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シニアのクルマ選びⅡ [My Favorite Goods]

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新しいクルマ、KICKS。3ヶ月たち走行距離も3千キロを超えました。良い点も悪い点も見えてきましたので、まとめてアップデートしました。
最後の百名山99~100座(光岳・聖岳)登頂山行でデビューしたシャトル、コンパクトワゴンですが室内が広く使いかっては抜群のパッケージ。 山登りには最適でしたが、歳を重ねるとともに、見切りの良いコンパクトなSUVで 楽に運転できる先進的な運転支援機能があればと感じていました。 コロナ禍でのステイホーム期間、この機会にウエッブで候補を絞り込み タイミングを見て数車種試乗もしてみました。候補はCH-R、VEZEL、T-CROSSとKICKS。 最終的に決めた車種はニッサンKICKSでした。

何と云っても、e-POWERのドライビング感覚は電動車そのもの。 さらにモーター駆動ならではパワフルな加速とワンペダルドライブは楽です。 そしてプロパイロット、高速道路ではアクセル、ブレーキ、ステアリング(車線)をアシスト(操作)してくれます。 他にもいろんなアシスト機能がついています。 足りないなという部分は数々あるが、他の車と試乗比較してもこのクルマに乗ってみたい、欲しい気に駆られるが ・・・・


・・・ ニ ッ サ ン ・・・・・ さて、 ど う し よ う。 ・・・ いい車との出会いはブランドイメージをオフセット、 買っちゃえ! KICKS となりました。

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新しいクルマKICKS、乗ってすぐ体感するのはe-POWERドライブです。搭載されたe-POWERユニットはガソリンエンジンが発電機を駆動させ、発生した電気(バッテリー)によって大出力モーターを動かすというもので, 加速性やレスポンスのよさ、走行時の静音性は今までのハイブリッドとは異なるフィーリングです過去に違和感のあったエンジンの充電タイミングも改善され、特に一般道での走行時にはe-POWERの快適さを体感できます。高速巡行の場合はバッテリーが追い付かず発電機=エンジンがほぼフル稼働状態になるので燃費は悪化しますが、エンジン音は比較的静かな部類だと思います他社のハイブリッドのようにトランスミッション(変速機)はなくモーターでダイレクトに車軸を加減速します。これがワンペダル走行(アクセルのみ)を可能にしています。以前指摘されていた加減速感も修正されてマイルドになり、少し慣れればアクセルのみで走行、高齢者向きかもしれません。私もほとんどワンペダルで運転してますが、ブレーキを踏む機会は激減しアクセルとブレーキを何度も踏みかえる面倒さと疲労感は軽減されました。

ノーマルモードに切り替えれば、ふつうのアクセルとブレーキを使う2ペダル運転も可能ですが、ワンペダルの使いかってにはまってしまうと他のハイブリッドには戻れなくなるかもしれません。あくまでも感覚は個人的なものですが、ハイブリッドカーとはいってもメーカー・タイプにより異なります。ハイブリッドを購入される場合はカタログ値や燃費だけでなく、かならず試乗されることをお薦めします。それぞれ好みのフィーリングと価値観で選べばいいでしょう。走行距離1,800KM を越えましたが高速巡行が多いので平均燃費はリッターあたり19.8KM、今は燃費をモニターしていますのでことさらエコ運転にこだわらず普通に運転しています。燃費の良さを重視するならトヨタのCH-Rでしょう。

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高速道路でもe-POWERとプロパイロット(前車との車間追随、車線保持機能)との相性がいいと思います。プロパイロットでの加速・減速はトルクの強いモーターで制御するため、ギアチェンジもなくパワフルに加速しスムースに減速します。車線保持機能の信頼性も改善されているようでRのきついカーブでも驚くほど踏ん張ります。夜間でもトレース、ただし夜間の本格的な雨天時は認識レベルが低下し機能オフ警告される場合があります。プロパイロットのおかげで高速道路でのロングドライブも快適で(←この点が最大のメリット)、クルマとしての基本走行性能は期待通り。外見もコンパクトなSUVですが車内は思ったより広く高さもあり開放的です。オールラウンドに平均的優等生の他社のクルマと比較すると一長一短、見劣る点もある。SUVなのに4WDが設定されてないのは降雪地域では決定的なNG、商品戦略が欠落している? 以上が約1,800KM走行した時点でのレビューです。

また近年のネガティブなイメージや低迷する業績から、このメーカーのクルマを買ってよかったのかな?という懸念もありました。乗ってみるとそれらは相殺され+++、私にとってはいい選択肢となったように感じています。

基本性能以外では、9インチ(パナ製)ナビは大きく見やすいがルート検索はイマイチ、スマホ連携で検索した方がいいかも。まだ使いこなせない機能多し。ドラレコは前+後方カメラですが、駐車時衝撃を感知した場合録画するとなっているが本当に機能するのかな? アラウンドビューモニターは屋外や一般の駐車場では有効だが、我が家にあるビルトインの狭い駐車場ではセンサー感度を低くしないと十分に機能し得ない感じです。すべてナビの画面と連動しているのでメーカーオプションとして同時購入せざるを得ないハメになっています。

意外に便利だなと思ったのがインテリジェントルームミラー。後席やラゲッジスペースに荷物やカバンを天井まで積載しても、バックミラーから後方カメラモードに切換えれば後部視界が確認できます。

【従来のバックミラーモード】            【後方カメラでモニターに切替】

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追記:3千キロ以上を走行した時点での感想。基本的には前述した印象は変わっていません。

1)燃費は高速道路ですと18~20KM/L、平均で19KM/Lが実燃費です。ほとんどエコモードで運転。

(カタログ上のWLTCモードで21.6KM、従来のJC08モードで30KMです。)高速燃費がもう少しいいと期待しましたが、e-POWER モーター駆動のパワフルな加速感は大きな魅力なんで、やむなし。満足してます。

2)プロパイロットは期待以上の出来。

特に高速道路走行を長距離運転する疲労は大きく軽減され、ロングドライブが楽しくなります。出来れば新型ノートのように高速カーブでの速度調整機能があるといいですね。有償でいいからバージョンアップをメーカーには望みます。

3)ワンペダル

ワンペダル・エコモードでほとんど運転しています。高速道路以外での一般道ではアクセルペダルを離すとモーターが減速しエンジンブレーキが滑らかにかかる感じです。ブレーキはほとんど踏まなくなりました。ツーペダルだと踏み間違いがあり、シニアにもいいと思います。最初はワンペダルに少し慣れが必要ですが、すぐに慣れると思います。アクセルの踏み具合も穏やかになり、安全面でも省エネ面でも良さそうです。

4)オートホールド

ワンペダルモードでは停車時にある程度ホールドされますが、坂道や信号待ちの状態ではとても便利。

5)取り回しと室内空間

エンジンフード(通称ボンネット)がしっかり見えて車輛感覚がつかみやすいです。小回りもきく部類だと思います。クーペスタイルのSUVではないので、室内は広く感じられます。また頭上から天井への距離もあり閉そく感は感じられない。後部積載スペースの段差に関しては車内改造 BEFORE-AFTER シニアのクルマ選びⅡ:夢のあと:SSブログ (ss-blog.jp)をご覧ください。

6)ナビ その他

ナビゲーション以外はまだ十分使いこなせていません。ナビのルート検索力は不満足。シャトルに搭載されたGathersのナビゲーションに比べて劣っている。Nissan Connect で検索してもそれほど変わらない。

以上

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