ヨーロッパアルプス山旅紀行も今回で最後となりました。
* * * * * * * * * * 7月19日~20日
アオスタから高速道路を西へフランス側からスイス・ジュネーブへ向かいます。
午前中は時間があるので、フランス国境に接するクールマイヨールに寄ってみました。
モンブランの南麓にあるイタリア側の山岳リゾートです。
街を散策してみました。
イタリアらしさを感じさせる通りです。
石畳の道。建物や塀、階段も石造り。
目抜き通り沿いから横に入る路地には小粋なレストランやカフェがいろいろあります。
庇は雪除けかバルコニーか? 手提げ袋が置いてありますが、ブランドショップ?
こんな裏露地を歩いてみるのもいいです。
広場から望むモンテビアンコ(イタリーでのモンブランの名称)山群、4千M級の峰々が連なった様は圧巻。クールマイヨールからフランス国境のエルブロンネまでロープウェイで上れます。さらにゴンドラでエギューデュミディ展望台、シャモニーまで空中散歩ができます。ゴンドラやリフトでモンブラン山群を眺める数々の展望ポイントへもいけます、トレッキングコースも多くあります。時間があれば数日滞在したい街です。
タイムアップ、クールマイヨールの街から国境に向かいます。
ここがフランスとの国境ポイント、モンブランの麓。EUなので越境チェックはありません。
モンブラントンネルの入り口です。わずか11KMですが、通行料金はなんと€46.4(片道) 日本円で約5,500円くらいと滅茶苦茶高い!
トンネルのほぼ中間、エギューデュミディのほぼ真下の位置のようです。
フランス側に出ます。シャモニー北のブレヴァンが見えます。
イタリー側へ向かう登り車線は大渋滞です。
シャモニーとの分岐を反対のレ・ズーシュ方面に向かう。
レ・ズーシュの街を抜けると眼鏡橋、鉄道の路線です。
サボア地方、フランスプレアルプス最高峰ポワントペルセーの山群が正面に見えます。高速道路A40でジュネーブへ向かいます。
ジュネーブ(フランス側)まで58KM。
スイス国境です。ジュネーブ市内に入りレンタカーのガソリンを満タンに給油。
レマン湖沿いの橋を渡るとジュネーブ中心街へ。
まずジュネーブ・コルナバン駅前に予約してあるホテルにチェックイン。
レンタカーを駅前広場(下の写真)の地下3階にある駐車場の返却場所へとめて、駅構内にあるレンタカー事務所へ鍵と書類を返却。(デポジット=担保金の返金に数週間かかりました。貸出場所と返却場所が異なり、さらに返却時に現物車輛確認ができないと時間がかかるようです。)
ホテルの部屋からのコルナバン駅前、ジュネーブ中央駅でスイス国内のみならずフランスやイタリーへ列車が運行されています。
モンブラン通り、レマン湖ヘ続く通りの先に見えるのは名前の通り白いモンブラン。お土産は近くのデパートで済ませましたが、チョコレート売り場の規模の大きさと種類の豊富さにはビックリです。翌朝は早朝便なので、ついでにお寿司とサラダを買ってホテルで夕食を済ませました。
翌朝はジュネーブ7:20のフライト、5時にホテルをチェックアウトしタクシーで空港に向かいました。ターミナル間の移動に時間がかかるロンドンでの乗継時間も1時間半と短かく気がかりでしたが、遅滞なく定刻通りジュネーブを出発。
ロンドン経由でのターミナル移動・乗継もスムースで、予定の便に搭乗し帰国の途に就きました。
今回でヨーロッパアルプス山旅紀行はエンド。幸いにも一日を除けばお天気にも恵まれ、思い描いたような山旅を楽しむことが出来ました。今振り返れば夢幻だったかとさえ思えるようなシーンと感動の数々、そんな場面に接することが出来たことに素直に感謝したいと思います。
最後まで拝見戴き誠にありがとうございました。
* * * * * * * * * * 追記
今回の台風19号で罹災されました多くの皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。