5月2日 飛騨高山南にある位山へ
大展望が取り柄の山ですが天気も曇りでNG、取り立てて特筆すべきこともない山行でしたが とりあえずアップしておきます。
下山後、飛騨と五箇山のドライブと寄り道を楽しみました。 併せて付け加えておきます。
5月2日 飛騨高山南にある位山へ
大展望が取り柄の山ですが天気も曇りでNG、取り立てて特筆すべきこともない山行でしたが とりあえずアップしておきます。
下山後、飛騨と五箇山のドライブと寄り道を楽しみました。 併せて付け加えておきます。
今回は二百名山を4座予定。 信濃の有明山、富山南部の天空の尾根を辿る山、奥美濃の名峰と云われる山、そして飛騨の霊峰 位山とバラエティーにとんだ選択です。
有明山は今回登りたいと思っていた山で まず最初に踏破できて満足。!(^^)! そして富山南部の修験の山もぜひ登っておきたい。 いずれも比較的低山であるが、晴れていれば眺望も素晴らしいはずである。 ところが連休のお天気はアップダウンである。 お天気と場所を考慮して 飛騨位山 → 富山の山 → 奥美濃の山という順序にしました。
前日に安房峠~高山を経て位山登山口のある道の駅モンデウス位山に到着、そこで車中泊。 外気温も十数度あり、キャンプ用の断熱マットを敷けば温かい。 さらに薄い毛布を下敷きに上掛けは寝袋と厚手の毛布。 寝袋に入ると暑すぎるんで掛けるだけにした。 外光を遮断する自作の窓シートも簡単につけられるよう工夫。
シーズン中の劇混みで喧噪な山小屋に比べると超快適である。 まだ、車中泊の初心者なんで備品、装備の取捨選択ができず、荷物は多すぎるので改善の余地はある。 大きなワンボックスカーでないので、収納スペースは限られる。 使ってないものも半分以上で、この点もっと絞り込んでいく必要がある。
あと、情報のチェック。 デジカメ、タブレット、携帯の充電については容量6,000mAhと2,200mAhの充電池を持ち込み車のソケットにON。 残る課題はエネループ充電器へのAC電源である。
道の駅駐車場の右手から登山口に向かいます。
ここが位山登山口。 ゲレンデの右側が登山道。
ゲレンデ部分を登りきると、曇って見えない。 かろうじて乗鞍と木曽御嶽山の裾野が見える程度。
大展望はダメだ。。。。 帰路、雲がとれること密かに期待。
ようやく登山道らしくなった。 距離はありますが比較的フラットで歩きやすいです。
なんでここに徳川家康?
大きな石がやたらと多い。 この山は岩山ではないのだが、太古の時代の乗鞍大噴火でもたらされた巨石なのか?
「天の岩戸」 麓の飛騨一ノ宮の水無神社の奥宮と云われています。 ここも信仰の山です。
山頂への直行ルートもありますが、 展望広場を回って山頂へ。 ここは白山が・・・ 全く見えない!
霊峰と云われる位山山頂。 +1 なんとなく短時間であっさり登れる山ですが、印象が残らなさそうな感じ。
そこから、もう少し脚を伸ばすと 「天の泉」 未知なるパワーを秘めた水が飲めます。
なんとなく、”おいしい気がする”。 (笑)
ショウジョウバカマ
白い花はミツバオウレン? バイカオウレン
天の岩戸のカガミ岩のまわりに大群生。 登山道のいたるところにあります。
下山時、霞がもっととれていることを期待したが、やっぱり駄目だった。
くっきりした青空なら、 剣岳~御嶽山までの北アルプス大展望が見れます。 今回に限っては、これが二百名山?という印象でこの山の魅力をあまり感ずることない山行でした。
でも夏にかけて高山植物や花が見れると思います。 時間があればさらに三百名山の川上岳へ縦走すれば山歩きの楽しさを深めることが出来るかもしれません。
また3月ごろの晩冬の残雪期がいいかもしれません。 ゴンドラで標高を稼ぎ、天気が良ければ北アルプス、両白山地のパノラマ展望が期待出来るでしょう。 スノーシュー歩きに向いていそうで、アブナイところはなさそうです、お天気次第。
下山後は麓の飛騨一ノ宮の臥龍桜に立ち寄って散策。
名山と云われる山をピークハンティングするのみだけでなく、 早く下山した時には、その地域に触れ合うことが出来るのも山旅。
百名山も北の最果て利尻、知床から南の洋上屋久島まで、山のぼりだけじゃなくその地方を旅できるというのは副次的かもしれませんが、ここに百名山歩きの楽しさがあるように私は思います。 たとえすべてピークハンティング出来なくとも日本各地を旅できる機会を与えてくれます。
臥龍桜は終わっていましたが 遅咲きの山の桜が満開。
ツツジもきれいでした。 踏切の反対側からとると桜並木も入っていい構図になるんですが・・・間に合わず。
田んぼ畑の水面に映える飛騨の山と堤防の桜、 飛騨でまだこんな風景が見れるとは思いませんでした。 !(^^)!
富山に向かう途中、 五箇山では合掌造りの菅沼集落を訪れました。
GW連休で人出もありましたが、
出来るだけ、観光客がいないシーンを撮ってみました。
観光バスでツアー客が多いです。 海外の方が約半分くらい。 ツアー客が通り過ぎると閑静です。!(^^)!
菅沼のとなりにある合掌の郷。 ここは店もなく昔の趣をとどめていますのでお奨めです。
五箇山の観光施設やお土産屋が多い上梨で休憩と軽食。
この民宿兼観光サービス会社は、登山案内・ガイドをしているようです。 人形山、大笠山や笈ヶ岳等。
実は私がこのGWに一番登りたかった山は、笈ヶ岳だったんです。 白山の北、 富山・石川・岐阜三県境にある二百名山。 基本的に登山道はなく、残雪期しか登れない難関と云われる山。 この山を目論んでいました。
例年はGWが登山適期で、この時期しか登れない。 ゆえに登山者が一気に集中するのでルートには一人だけということはないし、トレースがありルートが明瞭とのこと。 残雪期の登山ルートはある。 天気が良ければ、それほど難しくはないとのこと。
ところが、ことしの暖冬で雪が早く溶けて、ヤマレコ等山行記録を見ると4月中旬頃までが登山適期 。 それ以降はヤブ漕ぎを強いられたり、遠回りのコース取りをせざるを得ない様。 あの田中ヨーキ君ですらも無雪期に北側の大笠山から笈ヶ岳の往復になんとヤブ漕ぎの中、6時間もかかった山。 私はヤブ漕ぎを乗り切る体力・胆力はありませんので4月中旬の時点で計画を断念しました。 行けなくて本当はホットしたところもある。 (笑)
ここはタイミングと天気、数日登山口で待機するくらいの日程と、 場合によっては途中撤退する心づもりが必要なようです。 この山域で残る二百名山は石川県の能郷白山と笈ヶ岳。 笈ヶ岳 ・・・・ 余程いいタイミングと天気、運のめぐりがないと、幻の山に終わりそうである。
五平餅に山菜ソバのセット。 五箇山とうふを少し齧ってしまったが、ワンショット。
翌日の山の登山口がある利賀村に向かいます。
登山口を下見、確認。 近くにはキャンプ場がありますが、登山口から数キロ手前にある「天竺温泉の郷」の1部屋が空いていたので、そこに泊まることにしました。
翌日の山は 富山の名峰 「金剛堂山」 です。 天気はよさそう、 天空の尾根歩きができるのかなあ。。。。。