7月7日 シュヴァルツゼーを散策し、フーリへ下ります。
フーリに下る稜線は花がいっぱいでした。
シュヴァルツゼーでは、マッターホルンが真正面に見えるベンチでランチ。お天気も良く、風通しのいいレストランのテラスで地元のものを食べようかと思ったんですが・・・持参してきたパンですませました。混んでいない屋外のテラスレストランなら風も通って感染リスクも低いと思われますが、事前にどんな場所かもわからないので仕方がないですね。
山頂をズームアップして、100%で切り出してみました。
さらにヘルンリ小屋(白い建物)から上部のヘルンリ稜を切り出し。尖った稜線で急峻なロッククライミングの世界です。TV番組で見ましたが、クライマー達は朝の3~4時頃に小屋を出立し昼頃に戻って来るようです。
午前のクラインマッターホルン(グレイシャーパラダイス)はいわゆるツーリズムのポイント。氷河宮殿や展望台にはそれほどの感動もなく、フェードアウトしていくような印象です。グレイシャーパラダイスは止めて、午前中からヘルンリ小屋まで往復した方がよかったかも・・・と思いながら眺めていました。
シュヴァルツゼーを散策し、フーリまでの尾根を下ってみることにしました。
シュヴァルツゼーと昔からの避難小屋、31年前と同じ風景です。
湖のまわり一帯はお花畑、いろんな種類の花々が咲き誇っています。
Campanula ホタルブクロ
Lotus corniculatus 西洋ミヤコグサ
ワスレナグサ
クワガタソウ
Black Bog-Rush ?
フィテウマ Phyteuma Orbiculare
シャジクソウ Trifolium(トリフォリウム)
フーリへの稜線を下ります。
これもシャジクソウの種のようです。
昔の小屋のようです。背景はモンテローザとゴルナー氷河。
シラタマソウのようにも見えますが・・
ヨモギの一種?
ゲンティアネラ? 和名はオノエリンドウ
センプルビブム Sempervivum ベンケイソウ科の花?
Silene Nutans マンテマ属 ?
アスターアルピナス(シオン属)?
右手に見えるのはリッフェルアルプからゴルナグラート、雲が少しずつ出てきたようです。
??? 検索しても識別が難しいです。
Arnica Montana セイヨウウサギギク
Pedicularis シオガマギク ?
Gold Crepis フタマタンポポ
Carduus ヒレアザミ?
フーリまでの中間点、一度にアップしようと思っていましたが、まだ多くの花が残ってますので本日はここで切り 次回Ⅱへ続くこととします。
追: 水際対策(入国制限)が緩和されて一日2万人から5万人にまで入国が拡大、ワクチン3回接種証明があれば「現地出発72時間以内のPCR検査」は9月7日から免除されるようです。海外渡航される方には朗報だと思います。 但し、新型コロナに感染してしまった場合は、滞在国のルールや航空会社の指針に従って対応することは変わりません。 PCR検査がない場合は、無症状感染者も航空機に搭乗することになるし、発症していても申告せずに搭乗=「すり抜け」てしまう可能性もあります。とても厄介なPCR検査ですが現時点では「自制」「歯止め」になっているのは事実でしょう。 水際対策の緩和で良かったねというだけでなく、同時に渡航者・国民がその分感染リスクを受け入れるという事になることです。 もうしばらくはPCR検査があるという前提でしか考えていなかったんですが、水際対策緩和に伴う負の部分も気づかされ、複雑な気持ちになります。 PCR検査があるナシに関わらずきちんと感染対策をして「新型コロナに罹らない」ということが基本だと私は思いますが・・