甲信越の山では低山の部類であるが、眺めは一級品の山梨・茅ヶ岳。
今まで数回登っている深田記念公園からではなく、今回は 明野から金ヶ岳、そして茅ヶ岳、千本桜に下りる新しいコース。
明野(ふれあいの里)キャンプ場手前のスペースに駐車。
ここからキャンプ場に沿って幅の狭い林道(未舗装)を上がっていくと、前山大明神林道林道(広い、未舗装)に出る。 直ぐ左側にある尾根に登る道が金ヶ岳登山口である。
ここから尾根を登っていく。 歩きやすい尾根道。
中腹からは林間に八ヶ岳、茅ヶ岳が見えてくる。
高度を上げるほど尾根は狭くなり、 痩せて両側がきれこんだ岩場もある。 特に西側は垂直で怖~い。
でもこの場所が、八ヶ岳がよく見える場所。
北アルプスの稜線も見えます。
また茅ヶ岳の右に富士が見える絶景ポイント。
ここから少し下って上り返し。 頂上までも細い尾根伝いが続きます。
金ヶ岳頂上。 標高1740M (>1,704M茅ヶ岳)
お腹の調子がよくなく、途中で休んだためずいぶん時間がかかってしまいました。#59124;
山頂で昼食のカップ麺(坦々麺)を食べる予定でしたが、お腹の調子も考えて取りやめ。
頂上からは南面が開け、茅ヶ岳、富士~南アルプスが見えます。 (北面は落葉した木々の間から金峰山が見える以外は展望がありません。)
鳳凰三山をズームアップすると、奥には北岳。
小休憩の後 茅ヶ岳への尾根へ、 金ヶ岳南峯から岩門を抜けて約150Mの鞍部まで下り、茅ヶ岳頂上へ上り返します。
*金ヶ岳南峰からの茅ヶ岳と富士。茅ヶ岳頂上からは全方位、パノラマ展望できます。 でも、人が多いですね。 女岩コースからの登山者がほとんど。
下山は、南西の尾根を千本桜に下ります。
登山道は枯葉のじゅうたん。 あまり歩かれていないようで、静かな歩きが楽しめます。
中腹の1500Mくらいまでは急な下りですが、そこから緩やかなアップダウンを繰り返します。
標高1,400Mくらいから急坂を下ります。 普通はジグザク状の道になっていますが、ここはストレートで要注意です。
このルートは今の季節はほとんど歩かれていないようです。 この日は5人もいないでしょう。
千本桜公園が登山道の終点です。 春に来たらよさそうです。
公園から前山大明神林道~明野キャンプ場に戻らなければなりませんが、
金ヶ岳へ尾根との間にある尾根をまいての大きくくねった林道、 2KM以上はあり上り返さなくてはならない。
他にショートカットはないようである。 後ろから降りてきた山ガールに ”明野登山口はこちらのようです” と云われ、林道を右手にいく。
山ガール様は登山口直下の林道脇にちゃっかりと駐車。
”お疲れ様です” と云われた私は 更に約1KMほど下らなければなりません。#59123;
千本桜~キャンプ場は、意外に距離があります。 千本桜公園登山口~明野駐車場まで50分は長すぎる。
この林道歩きがなければ、ベストコースと思います。
春シーズンなら、千本桜公園近くの林道に車を止めて、そこから金ヶ岳登山口へ向かって山頂を巡り、最後に千本桜を楽しむのもいいかもしれません。
明野キャンプ場 7:05 登山口 7:20 金ヶ岳 9:30~9:40
茅ヶ岳 10:25~11:10
千本桜公園 12:10 金ヶ岳登山口 12:50 キャンプ場 13:00