エギューデュミディでモンブラン山群の展望を楽しみ、予定通りロープウェイで中間駅・プランデュエギュイへ下ります。
この日午後のトレッキングコースはメールドグラス氷河を見渡せるモンタンベールまで、コースタイムは約3時間+程度です。どんなコースかわかりやすいようにGoogle Earthで歩いたトラックをスクリーンショットしてみました。
御覧のようにシャモニー針峰群の麓をトラバースしていく水平道です。トレッキング初日の足慣らしにはちょうど良さそうに思えました。
*注:記録したGSPはカシミール3Dでは専用のアルプス地図がないと読み込めません。今回はGoogle Earthを使います。
アングルを変えてみます。モンタンベールまで針峰群を仰ぎ、シャモニーの街を見下ろし、シャモニーの谷を隔てたエギュイルージュ(赤い針峰群)を見ながら歩くコースです。
ロープウェイ駅の横にある売店・カフェ。ここで温かいカプチーノをのんで小休憩、ここまで下りると息遣いが楽になります。!(^^)!
モンブランから迫出したボッソン氷河が間近に見られます。
見上げるとエギューデュミディ、ここからの標高差は約1,500M。お天気は御覧のとおりスッキリとはしません。天気予報では山間部は時折小雨の予報ですがなんとかもってほしいです。
プランデュエギュイ駅をあとに、分岐点の小屋まで少し下ります。
シャモニーの谷を流れるアルブ川とボッソン・ズーシュの街並み、遠望はフランスローヌアルプスの山並み。・・・・ここはフランスです。
この下りは花の競演でした。花の名前、・・・・、そんなことよりまずアルプスの花を楽しみます。!(^^)!
① ???
② タンポポ?
③ シロツメクサ?
④ 日本にも似たような種がありますが・・ ミツバグサ?
⑤ ゲンチアナ・ウエルナ?のようです。
⑥ ?
上の写真はすべてコンデジTG-4のマクロモードで撮りました。流し撮りなんでピントがやや甘いです。
シャモニーの谷をはさんで、エギュイルージュ(赤い針峰群)。
⑦ この花、多く見かけましたが名前?
針峰群の麓に咲く花々に見とれます。
プランデュエギュイ小屋が見えてきました。トップの小屋の写真を見るとデッキの旗がスイス国旗に見えますが、このあたりの地方の旗のようです。
針峰群の眺めにも見とれますが、花もいっぱいで脚が止まりっぱなし。
⑧ フィティウマ・オルビクラレというキキョウ科の花、日本にはなさそうです。
とくに小屋の周りはお花畑です。
⑨ アルペンローゼ、ツツジ科ですがアルプスの代表的な花。ちょうど今が旬でした。
⑩ 調べたけどわからない。
⑪ アルプスリンドウ。
⑫ ?
⑬ ?
寄り道して時間ロス。モンタンベールからの最終登山電車の時間は16:30ですので、ここでランチ。
注文したのはパスタと野菜・ハム・サラミのプレート。二人でシェアして食べます。味は私=日本人好みではないかも? この山小屋はTVで有名なヨーロッパの山小屋として取り上げられていました。ストロベリーのパイが名物のようですが、デザートまで食べるスペースなし。(笑)
小屋のデッキに飾られた花。
小屋でトイレを使わさせていただきましたが、水洗できれい。小屋の中をみてもすべてシングルベッドで、時として窮屈さを強いられる日本の山小屋とは違います。料金も北アルプスの宿泊より安いはずです。
⑭ ?
このまま真っ直ぐ下ればシャモニーの街ですが、東へモンテベール・メールドグラスと記された道を進みます。Grand Balcon Nord(壮大な北面のバルコニー) と呼ばれるトレッキングコース。
時間は13:30、ここからのコースタイムは約2時間半+。なんとか最終便には間に合いそうですが、程々のペースで行きたいと思います。
ここからはEM-5をザックから取り出し風景を撮ります。といっても三脚もなし、手持ちで流し撮りです。写真を撮りにきたのではなく、トレッキングを楽しむのが目的です。私にはコンデジTG-4と小型軽量のEM-5+ズーム(14~150mm)で十分でした。
本日はここで小休止。次回はモンタンベールへのトレッキングの続きとなります。