グシュタード・リンダーバーグ~ホルネグリの稜線歩き [アルプスの旅2023]
ツヴァイジンメンからリンダーバーグまで小ゴンドラで、そこから稜線が続くトレイルをホルネグリへ。
ツヴァイジンメン駅から5分ほど歩くとリンダーバーグへのゴンドラ駅に着きます。平日なのか人出は少ないようです。
ゴンドラ駅前で牛が出迎え。
GSTAAD山域の案内図、これから歩く山域をトリミングしました。
ここツヴァイジンメンのゴンドラ駅からリンダーバーグRinderbergへ上がり、そこからホルネグリHorneggliまでプチ縦走し、リフトでシエンリードShoenreidまで下る予定です。
ゴンドラは多連式の4人乗りミニゴンドラです。このゴンドラもベルナーオーバーラント・パスが有効なのでパスを提示すれば乗車券を無料で発行してくれます。
ゴンドラの中間駅、脚力を持て余している方はここで下りましょう。
グシュタード方面の山が見えてきました。標高が上がるにつれ、展望が広がります。
とても長いゴンドラ、乗車時間は30分。
リンドバーグ駅には11時5分着。眼下の麓はツヴァイジンメンの街。この地域の天気予報は晴れ時々曇りですが、山には雲が漂っています。
リンダーバーグ駅横にはレストランあり。スイスのロープウェイ・ゴンドラ駅にはほぼどこでもトイレが設置され、水洗できれいにメンテされていますので安心です。またレストランや山小屋でもトイレは有料あるいはチップを払えば借りられます。
ここリンダーバーグからホルネグリまで約6.5KM、コースタイムは1:50ですが、スイスのコースタイムは休憩時間はまったく含まず日本のコースタイムよりキツイ。大よそ表示コースタイムの最低1.3掛けくらいを指標としておいたほうが無難だと思います。11時10分過ぎにトレッキングスタート。
リンダーバーグのピークへの急登がありますが、標高差70Mほどです。
登山道沿いには一面の花畑。
標高を上げるにつれて展望が広がります。
リンダーバーグの標柱、標高2075M。
全方位、山の連なり。雲のないくっきりしたスカイブルーなら稜線が映えるでしょうが、ちょっと残念。
サクラマンテマ(サクラソウ科)
これから歩く稜線に沿った登山道がくっきりと見えます。これぞ、私の描いていたアルプストレイルのイメージです。
このあたりは黄色い花が多いです。
谷越しの左の山はWistaetthorn 2362M、右の山はGiferspitz 2,541M、
シレネ・ブルガリス(シラタマソウ)
Parwengesattei 1985M、近くにスキーリフトの駅があります。右の標識Horneggli-Gstaadへ向かいます。
トレッキングコースは南から西に方向を変えて進みます。
ナデシコ科?
パルヴェンゲPalwenge 標高1836M、Lenkに下る分岐。牛舎があります。
標識にはドリンク、チーズ、ソーセージといったメニュが木の板に書かれています。この先にあるレストランのメニューなのか???
テュベグラーベTubegrabe、テュルバッハに下る道。
登山道は牛のお通り。
シモツケソウ?
山奥は3千M級の山群。
ミヤマオダマキ?(カンパネラ科)
レンクLenk側の展望が広がります。
ホルンフルーHorinfluhにある山小屋・レストラン。ここでランチをとることにします。
サラダはシェアし、グラーシュスープを戴きます。味はまあまあ。
ホルンフルー1949Mの西側を巻く道を30分余歩いてホルネグリのリフト駅に向かいます。
樹林帯を抜けるとリフト駅舎に出ます。
ホルネグリからリフトに乗車。このあたりは夏の避暑地、ハイクやアウトドアとしても楽しめますが、冬のスキーリゾートとしての方が有名です。特にグシュタードは冬に富裕層が多く訪れるリゾートのようです。
麓にあるシェンリードの集落が見えてきました。牛も昼寝中?
シェンリードのリフト駅に到着。ここから逆コースでリンドバーグ~ツヴァイジンメンをまわるのもいいです。
この日歩いたトラック、距離約6.9KM 休憩を含む行動時間は約3時間10分。やや下りでアップダウンがありますが、我々にはちょうどいい適距離と時間でした。
ほとんどが尾根の歩きで、展望に恵まれたトレッキングコースでした。
シェンリードの駅でツヴァイジンメン行の列車に乗車。
本日のルート、ゴンドラ・リフト含めすべてB.O.パスでカバーされます。
車窓からの風景。ツヴァイジンメンで乗り換えてインターラーケンへ戻ります。
山並みと高原のお花は、格別ですね!
牛のお出迎えと山歩き、日本では味わえないでしょう。
人の生活が山麓から垣間見えるようです。
by ファルコ84 (2023-08-22 16:26)
山歩きするときに気になるのがトイレ。山の上でもキチンとメンテされたトイレは嬉しいですね。有料でもその方がありがたいです。
お花が咲き乱れていて歩くのが楽しくなりますね^^
by kuwachan (2023-08-22 21:34)
とても美しい光景ですね。アムステルダムからローマまで航空機で移動したことがあり、下界に美しい山々が見られた事を思い出しました(^_^)
by ぼんさん (2023-08-23 06:04)
尾根に延びる登山道が素敵。早く先に進みたくなりますね。
自由に歩き回れる牛・・きっとミルクは美味しいはず^^
by imarin (2023-08-23 11:15)
ゴンドラ30分とは長いですね。景色を見ながら山行の期待が膨らんだことでしょう。
お花畑を歩く道も気持ちよさそうです。シラタマソウは北海道のアンヌプリで見た事を思い出しました。帰化植物なのですね。
リンダーバーグからの広々とした眺めも素晴らしいです。
下山は牛さんを見ながらのんびりと歩けましたね。お疲れ様でした。
by tochimochi (2023-08-23 15:32)
雨の街の雰囲気も良かったですが、
ハイキングには晴れてもらわないとですね。
緩やかなアップダウン、これだけの景色を楽しみながら
私なら、気持ちいい~と叫びっぱなしかも。(^^;)
by nousagi (2023-08-23 22:42)
アルプスの雄大な景色を眺めながらのトレッキング。
これはまさに筆舌に尽くしがたい感動を得られるものと思いました。
取り上げられている花たちも、結構日本でもおなじみのものもあって、拝見するだけで自然と笑みが浮かんでまいりました。
by 伊閣蝶 (2023-08-24 12:09)
しらたまそう素敵ですね。なにか日本御山よりゆったり広博ている感じがします、
by JUNKO (2023-08-24 19:00)
ファルコ84さん、スマホとITに時代になっても、昔ながらに、自然と調和したアルプス、素晴らしいと思います。
kuwachan さん、山でもトイレが水洗できれいに使われているのは安心です。山だから仕方ない、ガマンせよというのはもう時代錯誤のように思えます。山も入山料をとって整備した方がいいと思います。
花と展望のコースでした、!(^^)!
ぼん さん、たぶんアルプス上空からの眺めだったんでしょう。期待を裏切らない素晴らしさあります、いつか是非降り立ってください。
imarin さん、果てしなく延びる尾根がなんとも心地よいです。牛も放牧されているのでヘルシーだと思います。ミルクもおいしいです。
by Jetstream (2023-08-25 21:58)
tochimochi さん、4人乗りの小さなゴンドラ、年季の入ったゴンドラなのでスローかも。距離も長いですね。尾根のリッジを歩く登山道が印象的です。スイスにある花は北海道でも見られると思います。距離も時間も今の私には程々でいいです。
nousagi さん、晴・曇りの天気で雲っていましたが、まずますでした。
日本と異なり、湿気が少ないのと爽風で気持ちよく歩けました。風景もバツグン、人も少ない。スカイブルーでない空模様以外はすべて良しでした。
伊閣蝶 さん、先鋭な山々もいいですが、このようなアルプスっぽい道を歩いて冠雪の高峰を見て楽しむのが今の私には丁度いいかも。
この山域での花は日本でも見られる類似の花が多くみられました。もう少し標高を上げると、よりアルプスらしい花々に出会えそうです。
KUNKO さん、日本ではシラタマソウ、道端に群生として多くみられました。スイスではどこでも見られる花ですね。
by Jetstream (2023-08-25 22:18)
あらまぁ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
気持ちの良さそうなコースですねぇ♬
典型的なスイスっていうカンジ?
ランチも美味しそうです♥
by まこ (2023-08-25 22:53)
まこ さん、この方面は日本を含むアジア、インド・中東からのインバウンドもいないです。閑静で落ち着いた感じ、スイスらしさを満喫できます。
山小屋レストランの味、まずまずです。
by Jetstream (2023-08-27 22:54)