相沢登山口~トモ岩まで1時間45分のコースタイム。
荒船の湯からの林道は、舗装道で問題はない。
相沢集落で、道が細く左に折れ曲がっている。
相沢登山口の標識がある。 そのまま進んでいった。
地図では林道の終点が#58988;登山口と表示されている。
舗装道路が続き
、薄暗いところに地図らしき看板が見えたが、
スペースも小さく、一台の車も止まっていない。
まだ、道が続いていたので奥へ奥へと入る。
未舗装になったあたりで雪があり、
丁度車が5台くらい止められるスペースあり。
車は1台も駐車していない。
今までも駐車場らしきところはなかった。
まだ、先まで行けれるかもしれないが、安全第一でそこに駐車。
時間は10時ごろになっていた。 さっそく身支度をして、林道をのぼっていった。
ひとの踏みあともない、ケモノの足跡と数日前通行した車の跡あり。
チョットおかしいなと思いながらも、開けた林道だし、
もう少し行ってみようと林道を登る。
登山口にもう着くはずだと思いながらも、
まだ道は続く、途中舗装部分もある。
この道は登山口とは違う、
と確信に至ったのは、林道の終点。
車がUターンできるスペースがあるが、何の標識もない。
登山道らしき道が先に続いているが、赤テープが張ってあった。
でも、どこに登山道はあるのか?
時計を見ると10時半。
ガックリして、とぼとぼと来た道を戻る。#59123;
戻る途中にやや狭い道が左手(西側)にあり、こちらを進んでみた。
尾根の中腹を進み、見通しもよく、ひょっとしたら登山道に合流するかもとの期待を抱くが、
こちらも5分ほどで行き止まり。
両方とも、木材の伐採と切り出しの為の林道であった。
青空をバックに上州の山並みが綺麗だが、晴れない気持ち#58948;で引き返す。
駐車場所に戻り、靴をはきかえて乗車、林道を下る。
途中、登山口はどこだったのか?と周りを見ながら下る。
往路に薄暗い看板のあった場所で停車してみた。
車は3台くらいしか停められない小さいしスペース。
看板は地図だった、そしてその左手奥の細い道と小さな標識があった。
”荒船山登山口”#59122;
あー大失態だ、地図では登山口は林道の終点、駐車スペースは5台分とあった。
先入観で奥へ奥へと入ってしまったのだ。(恥)
もう11時過ぎ、この初歩的な大失策に落ち込み、
再度登るという気は完全に萎えていた。#59123;
R254へ戻り、内山峠の状況を確認して帰ることとした。
車は軍艦島のような荒船を左手にみて峠を登っていく。
内津トンネルは通行規制はなく通過出来たが、
トンネル出口から内山峠への道は入り口から凍結。(前回と同様)
茶屋の駐車場に停めた。
荒船の頂上は見えるが、台地状のトモ岩は見えず。(TOPの写真)
昨冬も登山口にすら取り付くことが出来なかった、荒船山は相性が悪い。#59123;
佐久方面を見おろすと・・・・・
渓谷の間に白銀の峰々が屏風のように見える。
まさか? 北アルプス!
よく見ると、
南から、穂高、キレット、槍ヶ岳、常念、燕岳・・・・・#59130;
頂上まで登っていれば、このパノラマと八ヶ岳、浅間山がみえたかも。
150MMでズームアップ。
でも、この景観は大失態による失意を幾分か癒してくれます。#59120;
気がつかなければ、そのまま通りすぎるところです。
事故渋滞のあった関越道で帰る気はせず、佐久~清里を経て中央道にルートをセット。
佐久平からは、でっかい浅間山の勇姿を確認。
昨年から入山規制が緩和された、前掛山まで入るぞ!
南は蓼科山、北八ヶ岳。 北八も行くぞ!
野辺山を過ぎると、右手に八ヶ岳。
天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、そして権現岳。
40MMで撮ったSHOTです。 赤岳、横岳、 硫黄岳
150MMでズームアップ、 赤岳頂上小屋や展望荘までもかすかに見えます。
権現岳とキレット
でも絵葉書のようで、芸術的な写真はとれません。
早朝とか、夕景でないとありきたりの写真になってしまうのか?
いい写真を撮るには、それなりの努力がいるんでしょう。
清里から韮崎へ下る黄色い橋の手前から、
南アルプスが視界に、
甲斐駒、北岳、鳳凰三山・・・が。
午後なのでシルエットになってしまっています。
ここからのショットは朝方でないとダメですね。
中央道からは、金峰、国師・・奥秩父の山、大菩薩山系がくっきり。
眺めるのもいいが、やはり尾根を歩き、頂に立ちたいのです。
先程までの失意は薄らいで、(笑)
今年も登るぞという意欲が湧いてきた。
追記: 3月12日
■■■■■■■■■■■■■■■昨日の大地震、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。 また、ブログで往来させていただいている方の中にも被害に遭われた方もいらっしゃるのではと気がかりです、大丈夫だったでしょうか?
昨日は丁度お休みでしたので奥武蔵の山へ。 交通機関運休によって帰宅が出来ないということには遭遇しなかったのですが・・・
下山後、温泉に浸かって出ようとしたときに、グラーッ・・・。#59122; 温泉の方より、このあたりで震度4、震源は岩手沖と聞き相当大きな大地震と直感。 家内も出かけており、気になりましたが携帯電話はNG。 何とかメールで互いに無事を確認出来、家路を急ぎましたが大渋滞。 家内はバスと40分の徒歩で何とか帰宅。 一見、食器棚、飾り棚の置物の一部が倒れていた軽微な程度です。
帰路、杉林の山の一帯が黄色になっていました。 地震で花粉が一挙に飛び散ったのでしょう、 見たことのない おぞましい光景でした。
まだ余震が続いていますが、早く収束し、被害に遭われた方に一刻も早く救済の手が行き届くよう願っています。
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