晴れた! 風も強くなく穏やかな快晴。 涸沢のグラデーション!
紅葉の赤, ハイマツの緑、空の青のコントラスト!
前日のカールの雪が消えて、三段染めとはならず。 でも、見事!
晴れた! 風も強くなく穏やかな快晴。 涸沢のグラデーション!
紅葉の赤, ハイマツの緑、空の青のコントラスト!
前日のカールの雪が消えて、三段染めとはならず。 でも、見事!
涸沢小屋のデッキを6時半に出発。
小屋の西側を上がっていくと、カールをトラバースする道にでる。
このトラバースする道は、なんと蝶ヶ岳からも視認できる。 超急斜面を横切るようにみえるが、実際には緩やかなガレ場の登山道。 この先にはザイテングラートが立ちはだかる。
ザイテングラート【Seitengrat】(ドイツ語) とは: 岩壁の側面の支稜(しりょう)。主稜に対する側稜。下の写真右上~左下に伸びている細い稜線。
そして、ザイテングラートの取付きに到着。
緊張を強いられる場所もあるが、落ち着いて登れば難しくはない。 問題は前日の雪が残って凍結しているところ。 手と脚を置く場所を確保し、3点支持で登れば大きな不安はない。 脚は絶対にクロスさせない。 サブザックで身軽なのとアイゼン持参が心強い。
穂高岳山荘からの下山するグループがアイゼン(6本)を着けて下ってきた。 場合によってはつけようかとも思ったが、程なくして山荘が見えてきたので、登り切ってしまった。
山荘前で小休止のあと、山荘の南(左)に立ちはだかる急な稜線に取付く。
いきなりハシゴもあり、山荘から見るとかなり険しそう。 槍の穂のように長く垂直なハシゴでなく、短いハシゴである。 その先ビス、 クサリがある。 下からみると垂直感を感ずるが・・・・ それほどの斜度はない。
ここを抜けると難所はない。 右手は笠ヶ岳。
振り向けば 槍ヶ岳まで続く稜線。
そして、稜線沿いにはライチョウが2匹。#59120; 冬支度に備えているようです。 バックは常念岳。
稜線は冷たい風が吹きつける飛騨側を巻いて進む。 頂上はもうすぐだ。
これがあの”ジャンダルム”、 頂に数人います。 (@_@) そして、左手には奥穂高岳の頂。
頂上へは9時半に到着 #59120;、 小屋から丁度3時間。
奥穂高岳3,190M、百名山。 富士山、北岳に次ぐ第三位の高峰。
この東側(涸沢側)には穂高神社嶺宮↑ があり、休憩できるフラットな場所。 ここからのパノラマは素晴らしい。
北は、涸沢岳、北穂、 その先に槍ヶ岳。 その彼方には後立山連峰、 裏銀座の山々。
東は吊尾根の先は前穂高、 下に目をやると岳沢、上高地。
南はジャンダルム、 焼岳、乗鞍。 西は笠ヶ岳。
この大展望を楽しむ。 でも10時10分前、 下山のタイムリミット#59066;。 さて・・・