例の計画停電による、電車運行削減でラッシュピーク時だと、通勤地獄。
朝は1時間以上も早く起きて早朝出勤・・・
睡眠不足、疲労困憊気味の毎日。
ストレスも蓄積。
でも、困苦はシェアするしかありません。
山歩きを再開したものの、長時間・長距離コースはまだ経験していない。
雲取山往復は20KM以上、標高差1,300M 日帰り。
これはフルマラソンの半分の距離。
でも、これくらいクリアしないと、無雪期の南北アルプスは歩けない。
昨年2回、雲取山を日帰りで往復できたが、今回は不安がよぎる。
あの日以来、休日でもウォーキングすらせず、結果として緩慢な生活。
こんな体調であの山を日帰りできるのか? 一抹の懸念。
自宅を5時20分に出発#58974;。
小袖乗越の駐車場には7時前に到着。
もう5~6台ほど停まっています。 登山口を7時20分に発つ。
いつもより、1時間ほど出遅れ。 ちょっと気になる。
堂所【上の写真】を8時50分に通過、ペースがやや遅い。
ここからの登りがキツイ。 雪道となる。#59124;
さらにペースダウン。
登りは負荷をかけないよう、ゆっくりと登ることをきめていたものの、
このペースでは雲取山まで11時過ぎまでに着けるのだろうか?
という思いがよぎってきた。
【七つ石とブナ坂への分岐路】
七つ石山とブナ坂への分岐には9時40分。 遅い!
いつもは七つ石小屋を経てブナ坂へ抜けるのだが、
ブナ坂への巻道(栗の木ダワ尾根)が開通している。
地図で見ると、なだらかな坂の巻道のようなので、この道を進んだ。
【ブナ坂への巻道】
雪がやや深くなり、十分踏み固められていない。
思ったより、だらだらしたキツイ巻道だ。 大菩薩の峰々を横目に登る。
ペースが上がらない。
そんなに疲れは感じないが、どうしてこんなにピッチが上がらないのだろう。#59124;
やはり、七つ石小屋まで一気に上がって、いつも通りの巻道を行くべきであったのか。
今日は、雲取までは行けないのではないか???
弱気の虫が出てきた。
天気はよく風もないが、富士は雲に覆われている。
雲取山へ行っても見わたせないのではないか、なんて言い訳めいた思いもよぎる。
やっとブナ坂に到着。 時計を見ると10時35分。
昼までに雲取山頂上には着けない。
AH ~ 今日はギブアップだ。#59123;
ここで軽い食事と大休憩。
そこに居合わせた20前後の学生さん?と談笑。
60Lサイズのザックを背負い、10日間このあたりを歩くとのこと。
パワーが違いますね。 (笑)
【ブナ坂、この先が雲取山に続くのだが・・・】
真っ白の雪に覆われた七つ石山を目指す。【11:05】
丁度、七つ石から降りてこられたご夫婦と出会う。
雲取山を日帰りを予定していたが、思ったより時間が掛かりブナ坂から戻られるとのこと。(私と同じだ)
ご夫婦以外の人の足跡は全くありません。
ご夫婦の足跡を少し辿るが、一直線に下りられてきたようです。 (笑)
でも、鹿の足跡(下の写真の左側)は登山道を辿っています。 (笑)
私は鹿の跡を辿ります。 結構キツイ坂ですが、気持ちよく登れます。
【七つ石山頂上への急登】
七つ石山頂へは11時半過ぎに登頂。
富士は雲の中ですが、大菩薩連峰、奥秩父の山が見えます。
振り返って、ブナ坂~雲取山を眺めます。
近くに見えるのですが、雲取山はかなた。
【七つ石山頂からブナ坂~雲取山】
七つ石小屋へ向かう。【11:55~12:10】
【石尾根分岐、右へいくと七つ石山小屋】
小屋の展望台で食事タイム。#58991;
ラーメンを注文。 AH~ なんと、具は入っていません!#59122;
持参した芽昆布とソーセージを入れてアップグレード? (笑)
まあまあの味となり、持参したおにぎりとのセットで満足。#59120;
風もなく、過ごしやすいところです。
富士の雲が切れるのを待ったのですが、晴れず。↓
今日の山行のようです。 (笑)
13:15まで、のんびりと休憩
私は、この山上での時間がいつも楽しみなのです、
登ってすぐ折り返される方結構いらっしゃいますが、
もったいないですね。(笑)
あとは一気に下山。 駐車場へは14:45着。
帰宅して、去年ほぼ同時期の山行と比較。
多分、出発時間が1時間遅れたことで 時間的余裕がなくなった。
下りはコースタイム通りだが、登りがペースダウン。 体力の低下だけでなく、
気持ちのどこかで”まだ無理はしていけない”というブレーキを無意識に踏んでいた。
昨年よりもやや雪が多く、重い雪での消耗等あったかもしれないが、この2点に尽きると分析。
これは”まだ雲取山日帰りは早いよ”という、天の啓示であったのかもしれない。
追記:
自粛ということで外へ出ない、お金を使わないより、外へ出て活動し、元気になり、お金を使った方が日本経済に貢献する。 重要なのは、形ではなく、各人の心の持ち方ではないのかなと思います。
不足物資は我慢しなければなりませんが、行き過ぎた節減は止める。 必要なもの、欲しいものは買う、消費する。 → 企業業績が回復 → しっかり法人税を納めてもらう → バラマキはもう止めて税金は復興に充てる。 所詮 ”打ち出の小槌” はないのです。
そして、それぞれの事業活動を元に戻すべく、ガンバルしかないんです。
ドネーションも出来るだけする。 CMで、いろいろスローガンが叫ばれてますが、やはり財政的な救済がベースとなります。 気遣いや思いやりだけでは解決できないことが一杯あります。
こんな視点もあるのではないでしょうか。
【身延山・久遠寺のしだれざくら】
4月2日、7分咲き? 満開は近いようです。(来週後半?)
しだれ桜が見事。 そのうちUPします。