今は幸いにも新型コロナ感染はおさまっていますが、9月当時は感染下り坂とはいえ全般的にピリピリして出づらい状況でした。兎も角、自分たちの旅行・行動スタイルと感染対策を改めて確信し、予定通り出かけることにしました。
直前になって搭乗率が低いのか予約していた午後の旭川行フライトがキャンセル。やむなく午前のフライトに変更し、幾分間隔が広い2席シートのクラスへアップグレード。午前便のため羽田への移動が通勤ラッシュアワーに重なり空港に隣接した天空橋のホテルで前泊しました。翌朝はホテルのシャトルバスでターミナルへ移動しチェックイン。搭乗前はラウンジで時間を過ごし、搭乗便のアナウンスを聞きN95マスクを着けてゲートに向かいました。
今回の旅行で一番気がかりだったのは航空機内でした。3分ほどで循環換気されるとは云われていますが、国際線では機内感染が多々疑われています。キャビンクルー、乗客の中にもN95マスクを着用している方も少なからず見かけました。今は「マスク」と「黙乗」がマナーですが、無頓着な乗客や無症状感染者がいる可能性も想定して備えたいですね。国内線なら搭乗時間が1時間半程度なので不織布マスク着けて黙乗すれば感染リスクは低いでしょうが、長距離国際線となると長時間で多国籍の乗客、不安とリスクは高まります。食事やお手洗い時での注意・レベルアップした対策は必定でしょうね。
旭川空港に到着後、レンタカーをピックアップ。道内の移動はすべてレンタカーで移動しました、例外は大雪山のロープウェイのみ。空港から美瑛のレンタルハウス(アパート)へ直行。家主さんから使用に関する説明を受けスーパーマーケット、テークアウト等近辺のお店を教えて戴きました。一棟貸しのアパートでまだ新しく清潔な感じ。LDKも広く、キッチンや冷蔵庫、電子レンジ・オーブン、食器、洗濯機が備えられ日常での不足はありません。
レンタルハウスをベースにレンタカーで移動、以前のようなスタイルの旅行の楽しみは幾分減じられましたが、それ以上に安心して旅行を楽しむことが出来たのは幸いでした。
山歩きしなかった日は、美瑛・富良野をドライブ・散策しました。広い原野と丘陵地が多く、北海道特有の風景がたのしめます。晴れの日は山歩きに充てましたので、すっきりしない空模様が多いですがよろしければ拝見ください。
「三愛の丘」展望台からの眺め。目の前はジャガイモ畑のようですが、エリアによって作物が異なり、パッチワークのような丘陵が眺められます。
名もない丘。地図に載ってなくても、絵になる風景はいっぱいあります。
「新栄の丘」近く? パノラマロード。真っ直ぐな路で気持ちがいいですね。
新栄の丘から三愛の丘方面、美しい丘陵地と防風樹林帯、牧場の厩舎の眺めはまさに 北海道。
「かんのファーム」ここは幹線道路沿いなので観光客の方も多いですね。
まだラベンダーが見られました。 紫のサルビアですね。
「千望峠」からの上富良野・美瑛、背後は霞んだ十勝岳連峰。
千望峠から深山峠に下る途中、夕張山地が視界に入りました。尖った山は多分、芦別岳。二百名山ですが登り約5時間のコースタイム。小屋もなく日帰りしか選択肢がないようです。一時二百名山を密かに目論見ましたが、北海道にある二百名山は百名山より難度が高い山がほとんど。登山適期も7~8月と短く、距離・行程も長くビバークしなければならないし、煮沸しなければ山水も飲めない、踏み歩かれてない道も多く・・・数年前に断念しました。さらにヒグマがいっぱい。(怖)こう眺めると、登りたくなります。北海道にはいい山が多すぎます。!(^^)!
上富良野にある「日の出公園」。春から夏はラベンダーで有名ですがもう終わり。でもコキアに囲まれた道を歩くのもいいですね。
いろんな花が楽しめる展望公園です。西側は富良野の街、夕張山地の眺めが一望。ここからも芦別岳が見れます。東側は十勝岳連峰も。入園料、駐車料金もなし、はずせないスポットです。7年前の百名山遠征でも休養日にここを訪れていました。
「美田の丘」。路肩にトラクターの巨大なタイヤ、北海道らしい前景となりました。
「マイルドセブンの丘」と云われるあたり、ぽっつんとポプラの木が5本。
ここも名もない丘です。車を停めて撮りたくなる風景がいっぱい、この辺りは至るところ額縁をあてれば絵になります。
「ジェットコースターの路」、果てしなく?真っ直ぐでアップダウンあり。ここから「四季彩の丘」へ向かいます。