中央道韮崎ICから昇仙峡ラインを北上、10分ほどで深田記念公園入口の駐車場に到着。
9時10分頃に駐車場(登山口)を出発。この日は天気がイマイチなので尾根コースでなく往路は沢筋の女岩コースで登ります。
女岩からは岩石帯の急登。相棒が先行、調子がいいみたいです。
コルへ向かう沢には落ち葉の溜まり場。
コルに到着。晴れてはきましたが、周辺の山は雲で覆われています。
コルから少し登ると「深田久弥先生終焉之地」、合掌。
山頂までは岩石の急登が続きます。
11:20 茅ヶ岳山頂。誰もいない山頂にはニンマリ。#59120; こんなことは初めて。
この時期の週末なら登山者で一杯、平日でも誰かいます。静かな山頂はいいです。
八ヶ岳の核心部。権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳が金ヶ岳の尾根越しに見えます。
南アルプスは雲にかかってほとんど見通せません。なんとか鳳凰山、オベリスクが見れます。
北側は瑞牆山から金峰山への尾根。前の週に登ったところ。鷹見岩は・・中央やや右の小さな尖り。
今回はTG-4を携行。2倍ズームレンズを付けて撮ってみましたがブレて粗末な画像。レタッチして胡麻化しました。離れて見ると尖った岩石のピーク、眺めが良いはずですね。
展望の見透しはスッキリしませんでしたが、山頂は風もなく穏やかです。金ヶ岳から折り返された方が1名、お互いに小声でコンニチハ。しばらくして、登ってきた一組のカップルの喧騒と振舞いで静寂感が破られました。#59121; 山の初心者のようですが、典型的な浮き浮きの跳ねっ返り! 危うきに近寄らず、DISREGARD! ランチをとったら早々に下山。
千本桜分岐。誰もいない静かな尾根を下るのはいいですね。
山頂から尾根の末端までの水平距離は約2KMですが標高差約700M, と平均勾配は19度くらいなんで意外にキツイ下りです。往復4時間、程々の歩きで沢筋、岩稜、山頂の眺望、尾根歩きと楽しめました。
この日山中で出会ったのは6名。山頂での跳ねっ返り組もいましたが、山中で出会った登山者がこれほど少ない茅ヶ岳は初めてです。人出の多かったと云われる3連休明けの週の中場で少なく、例外かもしれません。
夏山シーズンの登山者は減少したが、人の流れが戻ってきた先月からは増加に転じ遭難者も例年より激増しているとのこと。特に週末、首都圏から日帰り登山が楽しめる低山で事故発生が目立っているようです。(山梨県警)
コロナ禍で 街中よりも、郊外へ。インドアよりアウトドアへという指向のなかで登山・ハイクも増加しているようです。登山で感染して重症化したケース(埼玉)も最近あります。ビギナーも多くなり、下界のノリで山へ来る方も多くなっていると感じます。最近登山道にゴミをよく見かけますし、騒々しい登山者・ハイカーも目立ちます・・・
コロナ慣れして危機感が薄れ、自己を律することが出来なくなっている部分の拡大が感染拡大となっていると云われています。「個人の努力に頼るステージは過ぎた」というメッセージには、いろんな意味が込められていると察します。