美ら海水族館
先月末、沖縄へ2泊3日、家内の親・弟妹夫婦7名でのファミリーツアー。
沖縄は、初めての旅です。 沖縄のイメージは青い空と海を期待したんですが、残念ながら天気は良くなく曇天、小雨になってしまいました。 掲載する写真もすっきりしない 見映えがしませんが どうぞご容赦のほどを。
出発は成田から、8時半の出発で那覇空港には12時前到着。
レンタカー2台に分乗し南端の糸満市へ。 さっそく昼飯ですが、まず沖縄そば。
沖縄へ行ったら定番の料理。 味は各自の好みですが・・・こってりしたお肉は TOO MUCH ! 私的には?でした。(笑) どこへ行っても沖縄そばの店が多いです、東京近辺のラーメン屋の多さに匹敵するほど。この麺とスープ 何度も食べたら意外に嵌まるかもしれません。
そして 海ぶどう、グリーンキャビアと呼ばれてもいます。 少し塩味かなと思ったんですがあっさり。 三杯酢をつけていただきます。
本島南部には沖縄戦の悲惨さを伝える史跡や施設が多くあります、その象徴的な場所が糸満市のひめゆりの塔。
まず、ひめゆりの塔で合掌。
平和祈念資料館に入り遺品などの展示物と記述を辿っていきます。 第二次大戦末期の沖縄戦の悲惨さに引き込まれて痛切な思いを感じます。 当時の沖縄の人口の半数近い、約20万人が亡くなったとも云われます。 資料館の入口には設立にあたってのメッセージが掲示されています。
沖縄の皆さんの痛みの根源と一端を見たように思います。 もう敗戦はわかっていたのに、沖縄を米軍の本土上陸を遅らせるための楯とし、犠牲者を無意味に増やしてしまった無責任な軍部の「解散命令」には理不尽としか言いようがありません。 そして、あと戻り出来ず狂気に駆り立てられていく戦争の恐しさと結末を見た思いです。
70年以上経ったいまでも米軍基地問題が横たわっています。「沖縄は本土の楯」になっているのか・・・このことが沖縄の皆さんの痛みになっているような気がいたします。
このあと訪れた平和祈念公園。 沖縄戦で亡くなられた人々の名を刻んだ「平和の礎」。 国籍、軍人・民間人を問わず全戦没者約24万人の氏名が刻まれています。 他にも国立戦没者墓苑や各都府県の慰霊碑が建立されています。 資料館は4時半で閉館の為見ることができず、残念。
初日の宿へ向かいます。 南城市の高台にあるリゾートホテルです。
部屋からは南城の街と中城湾が一望できました。 夕食はホテルのビュッフェ・・・TOO MUCH ! 温泉は源泉かけ流し、塩質の「猿人の湯」。ほどよい湯加減で我が身には効きそうです。!(^^)!
二日目は中部・北部へ向かいます。
土曜日なのにやたらと道路工事が目立ちます。 湾岸の埋め立て工事も多い。 台風や風水害による被害が多いのかもしれませんが年度末の公共工事ラッシュ?
海中公園道路を平安座島に向かいます。 平安座島は石油備蓄?タンクの巨大な基地となっているようです。 さらに宮城島へ。
塩の製造工場「ぬちまーす」。 「常温瞬間空中結晶製塩法」といわれる特許製法でつくられたここの塩は塩分が低くナトリウムが排出されやすいとのこと。 体には優しい塩ですが、健康食品並みのお値段 TOO MUCH !
工場の駐車場の北側には「三天御座」と呼ばれるパワースポット。 天・地・海の神様が集まる場所とのこと。 人生の岐路に立った時覚悟を決めるときに最適なエネルギーが戴ける聖域と云われています。 もっと早く訪れればよかった! (笑)
うちうなからの眺め、果報(カフウ)バンタ(=幸せの岬)と沖縄の海。 晴天ならコバルトブルーの海岸がもっと映えるでしょうね。
名護市のフルーツランドへ。 ジャングルのなかにはいろんなゾーンがあります。(バードゾーンの鳥、名前忘れました。) 園内では南国の森林浴とパイナップルの食べ放題なんて触れ込みでしたが、結局はお土産やさんの試食でした・・
道の駅で食べたサーターアンダギー(沖縄のドーナツ風味のお菓子)がおいしかった。 (笑)
海洋博公園へ。 いろんな施設がありますが、ここのメインはなんといっても
美ら海水族館。
世界でも有数の水族館。
最大のハイライトは
「黒潮の海 」と名付けられた7,500M3の大水槽。 ド迫力!
ジンベイザメやマンタをまじかに見るのは圧巻。 ほかの水族館ではみれません。
回遊魚のダイナミックな世界にも引き込まれます。
巨大アクリルパネルでできた水槽は映画館のワイドスクリーンのようです。
時間が経つのも忘れてしまいます。
2日目の旅程はこれで終わり。
那覇へ移動、首里公園に近い高台から那覇市内を眺められるホテルが宿泊先です。
最終日の三日目は首里城へ。
あいにくこの日の天気は雨。
南殿から入り、正殿(上の写真)から北殿へと展示物を見ながら巡ります。
首里城の城壁跡が、正殿の地下に保存されています。 これが世界遺産の対象のようです。
那覇の街を見下ろします。 首里城公園内を散策したかったんですが、雨ではNG。 小雨の予報ですが本降りに近い。 これにて予定を切り上げ空港に向かいました。
駆け足旅行で天気にも恵まれませんでしたが、独自の文化と歴史をもつ沖縄のことがちょっぴりとわかりました。
今回の旅、家内の父がスポンサー、妹がトリッププランナーとすべておまかせ。 手配も行き届きただただお世話になってしまいました。!(^^)! ありがとうございました。