*浅間嶺への上り
- 山歩き
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払沢の滝入口駐車場を9時40分過ぎに出発。
林道を少し進むと浅間嶺登山口、道標があります。手すりが付いた階段ですが、半凍結状態なので軽アイゼン(4本爪)を最初から着けました。
時坂の集落に出ます。
舗装路の林道を歩く部分があります。路肩の残雪部分をアイゼンを着けたままいくことにしました。この道は時坂古道と云われています。
集落を抜けると再び登山道。檜原学園(小中学校)が見えます、昨年末の在籍生徒数は77名とのことです。
小ロッジ風のトイレ、車道を再び横切り登山道を登ります。
登山道は踏み固められて、半ば凍結。フラットなコースなんで4本アイゼンがちょうどいいです。
峠が見えた来ました。
時坂峠にでます。10:26、ここまで約45分とコースタイム通り。
浅間尾根道、「浅間尾根」「浅間神社」が多いのは、富士の見られるところでつけられる名称のようです。ここから再び車道を歩くことになります。
峠の茶屋、10:46到着、時坂峠からの区間タイムは0:20。茶屋は休業中のようです。道路通行規制がなければ、ここまで車でこれるのかな?
北側に開けたところからは御前山、大岳山が望め丁度いい休憩ポイント。
「甲州古道」の道しるべ。江戸と甲州を結ぶ要路であったようです。
休憩処ですが、ここも休業中。ここからは沢筋の上りになります。
木橋を渡ると水場。
少し斜度が増してきますが、明るくなり尾根筋に近づいているようです。
登山道は尾根の北西側を巻くように続き、雪の量がやや多くなります。この少し手前に「カタクリの群生地」の表示板があります。
十字路。浅間嶺へのショートカットは西(右)への巻き道ですが、松生山分岐から展望台に向かう尾根コースを進みます。
浅間尾根の主脈に出ます。
松生山分岐から浅間嶺への稜線です。
11時50分過ぎ、浅間嶺展望台に到着。南面は雪がほとんどありません、ちょっと意外でした。標準コースタイムは2:15なんで、上りはほぼコースタイム通り。急登も少なく歩きやすい。浅間嶺の山頂▲は西側にありますが、樹林に囲まれて展望なし。ここが浅間嶺といってもいいでしょう。昨年末に来たばかりですが、雪山は眺望を引き立てます。
笹尾根越しの丹沢・道志の山々。
富士山、昼過ぎなんで霞んでます。
御前山、奥は鷹ノ巣山と日蔭名栗山。
ブナ坂からの雲取山をズームアップします。
鋸山~大岳山。南面は雪が融けてしまっていますね。
風もなく、日差しが気持ちいい! 山頂での時間はあっという間に過ぎていきます。
今回の帰路のプランはここから上川乗に下り、13:15発のバスで払沢の滝入口に戻るつもりでした。もう12:45、標準コースタイムは55分、30分では上川乗バス停へは下れません。古道コースも緩斜面で歩きやすく変化のあるコースだったんで、同じコースで戻ることにしましたがこれも想定内です。
浅間嶺展望台を後に浅間嶺の鞍部に下ります。
休憩所とトイレ。関東ふれあいの道の一部で、よく整備されたハイキングコースです。
休憩所からの大岳山。夏ならここで休むといいですね。
尾根の北側の巻き道を下ります。
南側と違って雪が多く残っていますが、4本爪軽アイゼンがぴったり。駐車場まで着けたまま下山。
14:13 払沢の滝駐車場に到着。標準コースタイムは1:50ですが、1:20ほどで下ることが出来ました。歩きやすく時間もほどほど、真冬の縮んだ体のウォームアップにはちょうどいいです。晩秋から初夏前までは富士の眺めも期待出来るコースでお奨めです。マイナスポイントは途中舗装林道との出入りがあること。あとは、払沢の滝からの沢からの直登ルートがあるといいんですが、滝を巻いて登れそうなところはないようですね。
奥多摩もいろんな山を歩きましたが、また登ってみたいというコースになりそうです。
バス停前の「ちとせ屋」の檜原とうふを買って帰りました。