12月14日#58942;#58943; 奥多摩の鷹ノ巣山1,737Mへ。
いつも通り奥集落~浅間尾根経由のショートカットルートです。
*鷹ノ巣山山頂より
ここは奥多摩のなかで、雲取山と並んで私のお気に入りのヤマなのである。
奥多摩と云えど、標高1,737M。 しかもマイカーで奥集落まで行けば 浅間神社を通り山頂まで約2時間余で着く。
浅間尾根は明るく開放的な尾根、長い急登もなく 静かで快適な歩き楽しめる。
*浅間尾根:下山時に撮影ただ、この山域はクマが結構いるとの噂。 クマ鈴を付けて行ってください。
*浅間尾根水根山から下るという頂上で出会った山ボーイ クマの出没を気にしていた。 まさかカヤノキ尾根から倉戸山へ下ったのではと後から気になった。
3年前の冬、知らぬが仏で冬の積雪期倉戸山へ出かけた時、ケダモノの足跡が一杯。 木も齧られた跡があった。 なんとなくガサガサというも聞こえた。 あんな不気味な思いをしたのは、あの時が最初で最後である。 某有名な奥多摩在住の登山家が倉戸山でクマに襲われたという。 それを知って、もう2度と倉戸山だけは行くまいと決めた。
峰谷~倉戸山のあたりはNHKの番組でも、クマが15頭は確認されたとのこと。 最近でも、倉戸山や御前山の大ブナ尾根でもクマが目撃されています。 私の山仲間のNNさんも何年か前に大ブナ尾根でクマに出会ったそうです。 クマ出没情報ブログなるものでは、なんと御岳山から大塚山方面へ10分ほどのところで最近目撃されています。
幸いまだクマには遭遇していませんが、奥多摩はクマが多いのでいつも気にはなっています。 クマ鈴を付けるのはうるさくて嫌だが、人が余り歩かないところは付けたほうがいいと思います。登山口を9時半に出発、 山頂へは11時半過ぎに到着。 南の空が曇っていたので、この日は富士山は見えないかもと思っていましたが、 石尾根に取付くと、 丹沢、 富士山、大菩薩、 南アルプスが一望。
鷹ノ巣山1,737Mの山頂の南面は木も藪もなく、遮るものがない展望台です。↑
富士のやまをズームアップ。
南アルプスをズームアップ! 右から仙丈岳、 鳳凰山、 北岳 そして南ア北部のなかで唯一未踏の間ノ岳。
昼食タイムです。 今回は100円鍋焼きうどん。
本当は山菜やキノコを現地調達して加えればいいんですが、N人さんのようなハンティング能力と料理の才は持ち合わせていません。 ましてや重い土鍋なんて、非力な私には持参できるわけがないではありませんか。 (笑)
せめてもと、野菜の煮物と半熟茹で卵を加えます。
出来上がり!
たかが100円うどんですが、山頂で食べる温かいうどんは 老舗の料理、三つ星のフレンチレストランの料理よりもおいしく感じます。 (笑)
石尾根からは 飛龍、 雲取山、 長沢背稜。 甲武信ヶ岳も間にみえる。
帰路、鷹ノ巣山避難小屋の中に入りのぞいてみました。
雲取山のような絶好の展望ロケーションではありませんが、ここは水場も200Mほどの距離にある。 #58991;自炊には困りませんし、 #58993;水割りも飲める。 朝晩は鷹ノ巣山か名栗の峰からの景色もよさそうです。
温度計は0°を指してました。
寒いと山に出かけるのが億劫になるが、やっぱり来てよかった。#59120; 鷹ノ巣山、 飽きのこない山である。
*小屋~頂上への石尾根お土産はいつも通り;