3日目は 長崎。 居留地時代の風情と異国情緒が残る浪漫の場所、 グラバー園から長崎湾のパノラマを見下ろします。
グラバー園を訪れて、ここ長崎で幕末から明治維新にかけて起きた出来事の一端ををより身近に知りました。 大河ドラマももっと興味深く、見れたことでしょう。
3日目は 長崎。 居留地時代の風情と異国情緒が残る浪漫の場所、 グラバー園から長崎湾のパノラマを見下ろします。
グラバー園を訪れて、ここ長崎で幕末から明治維新にかけて起きた出来事の一端ををより身近に知りました。 大河ドラマももっと興味深く、見れたことでしょう。
最初に、オランダ坂をへて大浦天主堂へ。
大浦天主堂、 日本にある天主堂の中で最古。 隣の資料館にキリスト教の布教と迫害の歴史が語られています。
もう一つの有名な天主堂、浦上天主堂と原爆記念碑にも行ってみたかったのですが、時間がなく残念!
天主堂の横の資料館を通り抜けると、目的のグラバー園の入り口です。
グラバー園からの長崎の街。 ↓ 海を見渡せる丘に家並みが多いようです。
坂の多い街、下りはいいですが上りは大変ですね。 でも、こんなところに住まいがあり毎日海を眺めて暮らすなんて、素敵でしょう。
旧三菱第二ドックハウス。 ↓ トップの写真はこの2階のベランダから撮ったもの。
長崎湾が一望。 クラバー園の対岸には三菱造船のドックが見えます。
トーマス・B・グラバーをはじめとして、はるばる海を超えてやってきた異国の商人たち、日本の新しい夜明け夢見る人々で活気に満ちていたようです。 坂本龍馬もその一人であったのでしょう。
1970年に外国人居留地として点在していた住居がここに集められ、150年近く経った今でもその面影をみることができます。 パンフレットの一部も参考に書き添えておきます。
キリンビールの前身である Japan Brewery Co. を設立した ロバート・N・ウォーカーの邸宅。
旧オルト邸、 石造りの洋風住宅。 ウイリアム・オルトは、長崎三大女傑と云われた大浦慶と組んでお茶の輸出を手がけ、巨額の富を得たと云われます。
旧フレデリック・リンガー邸、 床石はシベリアより、柱は天草石が使われているとのこと。 リンガー商会は、長崎の上水道建設・外国貿易・代理店・製茶・製粉・発電など幅広い事業を行いました。
旧グラバー邸、 1863年に建てられた日本最古の木造西洋風建築、 国の指定需要文化財となっています。 国産ビールの育ての親、 キリンビールのヒゲはグラバーのヒゲ。
日本の近代化に貢献した トーマス グラバー。
亀山社中を設立した坂本竜馬。
そしてグラバー, 竜馬との関わりをもった岩崎弥太郎は三菱財閥の創始者。
海外との交易のパイオニア、 この頃より日本のビジネスの海外進出がはじまったのですね。
ここ長崎に 日本のCOMPANYの源流 がありました。
長崎での ひとときの異国情緒に浸ったあと、長崎空港へ。
旅路の終わりです。