正丸駅を8時半に出発。 正丸駅からの登山者は
平日のせいか 10名もいません。
馬頭尊から正丸峠へ行く方もあれば、伊豆ヶ岳への直ルートをとる方います。
カメ岩~小高山経由で伊豆ヶ岳へ、このルートは私だけのようです。
五輪山からは、雪を被った浅間山、上州の山々が木々の間からみえます。
少し下ると男坂と女坂(右の巻き道)に出ます。
正面の伊豆ヶ岳の名所、男坂を上ります。 下からみるとそんな高さも距離もないように見えますが・・・、岩場の標高差は40Mくらい、 岩場は50Mはありそうです。
前回は一部雪と凍結でアイゼンをつけ、ある程度クサリに頼らざるを得ませんでした。 今回は雪も凍結もなく、なんと登りやすいことか。 手足の置き場がない部分以外はクサリ頼らず登ってみました。 ここの岩場は結構楽しいです。 でも、登山者多いときのこの岩場は意外に要注意。
ここの一本一本のクサリの長さが長く途中でピン等で固定されていませんので、一人ずつしか登れません。 だから並列にクサリがあるのかな? ここはクサリに頼ると振られるし落石を誘発する危険もあるので、 クサリは補助として 基本どおり三点指示で登るのが賢明でしょう。
直ルートから来た山ガール?の方も果敢に男坂を登ってきます。
上から覗くと、かなりの斜度。 怖くて脚がすくみます。 ここからの眺めが良いんですが、今回岩の上からの写真はやめておきます。
前回の写真参照ください。
もうクサリはありませんが もうひとつ最後の岩場を乗り越えると、伊豆ヶ岳の山頂の稜線にでます。
伊豆ヶ岳を経て、 古御岳、 高畑山、 そして天目指峠へ下ります。
*高畑山の山頂天目指峠から上り返し、子の権現へ。
子の権現・天龍寺で参拝し、裏山へ。
*金のワラジ境内から出て売店を過ぎたところに小高い場所があり、この茶屋で昼食です。
子の権現からは直ぐ車道脇に下りていく道がありますが、また車道に出会うのでそのまま車道を進みました。 屋根のある駐車場を抜けた直下に左にカーブする道の右手に 標識があったので、 それが吾野駅への一般登山道と思い、下りていきました。(ここで初歩的なミス①)
↓ 子の権現直下の林道より道の軌跡はしっかりありますが、今までの道とは違って、あまり歩かれてないようでやや荒れてます。
GPSも機能してはいましたが、この山域の地図を入れてなかったのです。(ミス②) しかたなく、MAPFANでみました。 方角は吾野駅に向かっているようなので、大過はないだろうと思いそのまま進みました。
道はありますが、マーカーが見あたらない、たまに手書きの標識がある。 この道はほんとうに一般登山道なのか?
(久久戸峠に差し掛かる)分岐で、”スルギ”標識あり。 吾野は左手(北)になってました。 標識の横にはマジックで書かれてあり、これはバリルートっぽい、でも吾野駅の方角になっている。 ひょっとして、この標識がずれているのか? 駅の方角は東なのにおかしいなと思いながらも、 標識を信頼し左へ進みました。
ここも同様でマーカーが見あたりません。 どうも大回りをしてしまったかもしれない?
道は尾根筋で明るく、標識も吾野と書いてあったので何とかなると楽観。
下っていくと広い砂利道になり、青戸場の滝不動への林道に出ました。 ゲートが閉まっており、林道からみると立入禁止の標識。 滝不動への林道(正規ルート)を下ってくるパーティーがいました。
下ってきた道は破線ルートだったようです。 スルギ尾根への道に入ってしまったようです。
地図でみたら、倍の距離を歩かされていました。#59122;
結果OKですが、 携行した地図(昭文社)もまともにチェックせず、駅にあった簡単な地図だけを見て(ミス③)、ちょっとなめていました。
反省!#59123; またGPSにこの山域を入れてなかったことも失態です。
でも、 この程度の破線なら 事前に情報をとって、GPS(もちろん山地図付)を持って意図して歩けば、未知のワクワク気分も味わえて ルート探索力も身につくかも。
吾野駅には15:07の飯能行きにギリギリで乗車。 #59066; 売店でビールを買う時間もなし。#59123;
せめて、電車を使った山行時くらいは一杯やりたかった。
最後は、間抜けな山行になってしまいました。
前回の伊豆ヶ岳(往復)山行の記事です。(参考まで)
http://jetstream777.blog.so-net.ne.jp/2012-01-31