- 山歩き
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GW前半は天狗岳での充実した歩きが出来た、後半はのんびりと歩きたい。
手軽にアプローチできるところ。 そうだ、ロープウェイだ。(笑)
木曽駒の千畳敷、北横岳の坪庭、新穂高からの西穂山荘が頭に浮かんだ。
天気もこの2日間は温暖で安定している#58942;との予報。
残雪の春山ハイクという点では新穂高から西穂山荘がよさそう。
数年前の夏に我がパートナーと新穂高から一度、古くは学生時代に上高地から5月同時期に山荘までと、
これまで2回登っている。
という訳で、5月4日#58942; GWのさなか、
#58974;中央道から松本ICで下り、安曇野を西へ。
(幸運にも渋滞はほとんどなくスムース)
まだ雪をまとった常念岳が視界に、今年の常念坊はいつ現れるのか?
(田植え時期の指標となっているようです)
安曇野から沢渡にかけて桜が、丁度満開になっています。
沢渡の駐車場では 上高地へのバスを待つ人が並んでいます。
安房トンネルを抜けるとすぐ平湯、さらに新穂高温泉郷#59127;へ向かいます。
新穂高ロープウェイのある白樺平#58988;へは10時半過ぎに到着。
やはりGW、120人乗りのロープウェイが10分間隔で運行。2台待つことになりました。
一気に2,158Mまで運んでくれる手抜き登山です。 (笑)
焼岳が右手に、振り返ると笠ヶ岳、 左手は穂高、高度を上げると槍の穂が見えてきます。
山頂駅には12時前に到着。(山頂駅からの風景は後でUPします。)
駅からでると、両側が背丈位の高さの雪に挟まれた道を進みます。
避難小屋も雪の中#58945;。
ここでアイゼンを着けます。 クロモリの6本爪。
西穂山荘まではしっかりと道はつけられ迷うことはないが、アイゼンは必要との情報。
でも、アイゼンどころか登山靴でない人も登っている。 (@_@;)
間断なく、登山者・ハイカーが行き来。
アイゼンはしっかり利いている。 #59120;
このような雪が深いところは6本のほうがよいが、少ないところは4本の方が歩きやすい感じ。
山荘への道は、標識(冬季登山道)もしっかり点在している。
ゆっくりと写真を撮りながら、山荘までは90分。 ほぼ夏のコースタイム通り。
山荘にチェックインし、小屋で昼食#58991;。
道中はかなり往来があったが、大半の方は日帰りで下山らしい。
部屋で4時まで休み、アタックザックで丸山まで行ってみることにした。
ちょっと直登したあとは、なだらかな尾根を丸山へ。#59120;
丸山から続く尾根の先には、独標、西穂の峰々。
明神から前穂へ続く峰。
南は霞沢岳越しにぼんやりと乗鞍。
焼岳と上高地。 西は笠ヶ岳の雄姿。
八ケ岳、南アルプス、白山が見えない。
でも、アルペンムードたっぷり。
翌日はすっきりな空になるのかな?
西の空がオレンジがかってきた。
山荘へ脚を向ける。
明日のパノラマ展望が楽しみだ。
食堂で居合わせた方と談笑し、部屋に戻る。
この晩は16畳の部屋に5人。
GW連休としてはラッキーである。
山は好きだし、山小屋そのものの雰囲気はいい。
でも、山小屋に何泊もしたくない。
まず、その収容密度である。
部屋(16畳)の壁を見ると1~20番まで番号が振ってある。#59122;
ひとつの布団に二人。 (@_@;)
夏は大抵、10名(布団10枚)くらいとのこと。
(前夜がそうであったとのことです。)
だから、重い荷物を背負ってでも、テント泊する方も多い。
窮屈で、プライバシーはない。
せんべい布団で、 不衛生?
水道は出ない、 風呂はなし。
当然、トイレは水洗でない。
明かりは暗い。
食事はレトルト・冷凍食品のおかず。
TVはない。 情報は入りにくい。
・・・・・・#59123; #59123; #59123;
いくら山歩きが楽しいからといっても、
これが普通の俗っぽい人間の本音なのである。
ふっと 思った。
おや#59139;、 ある意味で、避難所の生活がこれではないのか?
山小屋と避難所をいっしょに引き合いに出すのは、不謹慎かもしれませんが何卒お許しください。
山は楽しみにいくところ、避難所は被災者の方々がやむなく留まるところ。
まずもって、モチベーションも気持ちも違うでしょう。
ただ、インフラは似ているし、どちらも一般通常の生活スタイルからかけ離れている。
ふつうの生活をしている私たちは、被災者の方々と同じ気持ちにはなり得ないし、
本当に理解はできないのです。
その困苦を分かち合えといっても、実際には出来ないし そのギャップを埋められないのです。
現地でボランティア活動に参加し、野宿でもしなければ実感しないでしょう。
でも、そういった気持ちと優しさは持ち続けたいと思います。
山小屋わずか1泊で、いささかの不自由を感じる自分に つくづく情けなく感じ、
避難所で滞在されている被災者の方々の不都合さと気持ちを 察する機会でもあった。
山が大好きな私だが、本当の山男にはなりえない。
【表現に適切、穏当でない部分もあるかもしれませんが、なにとぞご容赦お願いいたします。】
GW前半は天狗岳での充実した歩きが出来た、後半はのんびりと歩きたい。
手軽にアプローチできるところ。 そうだ、ロープウェイだ。(笑)
木曽駒の千畳敷、北横岳の坪庭、新穂高からの西穂山荘が頭に浮かんだ。
天気もこの2日間は温暖で安定している#58942;との予報。
残雪の春山ハイクという点では新穂高から西穂山荘がよさそう。
数年前の夏に我がパートナーと新穂高から一度、古くは学生時代に上高地から5月同時期に山荘までと、
これまで2回登っている。
という訳で、5月4日#58942; GWのさなか、
#58974;中央道から松本ICで下り、安曇野を西へ。
(幸運にも渋滞はほとんどなくスムース)
まだ雪をまとった常念岳が視界に、今年の常念坊はいつ現れるのか?
(田植え時期の指標となっているようです)
安曇野から沢渡にかけて桜が、丁度満開になっています。
沢渡の駐車場では 上高地へのバスを待つ人が並んでいます。
安房トンネルを抜けるとすぐ平湯、さらに新穂高温泉郷#59127;へ向かいます。
新穂高ロープウェイのある白樺平#58988;へは10時半過ぎに到着。
やはりGW、120人乗りのロープウェイが10分間隔で運行。2台待つことになりました。
一気に2,158Mまで運んでくれる手抜き登山です。 (笑)
焼岳が右手に、振り返ると笠ヶ岳、 左手は穂高、高度を上げると槍の穂が見えてきます。
山頂駅には12時前に到着。(山頂駅からの風景は後でUPします。)
駅からでると、両側が背丈位の高さの雪に挟まれた道を進みます。
避難小屋も雪の中#58945;。
ここでアイゼンを着けます。 クロモリの6本爪。
西穂山荘まではしっかりと道はつけられ迷うことはないが、アイゼンは必要との情報。
でも、アイゼンどころか登山靴でない人も登っている。 (@_@;)
間断なく、登山者・ハイカーが行き来。
アイゼンはしっかり利いている。 #59120;
このような雪が深いところは6本のほうがよいが、少ないところは4本の方が歩きやすい感じ。
山荘への道は、標識(冬季登山道)もしっかり点在している。
ゆっくりと写真を撮りながら、山荘までは90分。 ほぼ夏のコースタイム通り。
山荘にチェックインし、小屋で昼食#58991;。
道中はかなり往来があったが、大半の方は日帰りで下山らしい。
部屋で4時まで休み、アタックザックで丸山まで行ってみることにした。
ちょっと直登したあとは、なだらかな尾根を丸山へ。#59120;
丸山から続く尾根の先には、独標、西穂の峰々。
明神から前穂へ続く峰。
南は霞沢岳越しにぼんやりと乗鞍。
焼岳と上高地。 西は笠ヶ岳の雄姿。
八ケ岳、南アルプス、白山が見えない。
でも、アルペンムードたっぷり。
翌日はすっきりな空になるのかな?
西の空がオレンジがかってきた。
山荘へ脚を向ける。
明日のパノラマ展望が楽しみだ。
食堂で居合わせた方と談笑し、部屋に戻る。
この晩は16畳の部屋に5人。
GW連休としてはラッキーである。
山は好きだし、山小屋そのものの雰囲気はいい。
でも、山小屋に何泊もしたくない。
まず、その収容密度である。
部屋(16畳)の壁を見ると1~20番まで番号が振ってある。#59122;
ひとつの布団に二人。 (@_@;)
夏は大抵、10名(布団10枚)くらいとのこと。
(前夜がそうであったとのことです。)
だから、重い荷物を背負ってでも、テント泊する方も多い。
窮屈で、プライバシーはない。
せんべい布団で、 不衛生?
水道は出ない、 風呂はなし。
当然、トイレは水洗でない。
明かりは暗い。
食事はレトルト・冷凍食品のおかず。
TVはない。 情報は入りにくい。
・・・・・・#59123; #59123; #59123;
いくら山歩きが楽しいからといっても、
これが普通の俗っぽい人間の本音なのである。
ふっと 思った。
おや#59139;、 ある意味で、避難所の生活がこれではないのか?
山小屋と避難所をいっしょに引き合いに出すのは、不謹慎かもしれませんが何卒お許しください。
山は楽しみにいくところ、避難所は被災者の方々がやむなく留まるところ。
まずもって、モチベーションも気持ちも違うでしょう。
ただ、インフラは似ているし、どちらも一般通常の生活スタイルからかけ離れている。
ふつうの生活をしている私たちは、被災者の方々と同じ気持ちにはなり得ないし、
本当に理解はできないのです。
その困苦を分かち合えといっても、実際には出来ないし そのギャップを埋められないのです。
現地でボランティア活動に参加し、野宿でもしなければ実感しないでしょう。
でも、そういった気持ちと優しさは持ち続けたいと思います。
山小屋わずか1泊で、いささかの不自由を感じる自分に つくづく情けなく感じ、
避難所で滞在されている被災者の方々の不都合さと気持ちを 察する機会でもあった。
山が大好きな私だが、本当の山男にはなりえない。
【表現に適切、穏当でない部分もあるかもしれませんが、なにとぞご容赦お願いいたします。】