7月6日 まずまずのお天気のようなので、ベルナーオーバーラント西域にあるグシュタードGstaad山域に出かけてみました。
インターラーケン東駅を9時すぎのゴールデンパス・エクスプレスGOLDENPASS Expressに乗車する予定でした。行き先はツヴァイジンメンZweisimmen、ベルナー・オーバーラントの西域の駅です。
この地域は日本の方には馴染みのないエリアですが、グシュタード、レンク、アデルボーデンからカンダーシュテークに亘る一大山岳リゾート地帯です。*クリックすると別ウインドウで拡大表示されます。
ちょうどタイミングよくパノラマ展望車に乗車に出来ました。車両の前方一部がキッチンで、その車両の後方のシートに空席が目立ちます。前日にSBBアプリ(列車・乗換・料金検索が出来ます)で時刻表をチェック。ツヴァイジンメンへの直行便は9時すぎ発のゴールデンパス・エクスプレス、但しとても混雑しているので座席予約を強くお薦めしますとのアドバイスが付記されていました。空席がありましたが、座席予約はしてません。たまたま、レストラン車両のアテンダントがいらして、「ここは空いてますよ」と日本語で。なんとアテンダントは日本人の方のようでした。グレイシャーエクスプレス(氷河急行)やベルニナエクスプレスに並ぶ人気の列車で、週末やピークシーズンには予約するのが大変のようです。インターラーケンオスト駅からレマン湖畔のモントルーまで運行するエクスプレス。見晴らしのいい展望車両に乗れてラッキーです。列車はツーン湖沿いに進みシュピーツへ。
シュピーツ駅から山間部の谷あいを西に向かいます。
谷あいに入ると、アルプスらしい風景が目に飛び込んできます。
屋根の両端上部もガラス窓、車窓からの風景が楽しめるパノラマ展望車。広々とした座席配置で、食事も楽しめるテーブル付です。
車窓もワイド、途切れることもない風景。展望列車なのか、窓にくもりや汚れは少なくメンテされてますので写真もまあまあ撮れます。上部の窓からの採光で車内も明るく、映り込みも少ないです。
車窓からは次々に広がる風景に目を奪われます。
だんだん高度上げてジメンタールSimmentalと呼ばれる谷の深部に入ります。
列車は西から南へ方向を変えて進行していくと
車内のモニターで見ると、間もなく目的のツヴァイジンメンです。
ツヴァイジンメンで下車、時刻表通り10:20着(インターラーケン東駅を9:08発)。これから向かうリンダーバーグの山並みが見えます。
駅の西側へ出ます。小さな集落ですが、交通の要衝です。
ツヴァイジンメン駅。ここから東へレンクLenkというリゾートに向かう路線もあり。ゴールデンパス・エクスプレスは西へ向かいグスタードGstaadからレマン湖東岸のモントルーへ向かいます。ここからモントルーへの山岳区間がさらに絶景の連続と云われていますが・・・
下山したションリードSchoenriedという小集落。ここを走るゴールデンパス・エクスプレス、このイメージ通りでした。(この画像はMySwitzerlandからお借りしました。)
次回はいよいよ山歩き、ツヴァイジンメン~リンダーバーク~ホルネグリ~ションリードの記事をアップします。