今年最初の山登り、13回目の鷹ノ巣山 1月12日
2年前からの私の山歩き力のベンチマークとなる山、石尾根に上がると山頂は見えてきました・・・
昨年も1月中旬に登った鷹ノ巣山、今年も積雪が無くノーマルタイヤでも行けそうなので登山口に向かいました。
朝6時半過ぎに自宅を発ちましたが道路が渋滞し、奥集落奥口登山口まで2時間20分ほどかかりました。積雪や凍結もなかったのは幸いです。支度をして登山口を9時15分過ぎに出発。到着時の気温は-1℃でしたが、風も微風で山歩き日和のお天気です。
奥口登山口の標高は約940M、鷹ノ巣山山頂は1,736Mと標高差は約800M、距離は約4.5KMです。今回で13回目となりますが、東京都の山で標高1,700M以上で2時間半程度で登れる山はこの鷹ノ巣山くらいでしょう。
浅間神社からの急登を登りきると椎茸園。しいたけ栽培・運搬用のモノレール終点駅。一度モノレールに沿って下ったことがあります。ここまで約1時間の登り、軟弱ハイカーをここまで運んでくれたらいいんですが・・この椎茸園からならほぼ1時間半くらいで山頂に立てます。
椎茸園のベンチで休憩したあと、比較的なだらかな緩斜面の尾根を石尾根直下まで進みます。
避難小屋への巻道を通らず、石尾根への道なき直登ルート。ここは急登です。
石尾根へ上がると視界は一気に広がります。鷹ノ巣山山頂へ。
山頂からのながめ。幾重にも折り重なる尾根越しの富士、この眺めがお気に入りです。
石尾根稜線上の山々の先には雲取山、日帰りは「憧れの山」となりました。更にその奥は奥秩父主脈が続きます。
石尾根を下ります。この日の南アルプスはぼんやりと霞んでいます。
帰路はそのまま石尾根を下り避難小屋から浅間尾根への巻道をたどりました。2カ月ぶりの山歩きで気分はリフレッシュできましたが・・・
今回は山頂まで約2時間45分(上りの標準コースタイムは2時間40分)かかりました。「山登り力」のベンチマークとしている鷹ノ巣山ですが、昨年とほぼ同様でまあこんな程度で良し と思いました。ところが下山したあと車で帰宅途中、腰に違和感を感じました。腰痛(ヘルニア)の再発です。長時間椅子に座っていると良くないのでパソコンに向合うこともなく、記事のアップも延び延びになってしまいました。なぜか腰痛は冬場にでるようです。出来るだけザックに入れるものはミニマムにして急ぐことなく登ったつもりですが、急登になるほど腰への負荷がかかります。歩行距離・時間は長くないですが、標高差は800M以上、侮れません。大腿四頭筋を鍛えなければ腰により負荷がかかる、山登りする頻度をあげるかストレッチ・トレーニングで鍛えなければダメなことを改めて自覚します。百名山踏破中も幾度か膝痛や腰痛に悩まされましたが克服しました、やはりヤル気ですね。年のせいにせずもう一度がんばりま~す、無理せずに。(笑)
山頂からのズームアップ。いつもながら美しいシルエットですが、左肩の稜線に見えるのは宝永火口のようです。 追:最近は海外でも火山噴火が多いようです。気象変動だけでなく、地殻変動も活発のようで気になりますね。