千枚小屋前からの富士。
小屋はほぼ定員100名近くの宿泊者。 またも運悪く、近くに大イビッキー#59137;。 #59123;
4:45 私にとってはかなり早い出発ですが、もう大半の宿泊客はチェックアウト。#59122;
千枚岳山頂からは荒川三山~赤石岳の稜線が迫力! この日のコースが一望。#59120;
北部で唯一登り残した間ノ岳。 右に尖った峰は北岳の山頂部のようです。 左手(西)には甲斐駒。
丸山3,032Mの直ぐ前の登山道に ライチョウ君(オス)が出現。 夏のこんな晴れた日にお目にかかれるとは予想外。 #59120;
子供も3羽ほどあとからついてきました。 母鳥もいたようですが撮り逃がし。
向かうは
荒川東岳3,141M、 別名
悪沢岳。 ここが荒川三山の主峰です。 07:25
ワルなんてちょっとかわいそうな名前。
この稜線からは、南アルプス北部も南部の山々が望めます。 稜線からの眺めは時間を忘れさせます。
ふり返って見る悪沢岳。 ワルは存在感を感じさせる?
天空の歩きを満喫! でも、稜線も暑くなりました。#59143;#59143;
中岳には避難小屋があります。 泊まるには穴場かも。
(避難小屋といっても今の時期は小屋番が常駐。 食事も食べられ 寝具もあります。)
小屋の北側の日陰で朝食+大休憩。 小屋のよく冷えた清涼飲料水が喉に沁みる。
09:10
中岳3,083M。 ここから前岳へ向かいます。
09:30
前岳3,068Mは赤石岳の展望台。
ここから荒川小屋へ。
前岳からの下り斜面は一面のお花畑。 保護の為フェンスがあり、扉を開閉して出入りします。
見事なお花畑。 脚が止まります。
①ハクサンイチゲ
②
チシマギキョウ? ミヤマオダマキと ③イワベンケイ
これは④シナノキンバイでしょう。
⑤? ハクサンフウロ
⑥
ハクサンフウロ?イワギキョウ
⑦タカネマツムシソウ?
花を見ながらだらだらと荒川小屋へ。 10:40到着。
ここで昼食#58991;、 荒川小屋名物のカレーライスを戴く。
時計をみると、11時過ぎ。
もともとの構想には3泊で聖岳まで廻るプランもあったが、 千枚小屋では十分寝つけず朝出遅れ。
この時点で、 今回はこのプランは見送ろうという気に傾いた。
シュミレーションが崩れたら無理はしないというのが私の基本。
ピークハントも重要だが、この日の稜線歩きを楽しむのがハイライト。
私はアスリートではないのだというコジツケ か 弱気の虫か?(笑)
小屋の方にコースタイムを確認し、赤石岳(頂上)避難小屋まで行くことにした。 約3時間の道のり。
11:20出発。 大聖寺平までは小赤石岳を左に見ながら尾根の中腹を歩きます。
北アルプスと比べれば入山者は少なく静かな歩きができるが、ファッショナブルな山がールもいないのはいささか寂しい?(笑)
この日も風はなく暑い。#59124;#59143;#59143;
小赤石岳から伸びている尾根に上り、小赤石岳への急斜面のジグザグなガレた道を登ります。
照りつける暑さが続くが、標高をあげると幾分和らいできた。
上りきったところは偽ピークで。 更にもうひとつ小ピークを超えると やっと小赤石岳3,081M。
その先に本物の赤石岳がどっしりと構えています。
ここから少し下ると東尾根(大倉尾根)分岐、登りかえすとようやく
赤石岳山頂 3,120M。#59028; 14:10
とてつもなく大きな標がある。
宿は山頂直下1分 楽々~(笑)#59120;、赤石岳避難小屋だ。