9月28日#58942; 上越の苗場山へ、 頂上はもう秋色。
神楽ヶ峰を過ぎると、苗場山が現れた。
9月28日#58942; 上越の苗場山へ、 頂上はもう秋色。
神楽ヶ峰を過ぎると、苗場山が現れた。
この週末、前週悪天候で行きそびれた北アルプスへの一泊山行を再計画。 ところがまたしても天気はNG。 日曜日だけが好天のようで、日帰りで行ける山域をチェックしました。 上越の地図を見ていたら、巻機山、苗場山に目が止まった。 コースタイムを見ると、巻機山は4:30+2:40、苗場山は4:45+4:00何とか日帰り圏内。 小屋もあるので、苗場山に決定。 ちょっと気になるのは、下りの時間が長い。
赤城、榛名のあたりで、#58974;フロントガラスに小雨。 天気予報はハズレか?と思った。 でも、夜が明け関越トンネルを抜けると、青空が見えてきた。 湯沢ICをおりて苗場山登山口の標識に沿って進む。 ほとんどが舗装路で比較的運転しやすい道、スキー場だからでしょう。 駐車場は和田小屋の手前にある町営駐車場(無料)に停めます。 ほとんど満杯。 奥の路肩にそった駐車スペースに停められました。 ナンバーを見ると北は岩手、南は福岡まで、やはり百名山なんでしょう。 到着は6:20と自宅より2:30で着いてしまいました。
駐車場を丁度7:00に出発。 和田小屋までは舗装の車道を歩きます。 和田小屋には20~25分ほどの歩きです。 和田小屋の隣には冬季レストランもあり、駐車スペースもあります。(小屋に宿泊する方は駐車が出来るようです)
07:20ここからゲレンデを通り登山道に取付きます。 08:22下の芝まで延々と1時間、木の根と石っころ、 石には泥とヘドロのような被膜に覆われ、滑りやすい、歩きにくい道です。 #59121; でも、このコースは、標識と登山道は頂上までわかり易く、 余程のこと(濃霧、雨中)がない限り迷うことはないとおもいます。 下の芝から木道が多くなり、徐々に視界は開けてきます。
中の芝で小休憩(09:00~09:15), ここから、越後の平野と山々がみえます。 この日は気温が高く無風 コースも多湿、 水分も普段のペースよりも多い。#59124;
上の芝(09:28)より稜線にでると微風があり少しは心地よい。
股スリ岩を超えると神楽峰2,030M(09:48)。
神楽峰を左から巻いていくと、苗場山が目の前に現れます。 せっかく2、030Mまで上がったのに、見下ろすと鞍部(1,870M)まで下り(-160M)、 そこからまた頂上へ登り返していく登山道が見えます。 神楽峰+あと115Mの標高で苗場山の頂上(2,145M)なのにまた下るのか!#59124; 苗場山が思ったより大きく見えます。 この上下の落差が実際以上に大きな存在感のある山塊に見せています。
富士見坂を下っていくと、雷清水という水場があります。 水残量も心もとなくなってきましたが、順番待の長い列を横目に鞍部まで下っていきます。(頂上小屋で飲料水は手に入ります。) 鞍部には10時過ぎ。 ここからまた標高275M差の急坂を登り返し。#59124;
痩せ尾根から右手へ巻いていく雲居坂。 ここから急坂でキツクなります、上部は尾根沿いを左から巻いて登っていきます。 神楽峰~山頂へのコースタイムは1:10~1:15となっています。 この登り返しは結構堪えますが、難しいところはありません。 頂上の端が見えるともうすぐです。 登りきると、開けた台地です。 一挙に開放感! 湿原の中の木道沿いには地塘、長野側にも数々の地塘が見えます。 まさに天上の楽園です。 #59120;
何はともあれ、百名山。 まず山頂のある遊仙閣に向かいます。 到着は11:03。 一等三角点がある頂上で、鐘もありますが 頂上標柱があるだけで、見晴らしはありません。 居合わせた方々と交互に登頂写真を撮り、苗場山頂ヒュッテ(自然体験交流センター)のデッキで休憩。 まず、水とスポーツドリンクを手に入れます。
木道沿いの休憩デッキにザックをデポし、 湿原を歩いてみました。 長野側の山はどこだろう?
頂上台地の地塘めぐりをしたいが、下りも山渓の本では4時間となっているので長居はできない。
12時丁度に下山。 鞍部には12:30、 神楽峰は12:57、 上の芝13:13、 中の芝13:22~13:30、 下の芝13:52、 そして和田小屋には14:37、 登山口駐車場へ14:53。 下りは休憩含め約2時間50分。 登りは約4時間、 合計7時間。 ブルーガイドでは標準コースタイム登り3:55、下り3:10 合計7:05。 山渓では8:45と大きな差がありますが、ブルーガイドの方が近い感じです。
所感:
天気もよく、風もほとんどなく山行日和でした。 往路復路の登り返しは楽ではありませんが、 中の芝からの下り道(登りも)は歩きにくい。 時間は45分ですが、その倍以上に長~く感じた下りです。 そして最後の和田小屋からの舗装路、人に(膝に)優しくありません。
頂上台地の池塘と開放感は、天上の楽園で素晴らしい。#59120; 上の芝~神楽ガ峰~頂上はキツイけど、楽しめるコースです。
でも、あのぬかるんだ石と根っこ、歩きにくい中の芝~和田小屋のルートには閉口です。#59124;(幸いにも転びませんでしたが、よくすべります。) また、紅葉の時期も1ヵ月早い感じでした。
他の方々の苗場山行記事も拝見させていただきましたが、また苗場山に来る機会があるのなら、紅葉シーズン10月中旬~11月初旬までの田代ロープウェイー(1,413M)とゴンドラ(1,348M)の運行期間中、田代高原(カッサ湖)~神楽峰への道があるので、そのコースにしたいと思います。 頂上は初雪が見れるかも? コースタイムは和田小屋とほぼ同じのようです。 但し、ロープウェーの運行時間は9時~16時までのようなので、頂上ヒュッテ泊でないとキツイでしょう。(健脚者でない限りは) 残雪期、 或いは花の咲く6~7月もよいかもしれませんね。
運行時期、時間、コース状況、小屋の営業期間等は各自でご確認をお願いします。 交通機関使用の方も便利と思います。