昨年12月18日(2015年) 奥多摩・鷹ノ巣山への山行です。
久しぶりに奥多摩の鷹ノ巣山へ。
マイカーで峰谷集落上部にある登山口に向かう。 集落を過ぎて車載の温度計は-1℃だが幸い凍結箇所はない。 スタッドレスタイヤ(アイスガードPLUS-5)に履き替えたので一定の安心感はある。 林道は最後の2百M位を除き舗装路。
ここが鷹ノ巣山への登山口、 左手に入ると浅間尾根コース。 真直ぐ林道を進めば、入奥沢中腹道ルートだが、バリエーションコース。 右手にみえるのはノボリ尾根ルート、ここもバリ。 入奥沢中腹道はいつかチャレンジしてみたいが渡渉もあり、GPSに詳細地図とルートをインプットして準備しておく必要がある。
この峰谷集落は奥多摩の中で熊がもっとも多い生息山域。 今年は温暖なのでまだ冬眠に入っていない?(笑) クマ鈴の鳴りを確認し いつもの浅間尾根ルートに向かう。 9:20
浅間尾根は標高1,200Mまでは急登だが、そこを過ぎると避難小屋まではなだらかで歩きやすいコース。 この時期はダケカンバも落葉して、明るく見通しも良い。
標高1,400Mあたりからは雪が残っています。 避難小屋には11:05到着。
石尾根に合流し、ここを右手に進むと巻道で水根山へ、左は石尾根が続き鷹ノ巣山山頂へ。
山頂直下の尾根から振り返ると、大菩薩連嶺と奥秩父主脈の間には南アルプスが遠望出来ます。
鷹ノ巣山山頂、1,736M。 11:30
広々と開かれた山頂の南面は 冠雪の富士山。 いつもながら 天気なら期待を違わぬパノラマ展望。
風も強くなく穏やかですが、幾分寒いんでアウターをつける。 パンとおにぎりだが、温かいモノを食べたくなる。
奥多摩東部から丹沢も一望。 左は大岳山、中央は御前山、 右奥は大山、表尾根。
西側は、南アルプスを遠望。 甲斐駒、仙丈、鳳凰山、北岳、間ノ岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳まで視認できる。 近場の山なのに手軽に登れて、快適で静かな尾根ルート。 眺望もいいんで 幾度となく来てしまいます。
今回は石尾根を戻って日蔭名栗峰まで往復することにしました。
山頂への上り。 木々も少なく見通しのいい稜線が続きます。
富士もぼんやりと霞んできました。 積雪期もここなら来れそうです。
日蔭名栗峰 1,725M。
ここから西側を眺めると、高丸山、七つ石山から雲取山へ至る石尾根、 更に続く奥秩父主脈が長城のように連なります。
13:45 下山開始。 東側望むと 鷹ノ巣山、石尾根が続きます。
登山口へは丁度15:00。 気分もスッキリ、体調維持にはちょうどいい山歩きでした。
初冬とは云え、やはり今冬は雪が少ないようです。