涸沢から穂高連峰を見上げる。
なぜか目線は涸沢小屋の上部からのトラバース~ザイテングラート、 白出のコル。
涸沢から穂高連峰を見上げる。
なぜか目線は涸沢小屋の上部からのトラバース~ザイテングラート、 白出のコル。
この週は3連休。 木曜~土曜と2日早く計画したが、木曜は天気がNG。
結局金曜~としたが、これが結果的には番狂わせになったのである。
河童橋を6時半に出発。 明神~徳沢園~横尾へと向かう。
40L~60Lのザックと幕営装備を担いだ登山者の列。 山ガールも30Lザックの私を追い越していく。
普段の日帰りザックは(水1.5L込)28Lサイズで約8KG、今回は12KGとズッシリ重い。 これでも2泊3日、着替えから最低必要なものはすべてパック、軽薄短小に腐心。 急いではいないが、遅いペースではないはずだが、追い越されるのが7割、追い越すのが3割?
テント泊の方は何キロ担いでいるのだろう。
この季節、この道は強者どもの道なのか?
横尾へは9時に到着。 ここで朝食をとり、9:30横尾谷への横尾大橋を渡り、次の本谷橋を目指す。
ここからが実際の登山道。 本谷橋(10:30)からが急な登りで、前が詰まってくる。
屏風岩の北をまいて登っていくが、 このあたりから、北穂が見えてくる。
紅葉も深まる。 ナナカマド
そして視界が開けると、穂高の峰が見えてくる。
最後に石の坂を登っていくと、赤い屋根の涸沢ヒュッテに12:15到着。
お~、目の前のカールには雪。 情報通り初冠雪。 稜線はまだ雲に覆われている。(トップの写真)
ヒュッテのデッキで休憩。 ここ涸沢ヒュッテの名物はおでん。 温かくておいしい。 #59120;
風が強くなってきた。 もう2千M以上なのだ、 寒いはず。 ビール#58994;も凍りそう。 (笑)
まず、大キャンプ場を通って、高台にある涸沢小屋(下の写真の中央やや左下)へチェックイン。 (上高地インフォメーションセンターで涸沢の小屋泊まりを相談。 一般的にはヒュッテよりも涸沢小屋の方が標高が高いので、小屋の方がすいてるかも?とのアドバイスあり、涸沢小屋にしました。 状況によっては逆になることもあると思いますのでご注意を。)
今夜は布団1枚に2人くらいになりますとのこと。 まだ時間が早いので、一番端の寝場所をとってもらった。 多分、夜は眠れないと思い、すぐ床に就く。 次から次へと宿泊者が入ってくるので眠れはしないが、夕方まで体は休めることが出来た。
小屋の方に、ザイテングラートと奥穂の冠雪と凍結状況を聞いてみた。 ザイテングラートは雪の張り付いたところは午前中は凍結。 日中になると融けるかもしてないが、気温と風にもよるとのこと。 明朝の天候次第。
同宿者と談笑を楽しむ。 やはり登山のメッカ涸沢、日本各地から、ベテランの方も多い。 皆さんの懸念は明日土曜日(連休初日)の宿泊、今年一番の混雑は必至。 どうするか? 白出のコルにある穂高岳山荘に移るという方もいる。 覚悟して連泊する方も。
私があるアイデアを思いついて皆さんに話してみた、 まさかこれが現実になるとは・・・ そしてもう一つの関心事は明日の天気。 #58942; #58943; #58945;
夕方になったら、晴れてきた。 ここのデッキからは前穂~奥穂が至近にみえる。
見下ろすと、大キャンプ場と涸沢ヒュッテ。 (前回の大テント村はこの涸沢小屋のデッキから撮影)
明日の朝は晴れ#58942;の見込みだが・・・・・ 穏やかな晴天を祈ろう。