以前記事でふれましたが、動画配信や音楽コンテンツはTVへ、情報コンテンツ、SNS、メールはスマホ・タブレットに流れる。パソコンはいずれシーラカンスと化し、オフィスユースに絞られていくかもしれませんね。とは云うものの・・・私のようにまだパソコンがメインだという方も多いでしょうね。
パソコンを使っている以上、余分なファイルやディスクの分断化でだんだん重くなります。ディスククリーンアップやデフラグで幾分か改善できますが、それ以上にOS(Windows 10)のバグや脆弱性を解消改善するための頻繁なアップデートに伴うプログラム変更やパッチで重くなるような気がします。
Win10のアップグレードは自動的にバックグラウンドで処理されますが、この間は動作が極端に遅くなったりフリーズするのでアップグレードが完了し再起動を待つしかありません。
先月まで私のWin10のVersionは[2004]ですが、アップデートの履歴を調べてみました。3月にVersion[20H2]が提供されたようですが、「デバイスに重要なセキュリティ修正プログラムと品質修正プログラムがありません」というエラーメッセージがあり、アップデートに必要なプログラムが一部欠損しているようでした。これを解決するための対処方法をネットで検索、いろんな方法を試して・・
なんとかアップデートが出来ました。これは未踏の山でのルート探索よりはるかに難しく遭難しそうでした。
これでようやく一段落 と思いながら更新の履歴を見たら、
なんだこれは! 2021年5月に新しいVersion[21H1]がリリースされて、更新可能のメッセージ。(+_+) 山頂にたどり着いたと思ったらそこは似非ピークで、その先に見えたのが本当の山頂だった というようなもんです。ここまで登ったんだから、もう山頂山頂へ行くしかない。(笑) 気を取り直して再度アップグレードにトライ。ところがこれまた簡単に更新できず。再度調べたらWin10アップグレードアシスタントなるツールを発見。MSのサイトからダウンロードして以下の画面のようにVer. 21H1にアップグレード出来ました。 ところが・・・「正しくインストール」されたものの
このアップグレード以降極端に動作が遅くなりました。アプリ・ブラウザは超鈍い、文字入力遅くフリーズ連発。アップグレードによる機能はほとんど変わりませんが、セキュリティーと品質向上ということでのアップグレードなので実行。まったく使いものになりません。・・失敗だったのかなという思いに駆られました。山頂に立ったものの下山できないのと同様。
何回か再起動を繰り返し、スタートアップの不要な常駐アプリを外して幾分は改善しましたが、動作は超スローで元に戻らず。後日21H1をアンインストールするか、思い切ってWin10の初期化~再インストールをしようかとも思いましたが、先日マイナーなアップデートがあり。再起動しましたら動作はある程度回復、なんとか使えるギリギリのレベルだが依然のようなサクサク感はない。このまましばらく様子を見たいと思います。
*追記 来週後半にWindows 11の導入発表があるようです。Windowsにはこれ以上の進化よりも簡便性・安定性を望みたいです。
他に動作改善の方法はないのか、動作を重くしている原因はないのかと素人ながらに調べてみました。考えられるのは通信回線。小宅のネット回線はNURO 光 G2V 戸建です。2014年3月に工事完了しソネットから提供されたONU(Optical Network Unit)という光回線終端装置をセットアップし使用してきました。モデムから光回線への切り替えでその時は早くなったと実感しましたが、たまに回線速度を測ってみると実効速度は遅い。
ネット(アンドロイド)TVの配信でも稀にコマ落ちやハングアップもあるが、速度が十分でないかも・
ONUも7年が経過し経時変化で劣化することもないわけではないし、新しいONUへの変更も必要なのかな。回線速度が遅いということでNURO光にONUユニット交換を申し出ました。回線速度スペック(いわゆるac規格のない旧スペック)は同じだが、同系の別機種へは無償交換が可能で改善の可能性はあるかもしれないとの説明があり、とりあえずそれに交換してもらいました。(速度の顕著な向上は期待していませんでした。)
送られてきたONUをセットアップ、回線スピードテストをしてみたら20%程度速度は向上、幾分動作も早くなったようですが、やはりこの程度しか速度は改善しない旧スペックの従来品↑です。 ネットTVのコマ落ちやハングアップは解消。100Mbps以上は出ているようなので4K動画でも問題はないようです。
ac規格対応なら回線速度は300Mbps以上と飛躍的にアップしますが、最新のONUへ交換(有償)する必要があります。同時にパソコン等の端末機器がac規格に対応していることも必要です。チェックしてみたらデルのPC、ネットTVブラビアはac規格に既対応で、ONUを最速タイプに交換する価値はありそう。2015年9月以降加入されたNURO光会員で旧スペック(ac規格非対応)のONUが設置されている場合は、ac規格対応ONUに交換を要望すれば無償交換が可能のようです。それ以前加入のユーザーには旧仕様ONUのまま放置し、後から加入したユーザーへのみ最新のONUを提供(無償交換)するという姿勢はおかしい、SNSでも批判があります(私も同感、追加コストが1万円程度なので出せないことはないですが金額云々よりもNURO光の姿勢に釈然とした気持ちにはなれません)。NURO光のONUは無線ルーター機能も一体化した優れものですがサードパーティーのONUや無線ルーターとの接続は動作保証はしない、推奨しない様です。(調べる必要がありますが)自己責任でac規格対応の無線ルーターを購入して接続する手もありなのかな? 或いは契約時期をみて他の光回線に変更するという選択肢もあり? 総務庁も携帯電話だけでなくネット通信回線もよりオープン化するようメスを入れてほしいですね。NTTやSONYへも喝を入れてほしいです。(笑)
*小宅のガクアジサイ
最近のIT機器やOSの進化、通信インフラの進化にはなかなかついていけません。会社なら社内のシステム担当にOSやメールトラブルを相談できましたが、会社から離れると自分で対処しなければなりません。片やエクセルでピボットテーブルやグラフを作成することもないし、パワーポイントを使うこともないでしょう。メンテが面倒なWindowsから脱却して、いづれはクロームブックやタブレットに移行した方がいいのかなとも感じているこの頃です。膨大なるデジカメ写真や普段見ないファイルはハードディスクへ移動しました。