8月25日 #58942;/#58943; 今年も合戦尾根へ。
- 山歩き
P3も鎖で閉鎖。#59122; 仕方なく約500M下った空き地に駐車。
(これでもまだマシ、下山時にはさらに1KM先まで路肩に駐車してあった。)
登山口へ行く途中に”燕山荘ケーブル事務所”。
そこにはパイナップルのカートンが積まれてあった。 スイカは?
今年も、登山口1,470Mには登山者であふれています。
手早く登山届けを出し、登山道に向かいます。
いきなり急登。#59124;
(北アの三大急登は、“烏帽子岳のブナ立尾根”、“笠ヶ岳の笠新道”と、この燕岳の合戦尾根です。)
登山者の列が続き、追い越しも譲ることも出来ない混雑振りです。
荷揚げ用ケーブルの音が聞こえると、第二ベンチ真近。
ケーブルが合戦尾根上部に向かっています。
途中にベンチがありますが、 それ以外は淀みのない急登が続く。#59124;
少し登山者の間隔が開いて来たので、マイペースで登ります。
ところどころ視界が開けてきますが、キツイところです。#59124;
合戦小屋まで10分。
合戦小屋まで5分。
ようやく合戦小屋2,370Mに着きました。
暑い盛り、下界で味わうスイカもおいしいが、
この標高差900Mの急登を上りきった後の、冷えたスイカは最高です。#59120;
私ならずとも、 毎夏ここのスイカを目的に登ってくる方が多いとのことです。
今朝麓の事務所に積みあげられてあったパイナップル? (笑)
商売繁盛! 燕山荘の豊富な物資もこの荷揚げ用ケーブルのお陰です。
スイカ大休憩後、沢の頭に向かうと視界が開けてきます。
雲が出ていますが、左には槍。
沢の頭からは急登ではありませんが、結構バテテいる方が目立ちます。
北アルプス表銀座入門コースなんていわれるが、侮るなかれ。
合戦小屋までの急登がダウンブローのようにじんわりと効いてくるのでしょう。
燕山荘の直下はお花畑。 とくにトリカブトの大群生が見事。
燕山荘へは10時半過ぎに到着、 登山口からほぼ4時間。
コマクサ原生地の燕山荘裏の小山に行きましたが、コマクサは枯れていた。 時すでに遅し!
燕山荘ベンチで昼食。 ここは裏銀座の山々を望む絶好の見晴らし。
燕山荘は「泊まってみたい山小屋」のトップランクのようである。
横で、山ガール二人が話していた。 『今日の燕山荘は 定員の倍以上で ”激混み状態” 。
大天荘、大天井ヒュッテも激混みらしいよ。 どこも超混んでるから燕岳登って下りようか?』・・・
『下りて温泉でさっぱりして、おいしい蕎麦でも食べたほうがいいよね・・・。』
→ 「その通り、 大賛成」 と呟いたら、 (爆)(笑) チョコレート・クッキーを戴きました。
***表銀座稜線からの燕山荘
夏休み期間の週末の山小屋は過密。 テン場も一杯。
静かで快適な山歩き、小屋泊まりは秋。 その秋も人気のある山域は混雑。
昨年の涸沢での超過密ぶりには閉口。
燕岳は一昨年、昨年と登っているので、今回は蛙(ゲエロ)岩↑までの稜線を歩くことにした。
のんびりと稜線を歩くのは気分がいい。 でも、チョット日差しが強い。
槍ヶ岳は雲がかかり出した。 写真だけは撮っておこう。
蛙岩から稜線の先には大天井岳。 登山口からの日帰りはチョット無理?
来年は残雪の6月下旬に表銀座を縦走してみようかなんて思いを馳せながら、
燕山荘へ引き返す。 ベンチで地図を広げて山座固定し裏銀座の峰々を再チェック。
北から 水晶岳、 鷲羽岳、
黒部五郎岳、三俣蓮華岳、 双六岳、 笠ヶ岳
奥深い未踏の山々。 これから先の楽しみではあるが、時間がかかりそうだ。
もう1時半。 そろそろ下山タイム。
登ってくる登山者は絶えない。
下りも暑い! 合戦小屋でまたスイカ、 ハーフカット。
今回は食べる前に#59009; ・・・・・ おいしさは登りと変わらない。 (笑)
小屋からの下りは#59030;キツイので、気を抜かず下っていきます。
最後の第二ベンチからの下りは、膝もガクガク。 ゆっく~り、ゆっく~り坂を下ります。
燕山荘から約2時間半、16:00 ようやく中房温泉登山口に着きました。
登山口横の温泉で入浴も出来ますが、着替えは車に置いてあるので 帰路有明の麓にある穂高温泉#59127;に浸かりました。
今回2度目ですが、広々として湯量もたっぷりで適温、露天風呂もあり 500円でお得。
(山のたこ平という割烹旅館に併設されています。 穂高川を渡ってすぐ左手にあります。)
そして、安曇野の蕎麦を食べて帰宅の途につきました。 !(^^)!