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願えばかなう、必ず登れる百名山Ⅲ [百名山歩き]

いよいよ今回のテーマの最終章です。

なぜ、どうして百名山がすべて登れたのか? 

121005水晶岳稜線.jpg

*北アルプス最深部にある水晶岳

百名山完登は易しくはありませんが、決して登れないことはありません。 

登山技術があれば全山制覇できるという訳ではない。 むしろ、メンタルなことが成否を左右します。 

お天気という不可抗力、タイミングもある。 

そして 禁断の HOW MUCH !  山や自然は清らかなままだが、いまや山には普通の俗人多し。

綺麗ごとでは済まされない下世話なこと、偽らざる本音もあります。

最終章ですが、興味のある方は拝見していただければ幸甚です。 

そして、百名山の先にあるものは・・・・ 


百名山(一般登山道なら)に限っては、並みの登山者にとって登れないという山はないというのが私の結論です。

立ちはだかるのはお天気(と火山規制)でしょう。  自然のなせる不可抗力と思いがちですが・・・・

幸い私の百名山登頂の晴天率は多分抜群だと思います。 天候で撤退して登りなおした百名山は、たぶん鳥海山と武尊山の2座のみです。

AP8080039.jpg*笠ヶ岳山頂でご来光を待つ

運が良い面もあるかもしれませんが、天気が悪ければ出かけません。 これが高い晴天率の秘訣です。 問題は北海道、東北、西日本、九州等への遠征です。 一発勝負です。 出来るだけ気象庁の過去5年のデータ長期予報(日本は10日間までですので海外のサイトで中期の予報を見ます)を参考に予定を組み、往復航空券を予約してます。 北海道や九州の宿は事前予約はしません。 現地でネットをチェックして直前割予約の宿をサーチします。

ところがここ数年異常気象により天気予報が外れる場合が多く信頼度が低くなっているので、私の山登りの晴天率も低下しています。 特に向こう1週間~10日先の天気は当にならないんで困りますが・・・・ 

直前の天気予報を調べて、天気予報に合わせて登るを決めることにしています。 二回目の北海道道東山行では、初日にトムラウシ、翌日に雌阿寒岳を予定していましたが、初日の東大雪地方の天気が曇り時々雨、阿寒地方が曇り。翌日の天気は東大雪地方が晴れ時々曇りでした。 急遽予定を変更して初日に雌阿寒岳、翌日にトムラウシ山にしました。 難関のトムラウシは最初にクリアして一筆書きで旅程をこなしたいでしょうが、天気には勝てません。(初日に登っていたら雨でした、途中撤退された方もいました。) 変更は正解でした。

百名山制覇は自分の思うように、プラン通りにはいかないということです。 

A6奥穂山頂B.jpg*奥穂高岳山頂からの槍ヶ岳

リスクは冒せませんが遠隔地の山は悪天候で途中撤退とならない様 確率的に好天時期を選んでおく、旅程に固執せず思い切って天気に合わせて予定を立てる、変われば変えるという発想の転換です。 これが一度で登る秘訣です。 天気が良くないなら見送るしかありません。

それでも、うまくいかない場合があります。 あとは運と天に任せるしかありません。 潔く撤退、楽しみが残ったと思いましょう。

無事これ名馬、私は迷馬ですが。 素人ほどGPSを携行されることをお奨めします。 最近はスマホのアプリがあるからそれでもいいでしょう。 ただし、バッテリーは予備携行のこと。 そして、怪我をしないこと。 擦り傷なんかは茶飯事ですが幸い大事に至らず。 滑落もありません。 唯一の怪我は火打山の下りで捻挫、それに懲りてハイカットの靴に変更、下山時はことさら注意するようになりました。 そして、私は臆病です。 岩場では手脚の置き所が見つかるまでは進みません。 腰に持病と右膝に爆弾を抱えてますが、大過なく百名山完登が出来ました。 とにかく老獪さで負担をかけないような歩き方をしていきたいと思います。 

ひとこと: よく「山は逃げない」と云われますが、その言葉は健荘な方にあてはまるでしょうが、シニアの私には歳を重ねるごとに「山は遠ざかっていく」のです。 これも悲しいかな現実です。 三浦雄一郎さんは超例外、一般的にはピークハンティングは60代で終わりです。 私も「山登り」ではなく、山旅、山歩きにを楽しみをシフト行ければと願っています。

130921黒部五郎岳山頂.jpg*黒部五郎岳山頂と笠ヶ岳  

そして山へ出かけるタイミング。 チャンスがあれば思い切ってサッと出かける。 決断’です。 友人と、山仲間と登る場合はスケジュールを固定して登らなければなりません。 往々にして、悪天候で途中撤退、取りやめになりがちです。 私の場合、仲間と登ろうとした時の晴天率は半分以下です。 予定を断念した場合もあるし、鳥海山まで行って宿で前泊し、翌朝雨で登山口駐車場から東京に戻りました。[もうやだ~(悲しい顔)] タイミングが合えばいいんですが、基本的には一人で登る(単独行)という覚悟でないと何時までたっても百にたどり着かないということになりかねません。 今週末の天気予報が晴れで、ほかに予定がないならサッと出かけることです。 

ようは、マイペース=自分ひとりでプランを立てて出かける。 前述したことと一見逆説のように見えますが・・ 

他人の都合に合わせていては「他力本願」となり制覇できません、ある意味では「エゴイスティック」なところがあります。 だから山を登られている方のなかに単独行の方が多いというのは肯けます。 もちろん、気のあった山仲間との山行も楽しいんですが、百名山制覇となると「自力本願」です。 単独行の山歩きにあるものは寂しさ・孤独、でもそれ以上の自由と解放感。[わーい(嬉しい顔)]  

百名山を登るのに特別な能力も秘策も要りません。

必要なのは登るという意思。そして執念。(笑)

*参考までですが、サイドバーにある私の人気記事ランキングに難関の平ヶ岳、幌尻岳の記事があります。もしかしたら攻略のヒントがあるかもしれません。 

そして時間。 これが普通の方の最大のハードルでしょう。 会社勤めの方、リタイアされたシニアの方、いろんな事情で長期に外に出られない方もいらっしゃるでしょう。 密かに百名山をと願っている方でも、制約があれば断念せざるを得ないでしょう。 若い方、まだ壮年の方は何年にもわたって時間をかけてすこしずつでも登っていけます。

まだ半勤半休の私も週末、連休と休暇を活用するしかありません。 北海道(2回)や九州(2回)への遠征はいずれも航空機で出かけ、現地ではレンタカーで移動しました。 マイカーだと往復に時間がかかり過ぎます。 

スランプの克服。 首都圏の方の場合、週末登山で可能な百名山で40座くらい登ったころに第一のスランプ。 域外に飛び出さなければ登る山はなくなります。 そして第二のスランプは70座くらい登った時点を過ぎると難関の山や、遠距離の山が多く残ります。 何を隠そう、私もそうでした。 そんな方が結構多いと思います。 まさに百迷山です。 これを脱するには待つしかありません。 意思が弱ければそこで挫折、強い意志があれば脱せられます。   

AA00坂の上の雲に続く道R.jpg 

*小蓮華山への稜線、先には白馬岳 

最後に生臭い話になりますが お金です。  山登りのコスト、なぜかほとんどの方は触れません。

百名山登るには HOW MUCH !?  禁断のテーマ。 実は、昨年の山渓8月号に掲載されてました。

首都圏在住のサラリーマンで、連休・有給休暇をフル活用して2年(のべ129日)で完登するというややタイトなシュミレーションで・・・

242万円なり、 とのことです。 一座約2万4千円! これが安いか高いか?

この金額は首都圏在住の方のシュミレーションであり、 日本アルプスや甲信越から遠く離れた地域にお住まいの方のトータルコストはもっと上がると思われます。 5百万くらい費やしたという話も聞きます。

また、登山ツアーだったら、費用は大きく膨らむでしょう。 北海道の幌尻岳のように、渡渉やクマ出没コースの場合はガイドさんがいるツアー参加が安心かもしれません。 それ以外は自分で登る方が安くすませることが出来るかもしれません。

0140921利尻山.jpg

*利尻山 

私は7年でHow much or less? わかりません。(笑) ホント! 山の家計簿をつけておくべきなんでしょうが・・

記録につけていません。 北海道は3回、九州2回、西日本3回と極めて効率よく攻略できた反面、東北は7回以上、関東 上信越、日本アルプスの山々はカメの如く一座一座登ったのがほとんどですので山行についやしたのべ日数はたぶん175日くらいでしょう。 高速道路は使いましたがETC割引は出来るだけ活用、航空券は事前割・直前割やマイレージの特典航空券(タダ券)を使いました。  

たぶん、山渓の試算額(上記)くらいはいってるかもしれません。 さらに車のメンテと償却を含めたら・・・ それ以外に山の道具やウエアの購入コストも馬鹿になりません。 普段クルマを使わない方であれば、その分交通費にかけたらそれほどの差はないかもしれません。

例えば10年間で百名山をすべて登るとした場合、百名山制覇のコストが300万円なら年間30万円です。 サラリーマンの平均のお小遣いは月約4万円らしいです。 これに12か月を掛けると年間のお小遣いの総額は約48万円。 そのうちの30万円は厳しいですね。 

お金がないなら時間と工夫でカバーするしかない。 山小屋泊はやめてテント泊、 移動の宿は車中泊・キャンプ泊にする。 ETC割引を使う あるいは一般道を走行する。 (テント泊なら装備が重くなるし、一般道なら時間がかかるという代償がある。)  航空券は事前割引やLCLを使う、 鉄道は周遊切符にする。 レンタカーせずフェリーでマイカーを持ち込む。 その気があれば、工夫できます。 北海道や九州をまとめて登られている方に多く見受けられます。 山仲間とマイカーやレンタカーで割カンにすれば負担が減ります。

プライスレス。 山旅で得た体験と感動はお金に代えがたいものがあります。 

いろいろ工夫してコストを削減するにしても、お金は必要です。 そのためには働いてお金を稼ぐしかないし、蓄えた財がある方なら取り崩すしかありません。 これも現実です。

0150501石鎚~天狗岳.jpg

*鎖場の石鎚山から最高峰・天狗岳へ 

山歩きを出来る健康と思考力、 体力・脚力・登攀力、 時間、 お金・・ どれも必要なのかもしれませんが ・・・・

すべて備わったかたは多くはおられないと思います。 私もおなじです。  

脚力、体力に自信がないなら時間をかけて登ればいいし、途中山小屋に泊まればいい。 出来るだけショートカットルートを使えばいい。  

下賤かもしれないが、時間がないならお金で時間を買うしかない。飛行機、新幹線、タクシーを使うしかありません。 

自分で一生懸命汗水流して稼いだお金なら好きなことに使いましょう。 拝金主義、バブル亡者は大嫌いですが。。。

山登りはお金で買えないこと、モノがある。 お金をばら撒いた感動は価値がない。 お金は助けてはくれるかもしれないが「百名山制覇」は買えない! お金ですべては買えない。(と私は思う)

山は自然のままだが、いまはひとの立ちいる山は俗界かもしれない。 それに象徴されるのが百名山かも。 

チョット下世話になりますが、これも現実です。 それぞれの置かれた立場でどうバランスをとるかでしょう。 

AC18ハシゴ.jpg

*花の早池峰山にもこんな垂直の鎖場が 

やっぱり最後は登りたい、登り切る、やり遂げる意思でしょう。  願えばかなう!

百名山になるのか、百迷山になるか? 

日本百名山ナンセンスという方もいるでしょう。(笑) 山にはいろんな多様性と楽しみがあります。

山登りにそれぞれ異なる価値を見出すのは当然だと思います。 

山登りに限らず、自分のやりたいこと、取り組むべきことがあればトライしてみましょう。 ダメでもともと! 

日常に没し時に流れにまかせるのも人生かもしれないが、 誰しも心の奥底に秘めたものがあると思います。

ひょっとしたら、 もしかしたら ・・・ そんなきっかけ、モチベーションがあれば、何事においても 

そういった夢、願望、目標に向かってトライ、チャレンジし、前に進んでいくこと。 一度しかない人生です。

私の百名山へのチャレンジを支えたのは一歩一歩前へ進む、自分の足跡を刻んでおきたいという気持ちだと思います。   そして、一座一座登るたびにブログに刻んでおくことと皆様のご支援が百名山へのチャレンジをあと押ししてくれました。 あらためて、今までのご支援ありがとうございます。 そしてご一緒していただいた山仲間に感謝。 サポートなしには遂げられなかったかもしれません。 また、山中で出会った方々、お世話になった皆様にも感謝したいと思います。


あれから1年、 百名山への挑戦は終わりしばらくは空疎感に覆われました。 いわゆる百名山ロスです。 目的を完遂した時の喜びは大きいが、その時点で終わるのである。

「二百名山」、今まで30座登りましたが、「百名山」で感じたものがない。 なぜ二百を登るんだという反問が湧いてきました。 百を超える素晴らしい山がいくつかありそうですが、大半の山は百名山を越えられない。 「なんで登るのか?」という反問が湧いてくるような山に登る意味があるのだろうか。 時間が残された40代、50代だったらピークハントのスタンプラリーも否定しないが・・・    時間がある、余暇があるというで*百名山を歩くことは私はしない。 

”百の頂に百の喜びあり”  というのは大嘘。

やっぱり、*百名山は 「二百名山」でなく「百名山」がいい山が多い。 これも本音ですが、*百名山に関わらず「いい山」とは下山して登山口に着いたとき、登ってよかったという気持ちが湧いてくる、ほのぼのとした気持ちで帰宅できる山。 キツイ、タフな山で困憊して下山しても、幾日かたったらまた登ってみたいと思う山ではないでしょうか。 百名山でも、すべてではなく半分くらい。 そんな山は、

利尻山、斜里岳、トムラウシ、幌尻岳、飯豊山、大朝日岳、越後駒、平ヶ岳、皇海山、火打山、空木岳。 北アルプス、南アルプスはどの山もいい。 とくに水晶、黒部五郎、剣、鹿島槍、笠ヶ岳、仙丈、北岳、塩見、悪と赤石、そして聖岳。 西日本では大峰山と宮之浦岳

・・・・・ もう登れない難関の山が多かった。 登れない山ほどまた登りたい。(笑)  

A05王ヶ鼻・北アルプスS.jpg

*美ヶ原・王ヶ頭下からの北アルプス 

改めて、百名山を登って何を感じ、何に感動し、心をゆり動かされたのか。 その原点に立って振り返ってみました。 そうしたらなんとなく、おぼろげながら見えてきました。 残された時間で百名山の先にあるもの、これからやりたいことが・・・


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koh925

今年は天候が不安定で登山計画も困りますね
今日から10月、秋晴れのいい天気が続けばいいですね
私は自称晴れ男、自治会の行事も不思議に晴れになります(笑)
by koh925 (2016-10-01 16:22) 

kuwachan

私の海外旅行の晴天確率に近いものがあるかもしれないですね(笑)
Jetstreamさん、1点お忘れではないですか?駐車場^^
最後の1台って結構多かったように思います。
そういう点も運に恵まれていましたよね(^_-)-☆
by kuwachan (2016-10-01 17:30) 

majyo

ブログで知り合わなかったら、私はもう登っていなかったかもしれません
とても良い刺激をいただきました。
怪我や事故は避けたいのですが、充実感も必要です
そのために基礎体力は維持したいです
写真が素晴らしいので、登った気になれるのがいつも嬉しい
50代から始めていたら・・・・そう思うのですが、しかし埼玉へ来たからこそ
山に行くようになったのです。 雲取、両神は登っていますから
次はさあ、どこにしよう 大菩薩かな
by majyo (2016-10-01 20:27) 

ゆるり

3回に渡った記事を拝読し、心に響く内容でちょっと感動です。
山登りに限らず、普段の生活・仕事をしていく上にも参考になります。
有難うございました。

by ゆるり (2016-10-01 21:25) 

Jetstream

koh925 さん、 秋は運動会と云ったイベントもあるんで、秋晴れを期待しますが・・・
日頃の行いがよろしいから、運がついて回るんでしょう。!(^^)!

kuwachan さん、朝早出した時は出遅れてしまうんで、かろうじてセーフということが多々ありました。 海外旅行も行く先々の時期によってお天気が変わりますね。 ヨーロッパだと6~7月が安定してます。 たぶんkuwachanさんの運がいいんでしょう。!(^^)!

majyo さん、 過分なコメントありがとうございます。 体力・脚力・怪我等のリスクとコストのバランスを考えると、百名山はシニアからはじめるのは厳しいし奨めしません。 でも基礎体力はつける、歩くことはいいし、身近にできる山歩きは心身ともリフレッシュ出来るんで無理せず続けてください。  大菩薩はお奨めです。車で行ける上日川峠からならちょうどいいでしょう。 秋晴れだと富士もくっきりです。!(^^)! あと赤城山?
by Jetstream (2016-10-01 21:41) 

Jetstream

ゆるり さん、 これまた過分コメントありがとうございます。!(^^)! 山登りに限らず、何かに取り組んでいくということの素晴らしさは困難挫折スランプを伴います。 取り組み方や視点を変えてみれば前に進めれるところはあるんではないか。 自分自身へ向けたものでもあります。
by Jetstream (2016-10-01 21:47) 

テリー

今年は、台風が多くて、山登りも大変ですね。
by テリー (2016-10-01 22:18) 

achami

運転は大丈夫なんですけど(多分)、帰路が眠くなっちゃうので・・・(^^;;

キツイ道程も頂上へ立つと忘れちゃう。下山すると「次はどこ行こう?!」と(笑)。
山の魔術にどっぷり嵌っています^^
しかし、現実的な問題は<How Much?>ですよねぇ〜。
by achami (2016-10-01 23:27) 

g_g

記事を拝見していて、いままで百名山にを登るのに目を向けなかったのが幾分後悔気味です。近くの山で単独で楽しむ事で歩き始め、仲間との出会いもあり感動を共有して楽しんでいました、現在は体力が無く成って無理は出来ませんが、単独や仲間との歩きがあるので長続きしているような気もします。
by g_g (2016-10-02 12:42) 

mimimomo

こんにちは^^
元気で、いろんなことをクリアして登られることは素晴らしいことですね。世の中不健康な方がたくさん! わたくしは特に定めた目標はなかったですが、山に登れたことは人生に大きなプラスになっています。これからもボチボチ自分の身丈に合った山に登っていきますよ^^
by mimimomo (2016-10-02 15:52) 

tochimochi

禁断のテーマ・・・やはりそれくらいはかかるのでしょうね。
さらにサラリーマンにとっては時間も大事、それらを知り尽くした上での決断力が一番ですね。
しかしそれだけではない、山に対する情熱があったからでしょう。
下山してまた登りたくなるというのはそれだけの達成感があった故と思います。
達成感のある山がいいですね。
私も低山でもいいからそういう山を目指してます。
おぼろげながら見えてきたもの・・・それもぜひご披露ください。

by tochimochi (2016-10-02 21:35) 

Jetstream

テリー さん、 天気は神のみぞ知る。台風よりも秋雨前線ですね。


achami さん、 眠くなればSA・PAで休むのが一番です。下山したら次の山? 当分スランプはありません。HOW MUCH ? 山貧乏になってもいけないし・・ 働いて稼いでください。!(^^)!

g_g さん、 私が目覚めたのは還暦前なんですが、50代から登っておけばもう少し違った登り方が出来たかもしれないという悔いもありますが、その間の生き方が否定的ではなかったんで仕方がないと思ってます。;; 太く短くより、長く続けられることの方が大事ですよ!!(^^)! 山歩き、花散歩を今後も楽しんでください。
by Jetstream (2016-10-02 23:51) 

Jetstream

mimimomo さん、山登りは人生にプラス! 私もそう思います。また今まで社会で学んだもの、得たものが潜在的に山登りにも役に立っていると思います。 「身丈にあった山に登る」いま私が思っていることです。(笑) たまには、チャレンジもしたいですが・・!(^^)!

tochimochi さん、どの山に登ったらいいのかわかんないんで百名山にしました。多分素人ほど百名山に向いてしまいます。それでも、楽しみながら百を目指すことが出来たのはラッキーでした。お金があったとしても、時間があってもタイミングを失すればNG、仰るように「決断」、そして願望の強さ、執念といったメンタルな面に行きつくように思います。
 貴兄のように山を知り尽くされた方には山の多様性も理解でき、いろんな登りを楽しみ、実践されている。 その領域にはとてもおよびつかないですが、私なりポスト百名山に向えればと思っています。!(^^)!
by Jetstream (2016-10-02 23:52) 

よしころん

おはようございます^^
自らその地に赴き、百の頂を踏まれたjetさんだからこその記事ですね。
これから百名山を目指される方の試金石となるのでは。

私たちは山へ向かうことへのスランプはないのですが、体力、資金は常にスランプです~^^;

家庭の事情で今後しばらくnice!のみの訪問となりそうです。
ご容赦くださいませ・・・

by よしころん (2016-10-03 06:40) 

のら人

>登ってよかったという気持ちが湧いてくる

これですね。これが結果的に良い山だった、って事ですね。^^
結局、片っ端から登ってみないと解りませんし、一方向のみからでなく、多方向から登ると、否、があるかもしれませんし、ダメな山と思っていた山が実は、是、だったり。
頑張って下さい。
by のら人 (2016-10-03 09:45) 

Jetstream

よしころん さん、 こんばんは、百名山のガイドブックはコース難度しか書いてありません。立ちはだかるものはむしろ登山口までのアクセス、時間、タイミング、お金が大きなウエイトを占めてそうに思えます。 また、よしころんさんご夫婦は壮年真っ盛り、これからですよ。
急がず風景、花と撮りながら、山歩きをたのしむというスタンスには拍手です。

のら人 さん、 いつも激励ありがとうございます! !(^^)!
登ってみなければわからない、まったくその通り。 登る人の指向・視点でも評価は大きく異なるでしょう。 時間、資力、体力に限りのあるシニアは片っ端から登るわけにはいかないところが難点です。 ;;(笑);; もう少し新たな山ともう一度「良い山」を登ってみたいと思ってます。 とにかく、山を歩ける脚を出来るだけ長く温存させたいです。
by Jetstream (2016-10-03 22:22) 

makiwarikun

私の晴天率は、おそらくJetさんの半分以下です。まずは予定ありきで天気は運まかせなので仕方ないのですが、雨の中で不快な思いをしながら、真っ白で展望の全くない山頂に辿り着いた時はむなしいですね。水晶岳、鷲羽岳に登った時はまさにそのような状況でしたが、天気の良い日にまた登り直したいです。幸か不幸か今後1年は時間が有り余るほどできましたので、出来る限り節約しながら効率良く百名山巡りを楽しみたいと思っています。私の場合、ネックとなるのは妻の機嫌でしょうか…?
by makiwarikun (2016-10-04 08:12) 

OJJ

私の周囲の百名山登頂者は3人居ますが、やっぱり年齢も登頂数も65辺りが大きな分岐点らしいです。ムード的には難点は山ケイの2倍近い費用・・・
前々から不思議に思っているのですがjetさんはケイバがお好きなのでしょう?何年か前、浅間山の登りに運ぶ薪の数を山ノボラーに競馬の負担重量風に割り付けて・・覚えていますか?さすがの観察力は今見直しても据え置き可能?(経年劣化は別として)  どこかの形容詞の少ない(最上級だけじゃん)総理に見せたいほど微妙なさじ加減。
by OJJ (2016-10-04 10:32) 

koboo

天気は重要ですよね!
景色が良いとテンション上がります。^ ^

by koboo (2016-10-04 22:25) 

ひろたん

100名山登頂。
これはすごいことですよね。
登ってよかった。これが何よりですよね。
先のこと、何か見えてきたら教えてくださいね。
ひろたんは大好きなお山をあらゆるところから登る
としています。
もっぱら劔周辺です。
人それぞれ、のぼる考えが違いますよね。
お気に入りは雪でも行きたいですね。
常にトレをしないと実現しません。
里山も大好きなら、何回も登りますよ~~
また新たな希望をもって歩いてくださいね。
レポを楽しみにしています。
by ひろたん (2016-10-05 13:22) 

Jetstream

makiwarikun さん、水晶・鷲羽で悪天候なんてほんと可哀そうです。もったいない! 素晴らしい展望の山ほど天気優先で登ってください。出来るだけ多くピークハント出来ること願っています。西日本の百はは11月末まで登れますがそれ以東の山は11月頭まででしょう。九州5座は5日でまとめて登れます。九州と云っても山上は寒いんで要注意。 一番節約できるのは宿泊費、日帰り温泉に入ってテン泊もいいではないですか。!(^^)! サービスの行き届いている貴兄ならば、奥方のご機嫌とりはうまいでしょう。Good Luck!

OJJ さん、標語県あたりだと、百全部やろうとしたら5Mくらいかかるかも。でも、時間がある方ならまとめて登れば意外に安くすむと思います。競馬・・最近TV観戦だけでやらないんでJRAの口座消滅? 関西のコースは淀の3~4コーナー、阪神の最後の直線はワクワクもんです。(笑) 多分、いまの私はマキ1本のハンデでも、直線は失速となること明白。 馬で云えばもう何歳? 牧場でいい余生を送れればいいんですが・・(笑) 

koboo さん、最近のお天気は悩ましいです。 青空でないと風景は映えないですね。秋晴れを期待しましょう。

ひろたん さん、 剣岳は素晴らしい山ですが、私には難しすぎます。 ひろたんさんは登攀能力が高いからいろんなルートを楽しめると思います。 幸い昨年登頂できたんでほっとしてますが、剣はどんなところから見ても、槍と同じように視認でき、眺めるのが楽しいです。 私は爺ヶ岳からみる剣がベストと思いますが、仙人池からの剣を見てみたいです。 トレーニング嫌いの私なんでいつも急登はあえいでます。(笑)
by Jetstream (2016-10-05 19:08) 

joyclimb

「取り組むべきことがあればトライしてみましょう。ダメでもともと!」←参考になりました^^
by joyclimb (2016-11-04 02:13) 

Jetstream

joyclimb さん、 最後までご覧いただきありがとうございました。 私自身にも問いかけている言葉です。 (笑)!(^^)!
by Jetstream (2016-11-04 13:38) 

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