10月15日 金曜日; 1ヵ月遅れの記事で季節感もズレていますがどうぞご容赦を。
- 百名山歩き
関越道・沼田ICで下りて、R120を片品村へ。吹割の滝、片品の道の駅、白根温泉といった観光スポットを通って丸沼高原に着きます。駅前の駐車場は満車でしたが、直ぐ前の路肩駐車場に停められました。
今回は丸沼高原からロープウェイを利用しての登山です。
ロープウェイといっても多連の循環式ゴンドラ。多分15~20秒おきくらいにゴンドラが到着します。待ち時間も5分ほどで、8時50分前に搭乗出来ました。
搭乗のにはにはマスク着用+ディスタンスは当然ですが、乗車券も搭乗者が自分でチケットを切って乗車券回収箱に入れるという非接触対策が取られていました。ゴンドラの乗車定員は8名、この日は平日でしたがグループごとに1台の乗車(4名まで)、ソロの方も1名で乗車出来ます。天窓も横窓も開けられて換気が徹底されていました。密を回避、これなら安心です。
ゴンドラから眺める高原の紅葉ですが、広葉樹はほぼ落葉? カラマツ林の黄葉はこれからという感じです。
山頂駅は標高約2,000M、二荒山神社にお参りしてからの登山です。標準コースタイムは上りが約2時間半、下りは2時間弱で合わせて約4時間半くらいです。
最初は緩やかな上りですが、途中から斜度のある登り。
大日如来を過ぎると、七色平分岐です。座禅山の鞍部から登ろうと思っていましたが、掲示板にコースタイムを記した地図では南から回り込むコースが早いようです。(昭文社の山と高原地図では逆に10分ほど長かかります。)
尾根を南東にトラバースしならが登って行く道です。御覧のように広葉樹林は落葉し終わっています。
方向を東に変えると樹林帯から低木帯に。
登山道は北に向きを変え、奥白根南峰への登りとなります。
ここからザレた登りには閉口します。風も強くなります。そりゃそうですね、標高はもう2,500Mは越えてるかも。
南の方向、日本一のお山も微かに見えます。
西方向、武尊山も見れます。
ザレ場の登りが続きます。溶岩砂礫が多く、ここも火山。最後の噴火は明治時代とのこと。
富士山をアップ。ここからは遠いですね。
南峰に到着。平日なのに本峰は登山者が多いようですね。
4度目で混雑した本峰はスキップしたいくらいですが、家内は初めての奥白根なのでピークを踏んでおきます。
男体山と中禅寺湖。北峰は登山者が少ないのでここでランチ休憩。
燧ケ岳や上越の山々。
本峰を撮りますが、逆光でシルエットになってしまいました。富士山も小さく見えますね。
尾瀬方向、登山口の山麓駅も見えます。
座禅山の鞍部へ下ります。右手には五色沼。
鞍部への尾根、紅葉は既に終わっていましたがナナカマドの実は残っていました。
鞍部から七色平への急斜面をくだります。
七色平、極楽浄土を願う憧れの場であったようです。
山頂駅に戻りました。
丸沼高原へゴンドラで下ります。
この日のルートのログ、5時間弱で程々の歩きです。菅沼から2回登りましたが、ルートとしては菅沼コースがいいと思います。丸沼からのゴンドラを使ったコースでも標高差は600m近くありますし、山頂の標高は2,578Mと高いのでハイキングではなく「登山」の部類ですのでそれなりの備えは必要だと思います。
山頂駅では足湯に浸り楽しんでいる観光客の方も多く人出は戻っているように感じました。高速道のSA/PAでは平日にもかかわらず駐車場はかなり埋まっていました。片や沿道のレストラン、食事処や日帰り温泉の駐車場はガラガラ。地域や業態によってバラつきがあり、コロナ前に戻るにはまだまだの様です。欧米ではワクチン接種が一定度進んだにもかかわらず感染が再拡大。片や日本は不気味なほど感染は抑えられています。歓迎すべきことですが、人流が戻りつつあるのに感染者数が低水準に抑えられていることには??? 納得できる原因・理由が解明されていません。ほんと不思議ですね。 国の対策は①医療提供体制の強化(病床の確保)②治療薬の確保 ③ワクチン接種の促進 ④日常生活の回復 という4本柱で構成されるようですが、治療薬(飲み薬)がタイムリーに行き届き 病床が直ぐ確保される?なんてどれほどの方が信用しているのでしょうか? 例え病床を3割増やしても感染爆発が再現したら入院は至難。高い実効性は?ですがせめて飲み薬くらいは十分に行き渡るようにしてほしいと願っています。 個人として期待できるのはワクチン(ブースター接種=抗体の再活性化)のみ、他はすべて他力本願、アテには出来ないです。 終息に目途が立つまでは、今まで通りの感染対策を続けるしかないと思いつつ、無為に過ごすことのないようにしたいですね。