この週末も台風の接近で天気はよくないが、予報では近場なら14日午前の天気はよさそうである。
奥多摩から見ると、富士の左の裾野がきれるあたりに見える大きな山が御正体山。
道志山塊はまだ行ってないので、 道志の最高峰 御正体山に出かけてみた。
正規登山道は4コースほどある。 ポピュラーなルートは最短の白井平(道志村)からだが、 都留側の鹿留川沿いの池ノ平から登ることにした。
アクセスがいいと思って選んだのだが、林道ゲートから池の平までは未舗装路!
休憩所の横に駐車場がある。 私の車だけです。
駐車場を過ぎて林道が舗装路に変わり、そのまま行くと木製のアーチ橋を渡りますが、 手前で左に入る林道の入り口に”←御正体山”の標識あり、そこを入っていきます。 7:05
”平成16年皇太子殿下御登頂”の看板、ここにもプリンスロードがありました。
地図には、この林道の終点に駐車場#58988;マークがありますが、 酷い道で道幅も狭く車高のある4WDでも走行は無理と思います。
林道終点から川を渡る渡渉ポイントがあるが、ここで両足をザブンと 水に入れてしまった。
靴下を脱いで絞りきるが、靴自体完全に水没。#59123; 冬なら凍傷になってしまうのでここで撤退するところだが、気温はまだ真夏。 #59121;不快ではあるが、登るしかない。
8:03 竜の口には水場。 熊出没注意標識#59122;もあり、クマ鈴をつける。
道は明瞭で迷うところはないが、道が荒れていて あまり歩かれていないよう。
ここから文台山コース分岐までは急登の連続だが、樹林帯のなかで快適ではない。
登山道にコケは生えていて滑りやすい、蜘蛛の巣はいっぱい。 ストックで払って進みます。
池の平からのコースは背後に富士山をみることが出来・・・ なんて都留市のHPに書いてあったが、 背後に見通せるようなポイントはまったくない。
文台山分岐 8:55、 富士山側が切り開かれているが 雲の中。 何も見えません。(トップの写真)
ここからは尾根伝いで、三輪神社ルートとの分岐に到着 9:17。 ここからも見えません。
富士自体が雲に覆われているようですし、御正体山自体がガスに覆われています。
山頂までは、私一人。 静かな歩きは満喫。 (笑)!(^^)!
9:45 山頂へ到着。 白井平からの登山者が一人、 山伏峠へのルートを下っていきました。
この通り、木々に囲まれた山頂。 スッキリしない写真ばかり。 (笑)
祠と三角点があります。
ここは一等三角点です。 前週の北岳・間ノ岳が三等三角点なのに・・・
富士山は一等三角点だろうとてっきり思い込んでいましたが、二等三角点です。
(百名山のなかで一等三角点の最高峰は赤石岳です。)
一等三角点は40KM間隔を目安に設置されているので、丁度この御正体山が独立峰で測量観測に適当な定点となったのでしょう。 一等三角点の名山リストを見てみると、良さそうな登ってみたくなる山が多い。
花は山頂付近に、 トリカブトばっかり。 きれいな蝶がいました、 アサギマダラ?だったのかも。
うっそうとしたコースでコケも多く、 キノコもいっぱいで湿っぽいルートです。 採られていないので、多分毒キノコなんでしょう。 触らず 眺めるだけ。 (笑)
馬鹿でかいキノコもありました。 #59122;背丈が50CMくらい?
下山時には、上りの登山者と数人に会いましたが 人気のないコースのようです。
天候、季節やコースのよって印象はかわるかもしれませんが・・・・・
これが200名山? という印象でした。 ”正体のわからない”山です。
下りは破線のシキリ尾根を下ろうと思いましたが、 実線コースでも荒れていたし、天気も悪化しそうな気配なのでやめ そのまま折り返しました。
下り 山頂10:20~登山口12:00
安全登山の為に、ヘルメットを買いました。 いろんなメーカーのものを試着しました。 他の色も試しましたが、これが一番フィットしました。 なんといっても軽量240Gで、包まれ感があるのに通気性もよく かぶっているという感じがしません。 一般登山者用にはこれで十分と思います。
岩登りはしませんが、落石の多いルートや雪渓コースには着用したいと思います。 また防災時にも役に立ちそうです。