********************************************
前週は、雲取山の日帰りで約8時間 しっかりと歩けれた。
今週は歩行時間5時間以内の近場の山を歩くことにしました。
奥武蔵に行くつもりでしたが、 天気予報では晴れなんで 展望の良さそうな山に変更。
月初に登った陣馬山の奥にある生藤山に決定。
今回は自宅で朝食をとって出かけたんで、山行としては遅出。
武蔵五日市を経由して、檜原から上川乗へ#58974;。 分岐となり、真直ぐ行くと数馬へ 左は上野原へ。
登山口は左に2百M程いくとありました。横に駐車スペースがありましたが、雪で覆われています。
コースも北面を登っていくので雪と凍結が気になる、 嫌な予感がしてスキップ。
そのまま 甲武トンネルを抜けて上野原方面へ。
上野原の井戸という集落から登ることにしました。 たぶんここが生藤山への最短ルートです。
上野原からのバス停・井戸から数分、 軍之利神社への分岐まで5分ほどの空き地に駐車。
富士山が見えます。 分岐から生藤山まで約1時間半のコースタイムです。 9:50 出発。
軍乃利(ぐんだり)神社への鳥居(最初の鳥居です)、 この先の道は一部凍結していました。
神社への二番目の鳥居と長い階段ですが、 左の沢沿いの車道を進みます。
駐車場がこの近くにありますが、 参拝者用と書かれてあります。
三番目の鳥居をくぐって、小ダム(堰)の横を沢沿いに登っていきます。
雪は予想より少なくアイゼンはつけず。
沢の奥まったところにある第四の鳥居をくぐると 奥の院。
神秘的です、 このかつらの巨大な木は天然記念物だそうです。
超ド級の存在感、 枝が天を覆っています。
パワースポットといってもいい程の不思議な感覚に包まれます。
ここで安全登山を祈願して参拝、 神社の左から裏に右手に回り込む登山道を登る。
登山道はずっと雪道ですが、深くなく凍結もないんで 登山靴のままで登れます。
沢から尾根へつづら折りの登山道を登っていく。 この日はアイゼンは最後まで着けませんでした。
尾根に出ます。 ここが三国峠のようです。
ほどなく三国山です。 生藤山への巻道もあり。
三国山山頂ですが、 空はどんより。 こんなはずではなかった。 麓では晴れていたのに・・・
往きは三国山を通過するだけ、 2百メートルほど先にある生藤山へ。
11:20 生藤山山頂。
上川乗から登られた方がいらっしゃいました。 やはりアイゼンを付けて登られたそうです。
北側の笹尾根は雪が残って一部凍結しているようです。
冬だから落葉して明るいが 唯一開けている南西面を眺めると 富士が頭を隠していた。
今回は好天と展望を期待して記録用のカメラ以外にメインカメラをザックに入れてきたが これでは無駄だった。
最近の山行記録用には防水、耐寒、耐衝撃のTOUGH TG-850。
超広角で 液晶モニターが反転して 自撮りが出来ます。
昨秋 ポロシリでは沢遡行でカメラが水没しNG。 十勝岳では雪と寒さで直ぐ起動せず レンズも雲ってしまった。
今までの山行のなかでも格別に印象深い山行であったのに まともな写真が撮れなかったのはガッカリ。
二の舞は繰り返したくないんで、タフなアウトドア用のコンデジ にしました。
レンズが小さいのに16Mピクセルですが、実写サイズで見てみると塗り絵の様にべったり。画質は全くダメですが山行記録用のサブカメラと割り切る。キビしいコースや荷物を軽くしたい場合は、このTOUGHを優先。
最近ここ一年は 携行するメインカメラはこの
PENTAXのMX-1が多い。
これもコンデジであるが、MX-1はなかなかよく出来た’こだわり’のコンデジです。
画素センサーのサイズは1/1.7と一般的なミラーレス一眼と同じ。
レンズは大口径でF1.8~F2.5と明るい。 しっかりボケるし、室内でもフラッシュは不要です。
画素数は1200万画素ですが、標準ズームを装着して撮ったミラーレスよりもAFのピント精度は優れているし、画質も良くコンデジのレベルでは云うことなし。
価格コムの満足度ランキングでもずっと最近まで一位でした。
欠点は約400グラムと重くてデカい。 ミラーレスとほぼ同一の重さとサイズ。
なぜそんなに重いのかというと、 上下の天板と底板は強度を上げるために真鍮で出来ています。でも、手にしっくりなじみ構えやすい。
あとは、フィルターが付けられないこと、レンズカバーがキャップであることが面倒でマイナスポイント。後付のオートレンズキャップを付けてますが、これはあまり似合わない。
真鍮のプレートにはクロームメッキをかけてますが、コーナーをサンドペーパーで磨きアンティーク仕上げに。
(買ってすぐにMX-1のホームページを見て衝動的に。) (笑)
真鍮の地肌が出てレトロな 銀塩カメラの雰囲気です。 今までのデジカメとは違いいつまでも持っていたいという所有感が感じられる不思議なカメラです。 クラッシックな革のカメラケースもつけてみました。
真鍮の天板のメッキが摩耗してブロンズ色になるまで使いたいです。 その前に使用者が摩耗してお陀仏? (笑)
生藤山の展望は期待ほどよくありません。 三国山のほうが西側の展望が開けていますので休憩にはお奨めです。
富士山は雲に覆われたまま。
大菩薩嶺。 縦走してみたいんですが あの稜線は風が強そう。
富士がくっきり現れるのを待ちましたが NG。 下山します。
帰路は軍乃利神社本殿に寄る、天屋根は雪よけ??? こんな神社初めて見ました。
奥の院といい、 神秘的なイメージの神社です。
井戸集落への坂道から 雲がとれた富士山が! 下山したら・・・・ こんなことはよくあります。 (笑)
県道(棡原藤野線)からの笹尾根。 右奥の山は熊倉山? ここからは三国山、生藤山は見えないようです。
駐車した場所から 雲がとれた富士山をMX-1、光学4倍ズームXデジタルズーム2倍で撮ってみました。
青空ならもっとスッキリと映えた絵になるんですが・・・・