭文社3:20)
往復5時間20分程度で素晴らしい稜線の歩きと展望、繚乱する花々を見れるなんて超お得な大バーゲンコースでした。
他にも南から登る大白川コースというのもCT3:40となっていますが、守門岳のハイライトは大岳~袴岳の稜線なんで保久礼コースが登りやすいベストコースと思います。
#59120;#59120;#59120;
さあ翌日は、守門山頂から見た山だ。
コースタイムも守門岳とほぼ同じ、 楽勝だ! と思っていたが・・・ 甘くはなかった。#59124;#59124;#59124;
山登りは人生の如し。