久しぶりの山歩き、中信の二ツ山へ行ってきました。
- 山歩き
ようやく梅雨もあけ、夏らしい天気で連日夏日が続きます。コロナ禍では遠出を避けて東京近郊の山に行くのがいいんですが、奥多摩も暑そうですし人出も多そうです。 ある程度標高が高い山域でないと、清涼感は望めそうもないので中信までマイカーで出かけることにしました。 この日も下界は夏日で天気予報は#58942;時々曇りでした。
中央道を西進、小仏トンネルを抜けるといつも南アルプスの連山が目に飛び込んでくるんですが、この日はガスって眺望なし。 八ヶ岳PA、諏訪SAでも同様。 途中PAでのトイレ休憩は1回のみで済ませ、岡谷ICから高ボッチ高原へ向かいます。 高原も霧の中。 9時前ですが高ボッチ高原は車が数台、お盆前連休の金曜日ですが人出は少ないようでした。 そのまま林道を鉢伏山荘へ進みます、
駐車場に到着。 先着の車は1台の練馬ナンバーのみ。 マスクをして駐車料金を払いに山荘へ。 代金は非接触で渡します。 Tシャツだけでいいだろうと思っていましたが、風がかなりあり涼しさを通り過ぎて少し寒いくらいなので急遽レインジャケットを着て出かけました。
鉢伏山・二ツ山分岐からの前鉢伏山。 いつもなら北アルプス連峰が眺められますが御覧の通りガスってます。
分岐から二ツ山への稜線、花の時期は過ぎた感がありますが・・・
オニユリ
アザミ
ニガナ? オトギリソウのようです。(いろはさん、よしころんさん ありがとうございます。!(^^)!
タカネナデシコ?
やはりコロナ禍の今年はあまり歩かれていないようで、途中笹薮で覆われてわかりにくいところもあり。
昨秋11月に歩いた横川山を通り過ぎるとガスった二ツ山が見えてきました。
晴れて見透しが良ければ、稜線からは諏訪湖、八ヶ岳、富士山、南アルプスから北アルプスまで展望が楽しめますが、この日はまったくダメです。 でも涼しい!
縞枯れの樹林帯を抜けると
山頂らしき標識
と思ったら、分岐の道標。
200M先が山頂のようです。
二ツ山山頂。
青線が2010-11-21のトラック、赤線が今回2020-08-07加わったトラックです。往復約8KM 3:40
晴れていれば、稜線からこんな風景が見られたんですが・・・・(昨年11月)
眺望は全くなくダメでしたが、涼しくて静かな山歩きが出来ました。 出会った方は復路で一組二人のみで、ディスタンスを保ってクロスしました。 マウスポケットに不織布フィルターを入れたウイックロン素材のモンベルマスクの出番は場面はありませんでした。(若干着け心地のいい布製マスクという程度ですが、フィルターを入れなければウィルスを遮蔽するレベルは低いと思います。不織布の使い捨てマスクが一番実用的かな。)
街中や公園と違って「人と出会わない山歩き」はストレスもなく、なんて気持ちのいいもんだと改めて実感しました。
「人と出会わない安堵感・安心感」、 以前ではありえなかったことがコロナ禍で感じられるというのは皮肉で可笑しなことかもしれません。 不可解なる「コロナの悪魔性」のみならず、「コロナ対策の在り様と人の行動」に対して信頼と安心が置けなくなっている、そんな方が多くなっているかもしれません。