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今秋の紅葉山歩きはどこにしようか?
紅葉の山歩きの適期は10月初旬の3連休と重なる。
人気のある山は激混みで、山小屋は超過密。
昨年涸沢で経験した超激混(布団1枚に2.5人)の小屋泊まりには懲りた。
しかもピークの土曜日は布団一枚3.5~4人とのことであった。
土曜の涸沢から本谷橋まで下る登山道、行き交う登り登山者は数珠繋ぎであった。
昨年は、記録的な混雑ぶりであったようだ。
ということで、 今年は
連休の土日泊は避け、2泊(木~金)3日土曜下山。
人気の涸沢、槍ヶ岳、表銀座は避ける。
候補は、 北アルプスなら〇馬1~2泊、 〇△槍2泊、
南アルプスなら〇ノ岳1泊2日が候補、
いずれかにしようと思っていた。
何気なく、
<登るのが大変な百名山BEST20>を見ていた。
第一位が 黒部五郎岳 13時間15分(登山口~頂上 標準CT)
第二位が 鷲羽岳 12時間50分* 高瀬ダムから
(11時間30分)昭文社CT:新穂高口から
第三位が 水晶岳 11時間40分
(13時間00分)昭文社CT:新穂高口から
やはり北アルプスの最深部までは長い、数泊はしなければ踏破できないようである。
第四位 槍ヶ岳 10時間05分
おや、TOP3は槍ヶ岳より時間がかかるが、数時間のプラスの範囲。
しかも、
鷲羽岳と水晶岳は同じ稜線上にあり、三俣山荘からは日帰りで2山踏破できるはず。
でも、三俣山荘までは上りで10時間。 これは1日で山歩きできる時間ではない。
やっぱり、無理だと思った。 ガイドブックでも新穂高から最低3泊を推奨している。
でも、再び地図をみていたら心は揺れる。(笑)
北アルプスの深部まで行ってみたくなった。
*** ヤマレコをみたら、9月29日新穂高から深夜に出発して鷲羽岳・水晶岳を日帰りで往復するという超健脚の方、それぞれ単独行ですが2名いました。 まさに#59122;(@_@)。
今回は、真面目にタイムシュミレーションをしてみた。
EXCELでコース区間タイム、累積タイム、予定時間を書き込んでみた。
1日目は三俣山荘まで10時間の歩き、 2日目は鷲羽岳・水晶岳、 3日目が三俣山荘から下山。2泊3日、 土曜下山(予備日は1日)のプラン。まず天気予報。 良くも悪くもないが、スッキリとはしない予報。 これは如何ともしがたい。
次に、 携行品の軽量化。 特に初日は10時間に亘る登りが続く。
体重計では着衣した状態で65KG、 山登りを毎週しているのに一向に減らず むしろ太り気味。
最低必要なアイテムを詰めたザックを背負って76KG。 携行品の重さは約11KG弱。
ザック(カバー)、ダウン、フリース、雨具上下、着替え2泊分、その他必要な宿泊に伴うアイテム、
水1.5L、ファーストエイドキット、ヘッドライト、GPS ・・・ 等々
カメラはコンデジ、パンケーキレンズ付きミラーレスの2台と中望遠レンズ。
ガスコンロ・食器等の炊事具はすべてはずしたが、 これに1日分の食料をプラスしたら更に1KG近く+。
日帰り時は水を含めても、8KG程度に抑えている。 宿泊用30Lザックは+1.5KG。
トータルの重量差(宿泊用-日帰り用)は4KG、 この差は大きい。
テント泊・自炊ならこれ以上なので、体が持ちません。 (笑)
2日目はサブザックにするものの、初日の長時間の登りをどう乗り切るかである。
1日10時間も登りだけを歩いたことはないので、 不安は残ったままだ。
水曜日夜自宅を出発。 #58974;
新穂高温泉登山口まで約4時間余。
5時半に駐車場に到着、6時に新穂高登山口を出発する予定であった。
途中の八ケ岳PAで休憩と仮眠。
ところが、また#59137;寝過ごしてしまった。#59122;
なぜか八ヶ岳PAでは決まって寝過ごしてしまう。
結局 新穂高温泉・深山荘横の無料駐車場に着いたのは7時半前、 駐車場は約8割程度埋まっていた。
登山届をポストに入れて出発したのは8時。
初っ端から、2時間の出遅れである。
この日の目的地 三俣山荘には着けないかもしれない。
ワサビ平を9時5分に通過、
小池新道入口に9時25分着。
青空がみえている、 まあまあの天気?
イタドリヶ原11時 シシウドヶ原11時45分~12時
とkろが シシウドヶ原を過ぎて#58944;雨が降ってきた。
レインジャケットを着て鏡平への道をもくもくと登る。
鏡池もガスの中。 鏡平山荘には12時55分。
山荘を過ぎての登りは急登が続き、#59124; 弓折乗越への尾根沿いを登っていく。
#58949;小雨も続き、ペースもまったく上がらず。 この調子では双六小屋までしかいけない。
笠ヶ岳への分岐、弓折乗越から双六小屋への稜線も霧雨とガス#58948;で展望なし。
花見平から黒百合ベンチの稜線は絶好の槍~穂高の展望のはずだが・・・・・
黒百合ベンチを過ぎたピークを超えて下りにかかるあたりから、
雨は上がり 双六谷が左手に見える。
谷は紅葉が進み、 尾根の先には双六小屋が見えてきた。
尾根を下り鞍部の台地にある双六小屋に到着。 15:30過ぎ。
三俣山荘までは更にコースタイムで2時間半、 日没になるのでもう無理だ。
#59066;ここでタイムアップ。 初日は約7時間の歩きであった。
双六小屋にチェックイン。
小屋はすいているようで、布団4枚の部屋に二人で快適に過ごせそうだ。
でも三俣山荘泊まりの予定が、 手前の双六小屋泊まりになってしまいました。
初日から、計画はつまづいてしまった。
やはりここは奥深い、 ドコモですら双六小屋は圏外。
やむなく小屋の衛星電話#59016;で予定変更を連絡。
早々と床につき、翌日の晴天を期待したのだが・・・・・・
2日目の出だしも、文頭にあるような暗雲立ち込めたプロローグになってしまった。
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