”EVOLENE、One of the most beaufitul villages in Switzerland”
エヴォレーヌ、スイスで最も美しい村のひとつと云われる名所ですが、さて・・
7月10日 日曜日、ラックブルーへのハイキングを終えて、アローラからエヴォレーヌに向かいます。
エヴォレーヌの観光案内所の横にある無料駐車場にとめました。残念ながら、観光案内所は閉まっていましたので地図もなし。ランダムに散策してみました。
予備知識は「スイスで最も美しい村のひとつ」という程度で、ほとんどなし。
日曜日午後、3時を過ぎていたので観光客のピークは過ぎていたのか、人出は多くありませんでした。
エラン谷の東側の丘陵にある集落で、人口は1,600人くらいですが約8%は外国籍の住人。地元の方がほとんどかなと思ったんですが意外でした。エラン谷はフランス語圏です。
ネズミ返しの基礎と石瓦の屋根で建てられた特徴ある木造の小屋が多いです。
ネズミ返し、高床式の穀物倉庫です。
これもネズミ返し、屋根にも使われている鉄平石を挟んでネズミが登ってこれないように工夫してあります。釘も使わず楔形に削って組み上げていますね。
穀物倉庫が林立、昔のままに保存されてまわりの風景に溶け込んでいます。
石畳の通り、陽射しが強くて露出がオーバー;;
石と粘土で建てられた家
古そう、かなり昔の家と思われます。
小屋はネズミ返しですが、住居の方は石造りの基礎。
レストラン、もう午後の遅い時間なので閉店のようです。
山村風景にアクセントとなっている教会は工事中で上部がシートに覆われて、様になっていません。普段は見学できるよう様ですがNG です。
石瓦の屋根とアローラの山群。
集落自体、それほど目を見張るようなところはありません。多分、この集落を含む近辺の山や自然に囲まれたロケーションが人気なのでしょう。外国籍の住民が多いというのは、住んでみて居心地がいい村なんでしょうね。ここに2~3泊滞在して、近郊を散策・ハイクするのがいい過ごし方かもしれません。
シオンへの途中にあるウゼーニュのピラミッドにストップオーバー。
ウゼーニュのピラミッド近くにモニュメントがあります。
これらの奇岩は自然の営みというかいたずらで出来た不思議な景観です。
もともとヘレン谷には氷河が覆いつくしていました。その後氷河が後退する過程で運ばれてきたモレーンが堆積し融合し固形化。長年雨などにさらされて浸食されましたが、ところどころ大きな岩石があり、それが傘の役目で下に在った堆積層が浸食されずに残った。これがキノコのような奇岩となったようです。
道路は固まった堆積層を掘削して出来たトンネルを通ります。往路で気がつきましたが、そのままパスしてしまいました。
細長く柱状の堆積物(岩)の上に乗っかっている岩は「小さな帽子」と呼ばれています。
なにかバルセロナのカサ・ミラやグエル邸のガウディが作った突起状の創造物をイメージします。
回り込んだ谷の反対側の道路からとったピラミッド群です。自然のミラクルマジックですね。
翌日は東にあるアニビエ谷に向かいます。