4月18日 小菅川沿いから大菩薩峠へ。
今回は3月に撤退した小菅川左岸からでなく 右岸からの登山道を登ることにした。
峠までの登りは快調、コースタイムも上々。 峠北にある親不知ノ頭からは何とか富士山も見えた。 下山は往路を戻らず牛ノ寝通りに向かった。。。。。。
一見順調に見えた山歩きも、 どんな展開が待ち受けているかわからない。
*** 記事が長くなりましたので、上りと下りを2回に分けて掲載いたします。***
4月18日 小菅川沿いから大菩薩峠へ。
今回は3月に撤退した小菅川左岸からでなく 右岸からの登山道を登ることにした。
峠までの登りは快調、コースタイムも上々。 峠北にある親不知ノ頭からは何とか富士山も見えた。 下山は往路を戻らず牛ノ寝通りに向かった。。。。。。
一見順調に見えた山歩きも、 どんな展開が待ち受けているかわからない。
*** 記事が長くなりましたので、上りと下りを2回に分けて掲載いたします。***
奥多摩~深山橋から旧青梅街道を山梨県・小菅村へ。 小菅川沿いにはまだ桜。
今回、あらためて大菩薩峠へ”チャレンジ”です。 小菅川上流にある登山口に向かいます。
本当はチャレンジ(=戦いを挑む)と云う言葉は使いたくないのですが他に適当なフレーズがないんで、チャレンジとします。 私にとっては山は神様みたいな存在、 再度登らさせて戴くというのが正しいんでしょう。
白糸の滝を過ぎ、その先の雄滝駐車場(トイレ付)に駐車。 土曜日なのに他に車はなし。 交通機関のアクセスの悪さもあるのか? 塩山側の登山者の多さとは対照的に小菅側はひっそり静かな歩きが楽しめる。
7:40 大菩薩峠に向けて出発。
8:02 前回残雪のためトラックが不明瞭で回避した日向沢登山口から入ります。 今回は直ぐわかりました。 前回はもう少し沢の先から東に折り返すと思い違いしていたのです。
それでもこの時期あまり歩かれてないようで、道は荒れています。
8:15 大菩薩峠(赤沢)登山口とここで合流。 #59122; 標識”赤沢方面” がクマに齧られています。 #59122; ここは「熊出没注意」の掲示が多い。 齧り方がなかなか芸術的である。 いきなり、存在感を鼓舞しているかのようです。
”小菅大菩薩道”、 立派な名前のわりには痩せたところもありますが 急登もなく歩きやすい道が続きます。
8:53 ノーメダワとの分岐の標識があります。 地図ではノーメダワとの分岐はフルコンパ、赤沢・日向沢分岐からコースタイムで1:50と記述されている。
まだ50分も経ってなので枝道からの合流に違いない。(どうもこれは作業道のようです。 この山域には地図に記載されていない多くの山道があるようです。)
この山域にはカタカナで意味不明瞭な地名が多い。 ノーメダワ、 フルコンパ、 大マテイ 。。。
ここにも丹波山からの尾根に通ずる分岐があります。 地図にのっていない山道、巡視路、作業道等が多くある。
なかなか面白そうです。 先の楽しみとしてとっておきます。
木橋が数か所あり。 雪があったらちょっと危ないところです。 一気に谷底です。
9:28~9:35 フルコンパ、 丹波山村からのコースとの合流点。 小休憩をとる。
視界が開けたちょうどいい休憩ポイントです。 奥秩父の山なみ。 向こうの山脈は笠取山か三窪高原か?
まもなく大菩薩峠。 今回はペースも上々で快調、 夏靴と日帰りザック、テービング付タイツの効き目か?
ここまで、 出会ったのは 山中で作業をされている方2名だけ。 登山者とは遭遇せず。
10:12 大菩薩峠、 もう介山荘の売店も営業中。 約2時間半で到着、 予定より早かった。
やはり、登山者でいっぱいです。 #59122; ほとんどが塩山側からのようです。
ランチ休憩をとったあと 見晴のいい親不知ノ頭へ。
上日川ダムと大菩薩湖、 熊沢山の肩からうっすらと富士山が見えてきた。
南アルプスも遠望、 パノラマが広がる。
ズームアップして 白根三山。
親不知ノ頭からの眺め。 此処は今回が3度目です。 最初は上日川峠から家内と峠から賽の河原、雷岩と周回。 この時は浮石で捻挫という苦い経験をしました。 2度目は大菩薩嶺の踏破を目的に逆コースで周回。
右が大菩薩嶺、日本百名山のハンティングピークです。 今回大菩薩嶺はスキップ。
大菩薩嶺は既に踏破していますし、山頂の展望は百名山の中では最悪です。 他にも恵那山(人工の展望台に上がれば少しは見れますが。。)、 八幡平のピーク、 会津駒山頂、 皇海山等 樹木に囲まれた山頂があるが、 その中でも大菩薩嶺はまわり360度 完璧に樹林に覆われて眺望ゼロ、 間違いなくワースト1。 ドローンを飛ばしてパノラマ撮影しなければならない山です。
左は奥秩父の主峰 金峰山、 国師ヶ岳。 その奥はうっすらと八ヶ岳。
このピークからは富士山が よく望めます。 春霞でだんだん見えにくくなりますね。
頂に登るたびに富士を探し、その秀麗な姿が見られるのは楽しみです。 ほっとさせられます。 なんだかんだ云われながらもやっぱり日本一の山。
峠に着いてから知らぬ間に1時間以上経ってしまいました。 登山者は絶え間ない。
11:20 峠から南へ、 熊沢山から石丸峠から牛ノ寝通りに向かいます。
牛ノ寝通りから、3月に登りで途中撤退したバリエーションの尾根を今回は下る予定でしたが・・・・・。