八海山と云えば、 まず思い浮かぶのが・・・
でも、これがもともとの八海山。(↓最高峰の入道岳)
ちょっと厳しい現実の話に逸れてしまうところもありますが、どうぞご容赦ください。
八海山と云えば、 まず思い浮かぶのが・・・
でも、これがもともとの八海山。(↓最高峰の入道岳)
ちょっと厳しい現実の話に逸れてしまうところもありますが、どうぞご容赦ください。
毎年9月はピークハントが出来る時期なのに、ことしは美ヶ原のミニハイクの一回だけ。 しかも遠望もなく山歩きという楽しさはなし。 台風#58947;と秋雨前線#58944;で晴れの日もほとんどなく、あっても休日とミスマッチ。
過去の9月の天気を調べてみたが、梅雨時の6月と同じくらいに晴天日は少ないということを認識。 今年はそれ以上に少なかった。 「異常気象」が日常化し、やがては「異常気象」と云われることも無くなる時が来るでしょう。
台風も超巨大化#58947;し風水害も日常茶飯事となりそうです。東日本大震災の復興も途上。原発事故汚染も未だ垂れ流しで OUT OF CONTROL。 福ー廃炉費用も増大、利用者・国民負担増額分は8兆円とも噂される。 日本はもはや経済大国ではなく「災害大国」。 こういった災害頻発によるインフラの復旧、復興費用は膨大化。 社会保障費も増大し続けている。 既に国(政府)の借金は1千兆円を超えている。 財政もOUT OF CONTROL。 この担保は国民の金融資産と日本の対外純資産であるといってはばからない識者もいる。 他人の懐を担保にしてはいけない。
一般の民間企業ではありえないし、毎期赤字が続けば破綻=倒産である。 リストラ、失業で従業員は路頭に迷うのである。 それに比べ役所は打ち出の小槌で天国、役人は天下り。 今の与党も嘗ての与党もバラ撒き、バランスシートもない。
年金運用も米では株式には投資せず債権の範囲にとどめリスクを限定しているが日本は半分を株式に投資して株下支えするも、バズーカは空砲。 ギャンブル路線まっしぐら。 これも節度をこえてOUT OF CONTROL。
今の日本に必要なのは バブル再来の悪夢に憑りつかれた為政者でもなく、福祉という名目でばら撒く偽善家でもない。 必要なのは破産会社「日本無責任会社」を精査見直して整理処分し、体質改善を図る。 借金返済・更生への道筋をつける「管財人」である。 極論かもしれないが、いずれは本当の破綻#59136;が待ち受けている。
オリンピックの費用が当初の予定より4倍となり3兆円! 呆れるにも程がある。 オリンピックの感動の対価が3兆円とは法外。 東京都の予算規模は約7兆円。 仮に東京都民1,362万人がすべて負担すると、一人当たり約22万円?(計算間違い?) 金まみれのIOCへの公約? お金のことを無視して無責任に大風呂敷を広げて誘致したのは重罪である。 これもOUT OF CONTROL。 Athlete First ?? スポーツ団体や連盟が競技施設変更に反対しているようだが誰が払うの???? 誰の為? 行革という言葉も潜めてしまって借金の先送り。 都も含めて金銭感覚がまったく麻痺しているとしか思えない。 呆れ、落胆、失望感に覆われる。 JAPAN - OUT OF CONTROL, これじゃ希望のもてる国なんて程遠い。 #59121;#59121;#59121;
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大きく脱線してしまいまいしたが、話をもとに戻します。 楽しい話に。 #59120;
9月最後の日、予報では甲信越はお天気。 新潟は#58942;印、 関越道でアクセスのいい八海山へ。
山麓駅8時20分始発のロープウエイに乗車。 下りの最終は4時(と思ったが4時20分でした)。
山頂駅(標高約1,150M)からほんの少し登ると尾根にでます。
ここから八海山山頂である入道岳までのコースタイムは往路4:25復路3:40計約8時間? 予想外に時間がかかる!
ということは最終ロープウェイの時刻に間に合わない。 せいぜい大日岳までの往復だろうと計算。? (山頂駅~女人堂までの地図のコースタイムがサバ読み過ぎです。 1時間半となっていますが、普通の脚で1時間10分程度と思われます。)
山頂駅を8時半に出発。
四合目からのビューポイント。 薬師岳、八峰(大日岳)、入道岳 。 八峰は険しそうだ。
前日の雨でぬかるみもあるが、コギ池までは平坦な道が続き歩きやすい。
コギ池からは本格的な登り。
女人堂の避難小屋が見える。 ここまでは順調。
六合目 女人堂に到着。 時計を見ると9:25。 地図のコースタイムは90分となっているが、75分くらいが妥当でしょう。
振り返れば南魚沼の平野と上越国境のやまなみ。 八海山とコシヒカリの産地。
祓川を過ぎると急坂が続く。 長い鎖場が続けて2ヶ所。 ここの岩場の岩は丸く雨が残って滑りやすい。 約1ヵ月ぶりの本格的な山登りなのか、この登りで消耗しペースダウン。 この状態で八峰は・・・・
薬師岳山頂 10:25前。 女人堂からの区間タイムは約50分でほぼコースタイム。
千本檜小屋への稜線でると一挙に視界が広がります。 澄み切った青空ではないが上々。
千本檜小屋と釈迦岳。 小屋には10時半過ぎ到着。
ここで決断だ、 八峰を行くか迂回路を通って八海山最高峰の入道岳を目指すか。 RWの最終を4時(と思っていた)なので残り5時間半。 ここから迂回路経由で入道岳往復で3時間20分+下山で2時間とギリギリ。 八峰経由だともっと時間をとられそうだし、前を進む方はヘルメットをかぶっている。 ハーネスとカラビナも持ってこなかった。 久しぶりの登山で脚も重い・・
安全第一で迂回路を進むことにした。
迂回路とはいえ、西側に切れ込んだ断崖のトラバース道。 ほぼ全区間クサリがあるが久しぶりの岩場は恐怖感あり。 ガイドブックでは迂回路でも初心者が簡単に通れるルートではないと書いたあったがその通り。 鎖の張ってある高さもいびつなところもあり、剣岳早月尾根上部の横バイよりも歩きにくい感じ。
ハーネスにスリング、カラビナはあったほうがよい。 一寸の油断も禁物! 躓いたり、踏み外したらOUT、谷底まで滑落です。
10センチ程度の幅しか脚の置き場のない横ばいには鎖がないところもある。 往路は写真を撮る余裕もない。(復路で撮った写真です。) 崖に刻まれたトラバース道であるが、途中上り下りする鎖場やハシゴもある難コース。
大日岳(八峰)分岐には11:20頃到着。 入道岳までコースタイム通りだと正午に山頂に着く。 復路は3:40なので何とか最終RWの時刻には間に合いそう。
八海山の最高点、入道岳へ行くことにしました。
入道岳へ向かう稜線からの大日岳。 始発のRWで来られたほとんどの方は八峰から下って迂回路で下山されるようです。 岩が大好きな方はどうぞ! ・・・ 自己責任でお願いします。 私はエスケープします。(笑)
入道岳へ最後の登り。 山稜は幾分紅かがったところも出て、あと半月ぐらいで真紅になるんでしょう。
12時丁度、八海山最高峰 入道岳に登頂。 途中で下山する方ソロ2名と出会ったんで、私が3番目のようです。
10分程あとにもう1名登って来られました。 私より一本あとのRWで上がり、八峰を踏破した健脚の方でした。 前週は巻機山を登頂されたピークハンターのようです。 その方から帰りの山頂駅からの最終RW時刻は16:20と確認できたので、30分ほど山頂で休憩。
写真掲載すると画面をとり長くなりますので、山頂からの眺めを動画とスライドショー#59125;にしました。
下山途中の薬師岳から。 奥深い中ノ岳は越後駒ヶ岳より存在感あり、ぜひ登ってみたい山ですね。
守門岳、会津朝日岳、遠くには飯豊山がうっすらと見えます。 いつも思いますが、自分の上った山はなぜか視認できます。 そんな山が増えていくのは楽しみです。
懐かしい南会津の山々を見納めて下山します。
山頂駅には3時半過ぎに到着。 3:40のRWに乗車することが出来ました。 ~ お わ り ~
南魚沼の道の駅で八海山焼酎で仕込んだうめ酒を買ってみました。 ほかのブランドですがお酒のストックがあったんで八海山を買うのはやめましたが・・・・・
甘すぎ! やっぱり八海山は清酒ですね。(笑)