4月12日 八ケ岳 西南端の西岳2,398Mへ。
- 山歩き
この週は八ヶ岳にいくことに決めていた。 雪山の天狗岳か、未踏の西岳のどちらか。
八ケ岳の主だった山で未踏の山が阿弥陀岳と西岳なのだが、春山といっても阿弥陀岳はまだ敷居が高いのでいまなら西岳となるが、最後の雪山が楽しめる天狗岳も捨てがたい。
どちらかにしようか? と思いながらともかく出かけ、小渕沢ICでおりた。 時間を見るともう7時半近く。
唐沢鉱泉までまだ1時間はかかるし、天狗岳を周回するには帰着が遅くなってしまうので西岳に決定。
富士見高原に向かい、ゴルフ場に隣接するスキー場の一番先に停める。
家人に富士見高原から西岳に日帰りすることを告げ、8時過ぎに出発。
標準コースタイムは往路3:25、 帰路2:30と日帰り山行には程々である。
最近は軽い日帰り用22Lザックで軽量化を図るばかり。 今回は宿泊用の28Lザックで軽量化を意識せず詰め込む。 悲しいかな体力維持しないと年々衰えていく年代なのだ。
天狗岳を登るということでピッケルもつけたままの冬支度。
登山口は富士見高原ゴルフ場の横から30分ほど林道を登る。
不動清水で西岳と網笠山に分岐。 この清水、おいしい!
左手に入りだだっ広い尾根筋の緩斜面を登っていきます。
数回林道を横切ります。
登山道は淀みのない坂道が続き、樹林帯に覆われ展望できるところはない。 山頂までほぼ一直線のコースなので単調かもしれません。
最後の林道横断ポイントの標高はなんと1,720M。
せっかくここまで自分の脚で登ったんで、いくら開放されていないとはいえ 目の前に林道が現れてほしくないものである。
ここから雪道となりやや急登。 見た目は腐り気味の雪だが、締まっているんで登りやすい。
所々凍結している箇所がありますが、アイゼンなし。
樹間から網笠山が見えてきたので、 もうすぐだろうと登っていくが なかなか開けてこない・・・・
頂上直下でようやく南東面の視界が開けてきた。
11時10分に西岳山頂へ到着。
また網笠山の南陵越しに見える富士もなかなかいいアングルだが これも春霞でおぼろ。
この西岳からは権現岳がカッコよくみえる。
南側が霞んでイマイチであるが、北岳、甲斐駒、仙丈岳の南ア北部の三山バランスよく見える。
入笠山越しに中央アルプスが一望。
かろうじて樹間に阿弥陀岳と赤岳の両雄が見える場所があった。
山頂は御嶽以北方向から権現岳までのアングルが樹林に覆われ乗鞍・北アルプス・頸城・蓼科山・天狗~赤岳までの眺望が遮られているのが残念である。 奥秩父・大菩薩は網笠山に阻まれて見えないのは致し方ないが、 恵那山のように木製の展望台でもあれば北側の展望が開ける?
隣の網笠山はその名の通り笠のようなピーク、 360度の視界で圧倒的なパノラマビューが望める。 とくに北アルプスが一望できるのは圧巻。 富士山の眺めもほぼパーフェクトである。 標高差わずか125M程度なんだけど、網笠山のさえぎることのない天空感には及びもつかない。
どうせ登るんなら網笠山。 でも一度は登っておきたかった西岳です。
下山後わかりましたが、ほぼ同じ時刻にTerryさんがあの山頂から見下ろしていたようです。
山頂で出会った方は2名のみ、駐車場には結構車があったがほとんどは網笠山か権現岳に登られたんでしょう。
パワーのある方は網笠山と西岳を日帰りで登ることが出来ますが、私だったら5時頃出発しないと無理かも。
風もなく心地よい山頂で長居してしまった。
12:20に山頂を下山、下りは軽アイゼンをつけました。 登山口には14:10前に到着。
麓は桜が満開ですが、高速が渋滞する前に抜けたかったので寄り道もせず小渕沢ICへ向かった。
帰路の中央道からは満開の桜や甲府盆地の桃が目に入ります。 いい季節ですね。
追記:
先週レポした山の神神社の千本桜が登山道沿いに咲いているのが車窓から分かりました。
見頃はやはり今頃(4月中旬)です。
八ケ岳の主だった山で未踏の山が阿弥陀岳と西岳なのだが、春山といっても阿弥陀岳はまだ敷居が高いのでいまなら西岳となるが、最後の雪山が楽しめる天狗岳も捨てがたい。
どちらかにしようか? と思いながらともかく出かけ、小渕沢ICでおりた。 時間を見るともう7時半近く。
唐沢鉱泉までまだ1時間はかかるし、天狗岳を周回するには帰着が遅くなってしまうので西岳に決定。
富士見高原に向かい、ゴルフ場に隣接するスキー場の一番先に停める。
家人に富士見高原から西岳に日帰りすることを告げ、8時過ぎに出発。
標準コースタイムは往路3:25、 帰路2:30と日帰り山行には程々である。
最近は軽い日帰り用22Lザックで軽量化を図るばかり。 今回は宿泊用の28Lザックで軽量化を意識せず詰め込む。 悲しいかな体力維持しないと年々衰えていく年代なのだ。
天狗岳を登るということでピッケルもつけたままの冬支度。
登山口は富士見高原ゴルフ場の横から30分ほど林道を登る。
不動清水で西岳と網笠山に分岐。 この清水、おいしい!
左手に入りだだっ広い尾根筋の緩斜面を登っていきます。
数回林道を横切ります。
登山道は淀みのない坂道が続き、樹林帯に覆われ展望できるところはない。 山頂までほぼ一直線のコースなので単調かもしれません。
最後の林道横断ポイントの標高はなんと1,720M。
せっかくここまで自分の脚で登ったんで、いくら開放されていないとはいえ 目の前に林道が現れてほしくないものである。
ここから雪道となりやや急登。 見た目は腐り気味の雪だが、締まっているんで登りやすい。
所々凍結している箇所がありますが、アイゼンなし。
樹間から網笠山が見えてきたので、 もうすぐだろうと登っていくが なかなか開けてこない・・・・
頂上直下でようやく南東面の視界が開けてきた。
11時10分に西岳山頂へ到着。
また網笠山の南陵越しに見える富士もなかなかいいアングルだが これも春霞でおぼろ。
この西岳からは権現岳がカッコよくみえる。
南側が霞んでイマイチであるが、北岳、甲斐駒、仙丈岳の南ア北部の三山バランスよく見える。
入笠山越しに中央アルプスが一望。
かろうじて樹間に阿弥陀岳と赤岳の両雄が見える場所があった。
山頂は御嶽以北方向から権現岳までのアングルが樹林に覆われ乗鞍・北アルプス・頸城・蓼科山・天狗~赤岳までの眺望が遮られているのが残念である。 奥秩父・大菩薩は網笠山に阻まれて見えないのは致し方ないが、 恵那山のように木製の展望台でもあれば北側の展望が開ける?
隣の網笠山はその名の通り笠のようなピーク、 360度の視界で圧倒的なパノラマビューが望める。 とくに北アルプスが一望できるのは圧巻。 富士山の眺めもほぼパーフェクトである。 標高差わずか125M程度なんだけど、網笠山のさえぎることのない天空感には及びもつかない。
どうせ登るんなら網笠山。 でも一度は登っておきたかった西岳です。
下山後わかりましたが、ほぼ同じ時刻にTerryさんがあの山頂から見下ろしていたようです。
山頂で出会った方は2名のみ、駐車場には結構車があったがほとんどは網笠山か権現岳に登られたんでしょう。
パワーのある方は網笠山と西岳を日帰りで登ることが出来ますが、私だったら5時頃出発しないと無理かも。
風もなく心地よい山頂で長居してしまった。
12:20に山頂を下山、下りは軽アイゼンをつけました。 登山口には14:10前に到着。
麓は桜が満開ですが、高速が渋滞する前に抜けたかったので寄り道もせず小渕沢ICへ向かった。
帰路の中央道からは満開の桜や甲府盆地の桃が目に入ります。 いい季節ですね。
追記:
先週レポした山の神神社の千本桜が登山道沿いに咲いているのが車窓から分かりました。
見頃はやはり今頃(4月中旬)です。