この日、やっと梅雨明けが宣言されたようですが、まだ不安定な天気が続きます。 新しい靴のデビューはどこにしようか? 雲取山を当初考えていましたが、奥多摩はもう暑そうで、距離も長すぎる。 天気予報では関東はどこもすっきりしない。 今月は至仏山がリストに入ってました。 天気をチェックしてみると、午前中は持ちそうです。
鳩待峠から反時計回りで至仏山を登ると時間がかかる。 午後は天気が崩れ雷雨の可能性もあり、午前中に下山したい。 結局、鳩待峠から小至仏山経由での往復登山とすることにしました。 悪名高い、滑りやすい蛇文岩が要注意。 新しい靴の岩場でのグリップが試せることもある。
戸倉発04:40のバスで鳩待峠へ。 尾瀬ヶ原への散策の方が大半だが、かなりの人出です。 鳩待峠で身支度をすませ 05:30過ぎに峠駐車場西にある登山口から至仏山へ出発。 #58969;
緩やか樹林帯を進む。 尾瀬ならではの木道が多く道はよく整備されています。 早々と燧ケ岳と尾瀬沼、 南会津の連山が視界に。 しばらくすると、尾根の左の木道にでると視界が開ける。 武尊山*、笠が岳が見える。
やはり新しい靴のせいか、踵に靴ずれができた。#59123; バンドエイドで保護、靴ひもを締直しして早々と休憩です。(どうも紐の締め方がNGのようで、以降はOKでした。) 無風で気温もかなり高く、UVケアをしっかり。(笑)
07:20 オヤマ沢を過ぎると、至仏山が視界に。
すぐにオヤマ沢田代。 トップの写真のように、久々の青空。 のんびりとゆっくり歩きたくなる道です。
小至仏山が前方に見えます。 ここはベンチがあり休憩スポット、また休憩。 この日はスポーツドリンクで水分をこまめにとります。
ここからはハイマツ帯になり、お花畑が続きます。#59120; 写真をとりながらゆっくりと登っていきます。
タカネシオガマ? (Webで一応は名前をチェックしましたが、間違ってれば教えてください)
ハクサンイチゲ?(に間違いない)
ジョウシュウアズマギク???
雪渓も残っています。 ここの岩は、蛇文岩と云われる非常に滑りやすい岩。 人が踏んだ場所が黒光りしている部分があります。 慎重に脚を運びますが、さすがこの靴のクリップはよく効いています。
07:50 小至仏山2,162Mです。
ここから見た至仏山への登山道。
ホソバヒナウスユキソウ? 尾根に一杯咲いてました。
残念ながら、ピントずれ。 スイスのエーデルワイスにチョット似ていますね。
尾根を下って登りかえしていくと、頂上が?
と思ったら、頂上はもう一つ先の峰でした。 もう少しです。
08:40 至仏山頂上2,228Mに到着。#59120; 33座目の百名山です。
北東には、尾瀬沼と燧ケ岳*、 その左には会津駒ヶ岳*。
北は平ガ岳、 下の写真は右から 越後駒ヶ岳、 中ノ岳、 八海山。
北西は巻機山。
西は雲がかかった谷川連峰(谷川岳*、朝日岳)。
南東は 日光の連山(男体山*、日光白根山*)。 すっきりとはしませんが、360度の展望です。
頂上で軽食をとりながら景観を楽しむが、頂上も混雑してきたし、雲がやや多くなってきた。
09:30下山開始。 帰路はグループ(ツアー?)が多く渋滞。 ツアーガイドやリーダーの方の機転と気配りが重要ですね。
小至仏山10:00 ~ オヤマ沢10:30 ~ 鳩待峠へは11:30。 予定どおり正午前に下山。
往路3:10(コースタイム2:20)、帰路2:00(1:40) とタイムオーバーですが、今回はのんびりとした歩きが出来ました。 次回は尾瀬ヶ原をぐるっと回ってみたいですね。
追; シナノキンバイかな? 似た花がありますね。