今回は久しぶりに那須塩原山系へ、といっても最南端の釈迦ヶ岳(高原山)です。
- 三百名山
「釈迦ヶ岳」という名前の山は日本の各地にあるようですが、私の登った「釈迦ヶ岳」は山梨・御坂山系の釈迦ヶ岳(1,641M)と奈良・大峰山地の釈迦ヶ岳(1,800M、二百名山)です。今回は未踏だった栃木県・塩原にある高原山の最高峰 釈迦ヶ岳、三百名山に選定されています。
矢板から八方ヶ原に向かう道路から高原山が見えます。
山の駅たかはらの少し手前の分岐を大間々台へ。標高をどんどん上げていきます。
大間々台の駐車場、この日は土曜日(5月第二週)なんで既に多くの車が駐車。
北には那須塩原の山々、右には那須の茶臼山らしき山も見えます。
駐車場が登山口、既に標高1,278M。釈迦ヶ岳の標高が1,795Mなんで標高差はわずか500Mちょっとです。展望コースと林間コースがありますが、左手の展望コースに進みます。尾根沿いで日光方面が眺められます。
八海山神社で林間コースと合流、釈迦ヶ岳、中岳が姿を現します。
小ピーク▲1,590Mからは下りとなります。
途中の開けたところからは釈迦ヶ岳への尾根、尾根越しに残雪で真っ白な山が見えます。
剣ヶ峰、大入道からのコースとの合流点。剣ヶ峰は右手にありますが帰路寄ることにしてそのまま尾根を進みます。
境界尾根と呼ばれているようですが、わかりやすく歩きやすい道です。この辺りはカラ松林ですが、この先植生が変わってきます。
倒木で根っこが割れた間が通り道。
クマザサが広がり、樹間からはたぶん会津駒方面?
尾根は南に向きを変えると、釈迦ヶ岳は間近です。
山頂部直下に残雪あり。
釈迦ヶ岳山頂。
まずはお釈迦様にお参り。高原山神社の祠もあり。
山頂からの展望メインは西側、日光連山から会津の山々が一望。
隣の鶏頂山。右奥は燧ヶ岳?
日光連山、男体山、女峰山、奥白根山あたりでしょうか。
これは会津駒ケ岳で間違いないでしょう。前の稜線は帝釈山、田代山か。
いつも通り、のんびり山頂でランチタイム。そして下山します。
剣ヶ峰へ戻る境界尾根からの釈迦ヶ岳。
ヤシオは少し早いのかな。(5月第二週末時点)
帰路は林間コースを下ります。途中にカタクリの花。
林間コース、まもなく登山口駐車場です。もう少しキツい登山コースかなと思ってましたが大間々台からの登山道はよく整備されて、山頂直下を除けば歩きやすいハイキングコースといった感じです。脇道しながら往路2時間半、復路2時間15分と約5時間弱の歩きは程々でいいです。
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今回で釈迦ヶ岳3座登ることが出来ましたが、もうひとつの鈴鹿山系・釈迦ヶ岳にもいつか登ってみたいです。
追:まだ5月下旬なのにお天気は急に暑くなってきました。こんな日が続くと涼しいところにシフトしたくなりますが・・近場にはなし、遠いです。