毎年出かけている大弛峠。 今回が3度目、一挙に峠近辺の標高2,500M+の5つのピーク(金峰山、鉄山、朝日岳、国師、北奥千丈岳)を登ろうと出かけた。 ”晩秋の山歩、大弛峠2011” というタイトルになるはずであった。 ところが ↓ ↓ ↓ #59122;#59122; #59123;#59121; ※11月18日
*** 大弛峠、車両で通行できる標高2,360M日本最高所の峠。
毎年出かけている大弛峠。 今回が3度目、一挙に峠近辺の標高2,500M+の5つのピーク(金峰山、鉄山、朝日岳、国師、北奥千丈岳)を登ろうと出かけた。 ”晩秋の山歩、大弛峠2011” というタイトルになるはずであった。 ところが ↓ ↓ ↓ #59122;#59122; #59123;#59121; ※11月18日
*** 大弛峠、車両で通行できる標高2,360M日本最高所の峠。
未舗装の工事規制区間を抜けて、舗装路を登っていく。 高度計をのぞくと1500M。 焼山峠にさしかかった。 峠の電光表示板に ”川上牧丘林道 大弛峠方面通行止” の表示。 #59123;
日本で最も標高の高い一般車両が通行できる2,370Mの峠からの楽々登山で、標高2,500M以上のピークを5座踏破するという目論見は、通行止めであえなく消滅した。 #59123;
これでは、山頂のアクターと云われるTerry師匠のごとく、閉鎖ゲート前でラーメンを食べて記念写真を撮って帰るという結末になりかねない。
もう8時を過ぎている。 他の山に行こうか? 近くの乾徳山は歩行時間が長い、御坂山塊も登山口までに時間がかかる。 茅ヶ岳、大菩薩、瑞牆山が浮かんできたが、中途半端な時間となってしまう。 もう一度地図をガイドブックを見てみた。
#59131; 灯台もと暗し! 小楢山!(コナラ山)がすぐ近く、 登山口は通り過ぎた焼山峠。 (笑) 1,713Mの低山だが、見晴らしはよさそうだ。
焼山峠に戻り、舗装された駐車場に停める。 ここは立派な水洗のトイレも完備。 サブザックと夏用登山靴でも行けそうであったが、そのまま準備したザックと皮靴にした。 結局出発は9時過ぎ。
登山口は子授け地蔵の右を進んでいく。
晩秋の落葉した林間の登山道をいく。 峠は1,520Mなので標高差はわずか200Mだが、山頂まではアップダウンがあるハイキングコース。
尾根沿いの新道を登っていくと、背後に金峰~国師が見えます。 前方左手に小楢山が見えてきました。
山頂には丁度10時。 山頂はだだっ広く、甲府盆地を望む南面の展望が望めます。 南面は雲が多く、富士も上部が雲で覆われています。 5分ほど小休憩し、全方位展望の幕岩を目指します。
小楢峠に下り、幕岩へ登りかえします。 幕岩近くの道は痩せています。 また幕岩への登りはクサリのついたルンゼ状の岩場。
登りきった岩場から幕岩頂上にまたぐ一枚の細い岩を渡って到着です。
幕岩から見る小楢山。 紅葉は過ぎ枯れ山。 乾徳山の頭がかすかに見えます。
ここからは360度の展望。 小楢山同様南面は雲がかかってイマイチですが、東は大菩薩連峰、
奥多摩、奥秩父山塊、乾徳山の尾根、
ここが一番の展望です。 奥千丈、国師ヶ岳、朝日岳、鉄山、金峰山。 この5山を登る予定が、眺めるハメになってしまいました。 金峰の五丈岩も見えます。
西は前衛の山脈越しに八ヶ岳が遠望できます。
そして南アルプス。 南面はガスっていてスッキリとしませんが、甲斐駒が見えます。 そして月初に登った鳳凰三山。 地蔵岳のオブジェがかすかに。
小楢山に戻り昼食。 富士と甲府盆地がなんとなく見えてきました。
帰りは旧道から的石を通り、13時前に焼山峠へ下山。 チョット山歩としては物足りない番狂わせの山行となりました。 でも、平日でのんびりとした静かな歩きを楽しめました。 大弛峠5峰は来年再度挑戦します。
帰路は時間があったので、塩山~柳沢峠から丹波山温泉、のめこい湯へ。 源泉で湯量も豊富、お奨めです。 道の駅から吊り橋を渡ったところにあります。 丹波川渓谷は紅葉が見頃でした。