今年まだ登っていない山域があった。
八ヶ岳である。 そして、八つのピークのなかでの未踏峰は阿弥陀岳と西岳。
阿弥陀岳は上部が凍結している可能性があるので来年に持越し、 今回は西岳に登ることにしていたが・・・・
笹子トンネルを抜けると、すっきりと白根三山が綺麗に見えた。 空が澄んでいる。
八ヶ岳も綺麗に見える。
小渕沢ICで下りて八ヶ岳高原ラインに入ったとき 急遽行先を翻意。
西岳は標高2,398Mで八ヶ岳主脈の西側にあり、 位置的に全方位の遠望はないはず。
直ぐ隣の編笠山は2,524M。 一度登ったことがあるが、 開放的な広い山頂は主脈の最南端のピーク 八ヶ岳の峰々を含めオールランドにパノラマが見れる。
高原ラインから観音平への道路は11月29日に閉鎖される。
このタイミングを逃せば来春までは入れない。 絶景が見られる?ラストチャンスだ!
西岳登山口のある富士見高原への分岐を通り越し、編笠山登山口のある観音平に車を走らせる。
天気はいい。#58942; すっきりとした眺望である。
絶景のパノラマの予感がする。
車で通行できる最後の週末であるのか、 観音平の駐車場は既に2/3が埋まっていた。
観音平7:40を出発し、雲海(という場所)にでると富士が見えた。 前景のススキがなんとなくしっくり合う。
急登の岩場にさしかかったところで振り返ってみると、 Oh~ 南アルプスが一望。
押手川より上には雪が残っている。 念のため簡易4本アイゼンを持ってきたが無くても登れます。
山麓は幾分かガスって気になる。 山頂はスッキリした空であって欲しい。
低木樹林帯となり、青い空が広がる、 もう頂上だ。
どんな眺望が待っているか? 期待がふくらむ。
編笠山頂上10:38。 石がごろごろある広い山頂で 遮るもののなく開放的。
でた~ 眼前には八ヶ岳の主峰群がずらり。
ここで200mm望遠ズームにレンズ交換。 ズームアップしトリミング。
権現小屋と
ギボシ権現岳(右)
ギボシ(東峰)、 すごく狭い山頂です。 次回は青年小屋経由で登ってみたい。
八ケ岳の主峰 赤岳、 しばらくご無沙汰してます。
阿弥陀岳、この南陵がカッコイイ。 登山道が見えますが、私にはちょっと無理だ。 (笑)
南に目を向けると南アルプス。 仙丈岳とカールが見える。 自分が歩いたルートはよくわかる。
左から 農鳥岳(広河内岳?)、 真ん中には間ノ岳(農鳥岳?) そして 北岳(これは間違いない)。
今年は北岳が2回目、 新たに間ノ岳、 塩見岳、 悪沢岳、 そして 赤石岳に登れた。
南アルプス南部の山はどれも奥深い。 南アは残り2つ(聖岳・光岳)残っています、もう少しです。
西をみれば、北アルプスの大パノラマ。 穂高 ~ 白馬 → Windowを広げて見てください。(或いは全画面で)
(レンズ広角側で全部収まったショットはありませんので、2枚つなげてみました。)
登ろうと思った西岳は眼下、 やっぱり高い方がいい。#59120;
視線は自分が登った山に注がれます。
北アルプスのシンボル 槍ヶ岳。
白馬岳 ~ 小蓮華山 10月の冠雪、稜線は烈風と寒さ、なんとか歩きぬいた。
美ヶ原越しに 五竜岳(右)と 残している鹿島槍。 このとりあわせを撮れる場所はこの山頂です。
展望を楽しみながらの昼食は シュリンクパックのカップヌードル。
奥秩父、 ズームアップすれば五丈岩も見える。
富士山と道志山塊。 手前(左真ん中)は茅ヶ岳、 ここからみると低いが、冬は好展望地に変身。
今年の冬も多分訪れるでしょう。
標高の高い編笠山への変更は大正解であった。
3時間ほどで2,500Mの展望がすばらしい山頂に立てるんですから。